🇩🇪 ドイツのビザ取得に必要な、ドイツ語Goethe A1試験の勉強法とは?!
こんにちはマキシーです!今回は、よく質問のあるドイツ語ゲーテA1の試験のための勉強法についてご紹介していきます。
ドイツ語Goethe A1試験は、過去問を練習することが大事
私のYouTubeチャンネルの視聴者さん、ドイツ語を教えているオンラインサロンの生徒さんなど、さまざまなかたからゲーテA1の試験の勉強方法について質問を頂くことが多かったです。
合格に向けて何よりも大事なことは、A1の過去問を繰り返し練習することです。高校や大学などの試験対策でも過去問を解くことは定番ですが、ゲーテA1も同じです。過去に出題された内容と似たような問題が出ることもありますし、それぞれの問題を解くのにどのくらいのスピードが必要なのかも把握することができます。
ゲーテA1に対応した教科書などを使って基礎力を高めながら、本番にチャレンジする実力が身についてきたら過去問に力を入れるような勉強をしていくのがいいでしょう。模擬試験はWebで無料ダウンロードできますし、有料で過去問を買うこともできます。
ドイツ語Goethe A1試験の概要
ゲーテ試験のA1は「Fit in Deutsch 1(10歳から16歳までが対象)」と「Start Deutsch 1」の2種類あり、17歳以上のかたはStart Deutsch 1を受けることになります。
試験内容は以下の4つで構成されていて、4つすべてにおいて60点以上を取らなければなりません。
リスニング(Hören):制限時間20分の聞き取り試験
リーディング(Lesen):制限時間25分の読解試験
ライティング(Schreiben):制限時間20分の作文試験
スピーキング(Sprechen):制限時間15分の会話試験
A1はゲーテ資格の中でもっとも簡単ですが、少し勉強しただけで合格できるほど甘くはありません。過去問をチェックしてみましたが、電車の到着時刻や手紙など、日常生活で使うような文章も多く、A1のレベルはそのままドイツ国内でも通用するレベルになっています。
A1はドイツ語のレベルを証明するために取るだけではなく、ドイツオペア留学やドイツ滞在ビザを取得する際に必要となるので、このような目的のためにA1を取るかたも多いです。
ゲーテ試験は世界中にある会場でおこなわれますが、日本の場合は東京都、大阪府、京都府で開催されます。
ゲーテ試験のリスニング(Hören)
聞き取りの試験は、「2回聞くことができる問題」と「1回しか聞くことができない問題」があります。
過去問では、数字を使った問題が多く出てくるため、時間など数字に関しては徹底的に勉強しておきたいところです。
基本的に2回聞ける問題はまだ聞き取りやすいですが、1回しか聞くことができない問題は難しいです。過去問を繰り返して慣れておきましょう。単純な話、日本語でも1度しか聞くことができない状況で回答せよと言われると、内容によっては難しいですよね。
ゲーテ試験のリーディング(Lesen)
読み取り試験は、同一単語のひっかけ問題に注意しましょう。
同じ単語があるからといって必ずしもその単語が答えになるとは限らず、ひっかけてくることがあります。
そのほか、リーディングでも数字が出てくることが多いので、数字には慣れておくほうがいいですね。
ゲーテ試験のライティング(Schreiben)
書く試験はA1にしては少し難しい印象でした。問題を読んだ上で解答欄に答えを書く必要があり、読解力も求められます。文法や単語などドイツ語の基礎力をしっかり勉強しておきたいところです。
そもそも、ライティングが苦手というかたは先生に教えてもらうなど、独学ではなくしっかりとプロに習うほうがいいかもしれません。
ゲーテ試験のスピーキング(Sprechen)
今回のA1では、会話の試験は自己紹介やお願いなどの内容でした。毎回、ランダムなお題となるので、スピーキングも過去問を参考にしながらドイツ語で話す練習を繰り返しておくのがいいでしょう。
単語を選んでスピーキングする、絵を選んでスピーキングするなど、その場でパッと会話ができるレベルが求められるので、難易度は高いです。