ドイツ料理 ビールを飲みながらマッシュポテトを作ったよ!
ドイツ料理 ビールを飲みながらマッシュポテトを作ったよ!
今回はRaluちゃんとコラボで一緒にマッシュポテトを作りました♪
Raluちゃんはドイツのお隣のフランスに1年住んでいて、ケーキや料理の勉強をしていたから、料理やお菓子の動画をアップしています。ヨーロッパが大好きでドイツも大好きなRaluちゃんと2人で何かドイツ料理一緒に作れないか!?とで話していたところ、ドイツはジャガイモの国だから・・・ドイツ風のマッシュポテトを作ろう!となりました♪
今回はビールを飲みながら楽しく料理をします!ドイツビールはコンビニに売っていません。楽天にドイツビールの飲み比べセットが売っているからそこで是非買って見て下さい。とっても美味しいですよ。
今回は時間がなくて、楽天でドイツビールが買えなかったので、コンビニで日本のビールを買いました。日本のビールを飲みながら、ドイツ風マッシュポテトを作っていきますよ!
「Prost!!(乾杯!!)」
アルコール飲みながら作ったらより楽しいですよね。
それではLet’s cooking♬
1.ジャガイモの皮を剥く
Maxie「ジャガイモは一番可愛いおばあちゃんから1番可愛いジャガイモを買ってね。」
Raluちゃん「なんでおばあちゃんからなの?」
Maxie「だって、おばあちゃん可愛いから。おばあちゃんが近所で野菜売っていると安くて美味しい野菜じゃない!?だから可愛いおばあちゃんから買ってきたよ。」
Maxie「ドイツってジャガイモの国っていうイメージある?」
Raluちゃん「あるあるある!!」
Maxie「ドイツってジャガイモの種類が多いって知ってる?」
Raluちゃん「1回赤い皮のジャガイモを食べたことがある!美味しかった♪」
剥いた後、水に浸けるといいですよ!
理由は水に入れないとジャガイモが茶色に変色するからです。
2.ジャガイモを切る
マッシュしやすくする為にジャガイモを切ります。ジャガイモの種類によって違いますが、今回は固めのジャガイモなので切ります。
柔らかめのジャガイモもあるので、ゆですぎると簡単にマッシュしやすいですが、ゆで時間が短いとマッシュするのが難しいので、しっかりと茹でて下さいね。
3.ジャガイモを茹でる
鍋に水と塩を入れて、沸騰したら、ジャガイモを入れます。
今回は10分茹でますが、ジャガイモの種類や切り方によってゆで時間が違うので、調整して下さい。
爪楊枝で刺すとスッと入るまで、茹でるといいですよ。
4.ゆで汁を捨てて、マッシュ。その間に牛乳を温める
Raluちゃん「潰すの楽しい~♪」
Maxie「マッシュするのってストレス解消になるよね!」
5.温めた牛乳を少しずつ入れて伸ばす
滑らかになる程度に伸ばして下さい。
6.味付け
ドイツだと味付けにナツメグを入れます。でも必ず必要っていうわけではないです。
今回は塩コショウとナツメグ、バターで味を付けていきます。
ちなみに日本ではナツメグはパウダーで売っているところが多いですが、ヨーロッパでは実が売られています。使う時に削って入れているので、フレッシュで香りもとてもいいですよ。
バターを入れるので、高カロリーです。ドイツ料理ってカロリーが高いんですよ。
ドイツでは牛乳やバターがとても安いので、よく使います。それに、ドイツではマッシュポテトは貧乏ご飯です。でも、日本だと牛乳もバターは高いので、マッシュポテトは貧乏ご飯にはならないですね。
「できました~~~!!!」
山盛り・てんこ盛りのマッシュポテトです。
Raluちゃん「かき氷みたいな盛り付けだね。」
「美味しい~~♪」
みんなはビール飲みながら料理したことありますか?
ドイツビール、日本ビールどっちが好きですか?
是非作って見て下さい♪ナツメグ入れるのオススメです!
ドイツのジャガイモの種類
ジャガイモの国、ドイツのたくさんあるジャガイモをご紹介します!
下記品種は、調理中にボロボロにならず、切断面が滑らかでな特徴です。塩漬けポテト、フライドポテト、グラタン、サラダ、フライドポテトに適しています。
・ハイジ(承認2009):黄色の滑らかな肌と黄色の肌色の長い楕円形の球根
・サロメ(2001):楕円形で、形の良い塊茎、黄色の皮、黄色の果肉、熟成するとよく保存可能
・ベラナ(2000年の承認):楕円形の塊茎、品種リンダの後継者、きめの細かい黄色、肌色の黄色、濃い味
・カンピーナ(2009):楕円形の塊茎、黄色、滑らかな殻、黄色い肌色
・Cilena(1981):細長い塊茎、黄色い皮、黄色い肉は、最も人気のあるジャガイモの1つで、保存性に優れています
・ゴールドマリー(2013):長楕円形の塊茎、深黄色の果肉色
・Renate(1993):楕円形の塊茎、黄色い肌、黄色い肌
・Venezia(2009):非常に滑らかな黄色い肌、濃い黄色の肌色を持つ長楕円形の塊茎
・ディッタ(1991年の承認):高収量、長楕円形の塊茎、黄色の皮、黄色の果肉
・ニコラ(1973):高収量、長楕円形の塊茎、黄色の皮、淡黄色の果肉
・セルマ(1972):長楕円形の塊茎、黄色い皮、黄色い果肉
・アークラ(1975年の承認):丸楕円形の塊茎、黄色の皮、淡黄色の果肉
・ベルベル(1983):楕円形の塊茎、淡黄色の果肉のある黄色い皮
・クリスタ(1975):長楕円形の塊茎、黄色の皮、黄色の果肉
・レイラ(1988):楕円形の塊茎、黄色い皮、黄色い肌の色
・ロサラ(1990):長楕円形の塊茎、赤い皮、黄色い肉
・マラベル(1993年の承認):楕円形の塊茎、黄色い皮、黄色い肉
・アグリア(1985年の承認):楕円形の塊茎、黄色い皮および肉
・デジレ(1962):淡黄色の肉の入った赤いボウル
・グラノーラ(1975):丸い楕円形、黄色い肌、黄色い肉
・Quarta(1979):楕円形の塊茎、赤い目をした黄色の皮、黄色い肉
・Satina(1993):丸い楕円形の塊茎、黄色の皮、淡黄色の果肉
・Secura(1985):楕円形の塊茎、黄色の皮、肌の色
・Solara(1989):楕円形の塊茎、黄色の皮、黄色の果肉
・Cascada(承認2009):非常に高い収量、黄色の滑らかな殻、黄色い肉の楕円形の塊茎
・Donella(1990):多くの均一な楕円形の塊茎、黄色い皮、黄色い肉
・サニラ(1992):長楕円形の塊茎、黄色い皮、黄色い肌色
・Karlena(1988):丸楕円形の塊茎、黄土色の肌、淡黄色の果肉
・Adretta(1975年の承認):丸い塊茎、黄色い皮、淡い黄色い肉、ゆるい粉状からわずかに乾燥
・アマンダ(2006):黄色い皮の楕円形の塊茎、淡黄色の肌色
・Freya(1998):楕円形の塊茎、黄色、わずかに熟した肌、黄色い肌色、粉状でわずかに乾燥
・リカリア(1986):楕円形の塊茎、黄色い肌、淡い黄色の肉、ゆるい粉状でわずかに乾燥
・キジ(1997年に承認済み):粗い淡黄色の肌、淡黄色の肌色の丸楕円形の中型塊茎
・サトゥルナ(1970):丸い楕円形の塊茎、黄色い皮と黄色い肉、ゆるい粉状でわずかに乾燥
・トロイ(2010):高収量、黄色い皮、黄色い肉
青と赤色のジャガイモ
ドイツの市場では青や赤のジャガイモが出ています。また苗としてよく見られます。着色には、アントシアニンが関与しており、これには健康増進の効果があります。
レッドポテトの品種
・HeiderotNeuzüchtung(2013):原産国ドイツ、長楕円形塊茎、赤皮および赤肉、熟成中期、しっかり、バター味
・ハイランドレッドブルゴーニュ(レッドカーディナル):原産国イングランド(1902)、小麦粉料理、楕円形の塊茎、中期後半、強いゲシュマック
・ローズマリー(2004):原産国ドイツ、早朝に熟成、非常に長い楕円形の塊茎、ピンク色の肌とピンク色の果肉、クリーミー、やや脂っこい粘稠度、しっかり沸騰
ブルーポテトの品種
・Blue Anneliese(2004):原産国ドイツ、青い肌、紫色の肉、丸い楕円形の塊茎、早熟、しっかり、強い味
・ブルーバンベルガークロワッサン(非常に珍しい):原産国ドイツ、成熟期後半、細いクロワッサン、青い皮と赤みがかった青白の色の果肉、しっかりした、良い味
・ブルースウェード:原産国不明、楕円形の塊茎、黒紫色の皮と白紫色の肉、粉っぽい料理
保全品種
古い品種のジャガイモは、連邦議会によって保全品種と呼ばれています。ジャガイモのいくつかの品種は、高収量が得られない、加工に敏感である、また、様々な病気にかかりやすいため、産業用の大規模栽培には経済的ではありません。特定の種類のジャガイモは、味が良いため非常に人気があるため、小規模農家、有機農家、自宅庭で栽培されています。
・Ackersegen(1929):小麦粉で調理されたポテトの間で古典的、原産国ドイツ、成熟時間が非常に遅い、丸い楕円形の塊茎、黄土色の肌と黄色い肉、強いスパイシーな味
・バンベルガーリス(1870年頃):クループのような塊茎、晩熟、黄ピンクの肌と黄色の果肉、しっかりとした非常に良い味
新品種
毎年、いくつかの新しい種類のジャガイモが市場に出回っています。
・SF Balu(2014):早熟期、主に発情期、長楕円形の塊茎、赤い肌、黄色い肉
・トレニア(2012):早朝に熟成、硬沸騰、長楕円形の塊茎、黄色の皮、黄色い肉
・Wega(2010):早熟、主に萎縮、楕円形の塊茎、黄色い肌、濃い黄色の肌色
・ウェンディ(2011年):早朝に熟し、主に黄色い肌と黄色い肉の楕円形の塊茎をいじめます
ドイツでは沢山の種類のジャガイモがあります。種類や収穫のタイミングによって食感も違うので、ドイツに行った時はいろいろ試してみるのもいいですね。
ナツメグ
日本ではハンバーグを作る時にナツメグを使用しますが、ドイツでは今回のようにマッシュポテトにもナツメグを使用します。また、パウダー状のものではなく、種子を削って使用するので、ナツメグについて簡単に説明します。
ナツメグは、ニクズク属の樹木ニクズクの種子、または種子を挽いて粉末にしたスパイスです。
ナツメグ(にくずく)は、コショウ、クローブ、シナモンと並ぶ世界四大スパイスのひとつにも挙げられます。
ナツメグの香味は、甘くエキゾチックな香りですが、味はほろ苦く、料理では臭い消しや、香り付けに少量を使用します。
ナツメグとメースの香味は、よく似ていますが、ニースの方が、より香りが繊細で上品なようです。加熱すれば苦味は消えます。
ナツメグが採れるニクヅクの樹木は、7年から9年でようやく実がなり始める成長の遅い樹木です。成長した1本の木から500個から2000個の果実が収穫できるそうです。
ナツメグの果実は、アンズやスモモに似た黄色い実で成熟すると、木についた状態のまま、少し果皮が割れ、種子が現れます。
種子の周りを覆う、赤い網目状のものが仮種皮(かしゅひ)で、それを乾燥させたものがメースです。その赤い編み目は、芸術作品のようです。
そして、ナツメグは、このメースを取り除いた種子を2〜3ヶ月ほど天日干しで乾燥させます。その後、種子の中にある仁の部分が分離して、カタカタと動くようになります。そうしたら、種子を割り、中身の「仁」を取り出します。
出荷前にナツメグが発芽しないように、石灰液に3ヶ月浸して、乾燥させたら香辛料のナツメグの出来上がりです。
これだけ見ても、スパイスとしてのナツメグが出来上がるまでに、かなり手間が、かかっているのが分かりますね。
日本ではパウダー状のものが大半ですが、是非、実の状態のナツメグを買ってみてください。
パウダー状のものとは香りも味も違いますよ。
ジャガイモのドイツ料理
ジャガイモの国、ドイツのジャガイモ料理をご紹介します。
・ジャガイモ団子「クヌーデル」
ドイツの伝統的なジャガイモ団子のような料理です。潰したジャガイモに好きな物を混ぜて茹でればニョッキのようなモチモチ食感です。中に挽肉を入れたり、スープに入れたりと美味しいアレンジもできます。
茹でて裏ごししたジャガイモに小麦粉・塩・こしょう・ナツメグを入れて、団子状に丸めて茹でるだけです。ドイツの家庭料理なので、是非お試しあれ♪
・ジャーマンポテト「ブラートカートンフェルン」
副菜として、ビールのおつまみとして大人気です。
・ジャガイモの塩ゆで「ザルツカートフェルン」
最もクラシックな料理です。肉料理や魚料理、いろんな料理の副菜として定番です。
・ジャガイモの皮付き塩ゆで「ペールカートフェルン」
皮を剥かずにまるごと塩ゆでが美味しいです。熱いうちにバターと一緒に食べるのがドイツ流です。
・フライドポテト「ポムス」
日本のフライドポテトよりも太くて短く、ケチャップやマヨネーズと一緒によく食べられています。おやつとしてもGOOD!
・ジャガイモのオーブン焼き「オーフェンカートフェルン」
ローズマリーを添えて一緒に焼くといいですよ。ジャガイモの表面がパリパリしていて、オーブン任せの料理なので、楽です。
ジャガイモをざく切りにし、耐熱皿に並べてオリーブオイルをかけて200度のオーブンで30分~40分焼きます。焼き上がったら、塩を振って出来上がり♪
・ポテトサラダ「カートフェルンサラタ」
日本と同じようにマヨネーズペースのものとオイルとビネガーベースのさっぱりした味付けの2種類があります。
さっぱりした味付けのポテトサラダは冷たい場合もありますが、ほんのり温かいこともあります。
・ジャガイモのパンケーキ「カートフェルンプッファー」
デザートとしてではなく、メイン料理になります。
ジャガイモを細切りにして、卵と小麦粉を練り合わせ揚げた料理でリンゴムースと一緒に食べるのが王道で、塩気のあるジャガイモと甘酸っぱいリンゴムースの相性抜群です。
・ジャガイモのスープ
寒い冬の定番料理。ジャガイモのスープだけて一食として考えられることもあります。
・ジャガイモグラタン「カートフェルングラティン」
ジャガイモのみのシンプルなグラタンもあったり、ほうれん草などの野菜を合わせるグラタンもあります。
肉料理の付け合わせの場合もあるし、メイン料理としてもありますよ。
どれも美味しいので、是非作って見て下さい♪