札幌のクリスマスマーケット:2024 ミュンヘン・クリスマス市

札幌のクリスマスマーケット:2024 ミュンヘン・クリスマス市

もうすぐクリスマスですね☆

現在開催中の札幌のクリスマスマーケット2024 ミュンヘン・クリスマス市についてご紹介します!

 

札幌では、ドイツのミュンヘンと友好都市の関係があることから、「ミュンヘン・クリスマス市」が毎年開催されています。

 

実は日本で本場ドイツのクリスマスマーケットを体験できる貴重なイベントなんです!

冬の札幌は、美しいイルミネーションとともに、多くの観光客や地元の人々を魅了するイベントが満載で、その中でも特に注目されるのが、札幌市がドイツ・ミュンヘン市と姉妹都市提携を記念して始まった「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」です。

 

このイベントは、ドイツの伝統的なクリスマスマーケットを体験できる特別な機会を提供しています。

このクリスマスマーケットの魅力や楽しみ方を、YouTubeでの体験レポートや公式情報を交えながらご紹介します。

 

 

ミュンヘンとの絆:姉妹都市提携が生んだ冬の風物詩

札幌とミュンヘン。遠く離れた二つの都市は、1972年の札幌冬季オリンピックを契機に姉妹都市提携を結び、半世紀以上にわたり交流を深めてきました。

共に豊かな自然と文化を誇る都市として、多くの共通点を見せています。

 

札幌とミュンヘンは、地理的には遠く離れていますが、気候的には共通点があります。

どちらも内陸性気候で、夏は涼しく、冬は寒さが厳しいのが特徴です。

特に冬季の積雪は両都市の共通点であり、冬季スポーツが盛んな都市でもあります。

札幌は冬季オリンピックの開催都市として、ウィンタースポーツの施設が充実しており、ミュンヘン近郊にもスキーリゾートが点在しています。

 

姉妹都市としての交流は、文化、スポーツ、経済など多岐にわたります。

市民レベルでの交流も盛んに行われており、学生交換プログラムや文化交流イベントなどが開催されています。

特に、ビールを通じた交流は深く、札幌大通公園で開催される「さっぽろオータムフェスト」は、ミュンヘンのオクトーバーフェストを参考にスタートしたイベントです。

本場の雰囲気を再現した会場で、ドイツビールやソーセージを楽しむことができます。

 

また、ミュンヘンでも札幌の文化を紹介するイベントが開催されるなど、相互理解を深めるための取り組みが継続的に行われています。

両都市の都市計画にも、姉妹都市提携の影響が見られます。札幌の大通公園は、ミュンヘンの英国庭園を参考に設計されたと言われています。

広大な緑地は、市民の憩いの場としてだけでなく、都市景観の向上にも大きく貢献しています。

 

ミュンヘンでは、札幌の雪まつりにインスピレーションを受けた雪像の展示が行われたこともあります。

 

近年、地球環境問題への意識の高まりを受けて、両都市は環境分野での協力も強化しています。

再生可能エネルギーの導入や省エネルギー対策など、持続可能な都市づくりに向けた取り組みを共有し、互いに協力することで、より効果的な対策を進めていくことが期待されています。

札幌とミュンヘンは、姉妹都市として、文化交流や経済協力だけでなく、環境問題といった地球規模の課題にも共に取り組んでいます。

遠く離れた二つの都市が、互いの魅力を尊重し、協力関係を築くことで、それぞれの都市の個性を活かしながら、更なる交流の深化が期待されます。

 

 

2002年から始まったミュンヘン・クリスマス市は、今では札幌の冬の風物詩として定着しています。

本場ミュンヘンのクリスマス市をモデルに、ヒュッテと呼ばれる木の小屋が立ち並び、クリスマスオーナメントや工芸品、そしてドイツの伝統的な食べ物や飲み物が楽しめます。

このイベントは、単なる商業イベントではなく、両都市の文化交流の場としての役割も担っており、札幌市民にとって、ミュンヘンとの繋がりを身近に感じられる貴重な機会となっています。

 

 

ドイツと札幌のクリスマスマーケット

ドイツのクリスマスマーケットの歴史は古く、14世紀にまで遡ると言われています。

ドレスデンで開催される「シュトリーツェルマルクト」は、ドイツ最古のクリスマスマーケットとして知られ、600年以上の歴史を誇ります。

ニュルンベルクの「クリストキントレスマルクト」、ミュンヘンの「マリエンプラッツのクリスマスマーケット」など、各地で個性豊かなクリスマスマーケットが開催され、それぞれ独自の伝統や魅力を持っています。

 

クリスマスマーケットの中心となるのは、可愛らしい木製の屋台「ヒュッテ」。

ヒュッテでは、職人手作りのクリスマスオーナメントや工芸品、温かいグリューワインやホットチョコレート、そして地域特有のグルメなど、様々な商品が販売されています。

 

札幌のクリスマスマーケットも、そんなドイツの雰囲気そのままに楽しめちゃいます。

 

「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」は、毎年11月下旬から12月25日まで開催されるイベントで、大通公園2丁目を中心に繰り広げられます。

このマーケットは、2002年にスタートし、以来多くの人々に愛されています。

 

特徴は、ドイツの伝統的な屋台「ヒュッテ」が立ち並び、クリスマスグッズやドイツの食品を楽しめることです。

また、マーケット全体が温かいイルミネーションで彩られ、幻想的な雰囲気を醸し出しています。

 

職人手作りのクリスマスオーナメントや工芸品、温かいグリューワインやホットチョコレート、そしてドイツの伝統的なソーセージやプレッツェルなど、魅力的な商品が販売されています。

きらびやかなオーナメントは、クリスマスツリーを彩るだけでなく、大切な人への贈り物にもぴったりです。

見ているだけでも心が躍る美しい品々は、きっと特別なクリスマスの思い出を作ってくれるでしょう。

また、冷えた身体を温めてくれるグリューワインやホットチョコレートは、クリスマス市の定番。スパイスの効いた温かい飲み物を片手に、ロマンティックな雰囲気を満喫できます。

そして、ドイツの伝統的な味覚も忘れずに!ジューシーなソーセージや香ばしいプレッツェルは、クリスマス気分をさらに盛り上げてくれること間違いなしです。

 

今年も例年通り、伝統的なクリスマス飾りや食品が多く出店されています。

家族や友人、恋人と一緒に、クリスマスの魔法にかかったような空間で特別な時間を過ごせる、まさに心温まる体験ができる場所ですので、是非行ってみて下さい♪

 

美しいイルミネーション、心躍る音楽、そして美味しい食べ物と飲み物。

五感を刺激する魅力が詰まったこのイベントで、忘れられないクリスマスの思い出となること間違いなしです。

 

 

行ってみたらこんな感じだった!

マーケットに入るとまず目に飛び込んでくるのがイルミネーション!

キラキラ光るデコレーションの中にあるお店はまるでおとぎ話の世界。

伝統的なドイツのキャンドルホルダーや、雪を振らせるスノードームなど、かわいいものが目白押しでした!

「札幌バージョン」のデザインもあったりして、日本らしさがプラスされてるのもいい感じです♪

 

▽札幌のクリスマスマーケット:美味しいものもいっぱい!

もちろん食べ物も見逃せません!

ドイツ定番の「ソーセージ」や「ブレーツェル(ドイツ風のパン)」、それに「ホットワイン」までしっかり楽しめます♪

寒い中でホカホカのソーセージにマスタードとケチャップをたっぷりかけて食べると、最高です!

甘党の方にはチョコレートドリンクや生クリームたっぷりのデザートもおすすめですよ^^

クリスマスの雰囲気に包まれながら食べると、美味しさが倍増します。

 

▽札幌のクリスマスマーケット:飲食メニュー

• ソーセージとプレッツェル

ドイツの定番料理で、特にソーセージはケチャップとマスタードをたっぷりつけて楽しむのがおすすめ。

• ホットワイン(グリューワイン)

寒い冬には欠かせない、体を温めてくれる甘くスパイシーなドリンク。

• アイスバイン

ドイツの代表的な家庭料理で、豚のすね肉や豚足を塩漬けにして煮込んだ料理

• シュバイネ プラーテン

ドイツのバイエルン地方を代表する肉料理で、豚の塊肉を煮込んで作るローストポークです。

• スイーツ

シュトレン(ドイツの伝統的な甘いパン)、生クリームとチョコレートが絶妙に組み合わさったドリンクなど。

 

 

▽札幌のクリスマスマーケット:クリスマスグッズ

とっても可愛いクリスマスグッズもたくさんありました!

一部ご紹介します!

• 伝統的なキャンドルホルダー
木製で中にキャンドルを入れると優しい光を放つデザインが特徴的。

• スノードーム
サンタクロースやクリスマスツリーをテーマにした可愛らしいデザイン。

• ドイツ製の装飾品
クリスマスツリーのトップに飾る星型のオーナメントや、ノスク(くるみ割り人形)などが販売。

• グラスギャラリー

ガラスでできた可愛いクリスマスオブジェやピアス等。

 

是非素敵なクリスマスの思い出に買ってみてはいかがですか?

可愛いものばかりで選ぶのが大変かもしれませんね♪

 

 

ペットも楽しめる!

クリスマスマーケットでは、サンタのコスプレをした犬たちが目を引きます。

ペットも同伴できるため、家族全員で楽しむことができますよ。

かわいいサンタのコスプレをしたワンちゃんたちが集まる撮影会もあって、犬好きにはたまらない空間です。

家族で来ても楽しめる要素がたくさんあるので、みんなで行っても大満足になること間違いなしです!

 

 

本場と日本のクリスマスマーケットの違い

ドイツ人の視点から見ても、札幌のマーケットは本場ミュンヘンの雰囲気を忠実に再現されていました。

特に印象的なのは、以下のポイントです。

• 本場同様のアイテムの多さ
ドイツから直輸入された製品が多く、訪れるだけで異国の文化を感じられます。

• 温かい接客と日本ならではの配慮
多言語対応の案内や、日本の特色を活かした商品もあり、訪れる全ての人々が楽しめるよう工夫されています。

 

 

札幌の冬とクリスマスマーケット

札幌のクリスマスマーケットのもう一つの魅力は、雪とイルミネーションの美しさです。

会場のキラキラとした灯りと、雪景色が織りなす幻想的な風景でクリスマスにぴったりです。

特に、大通公園全体が光で包まれる様子は圧巻で、多くの観光客が記念撮影を楽しめます。

 

また、マーケットだけじゃなく、札幌の街全体がこの時期はイルミネーションで輝いているので、雪景色の中で見る光の演出は、まるで別世界です。

どこを見ても写真映えするスポットばかりで、ついついシャッターを切る手が止まりませんよ♪

 

また、公式サイトや各種SNSではイベントの最新情報が発信されていますので、訪問前にチェックしてみてください。

 

 

「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」は、寒さを忘れるくらい素敵な空間で、ドイツの伝統と日本のホスピタリティが融合した唯一無二のイベントです。

本場ドイツの雰囲気を味わいたい人にも、家族や友達とワイワイ楽しみたい人にもおすすめです!

 

クリスマスの雰囲気を存分に味わいながら、札幌の冬を楽しむ素晴らしい機会にぜひ足を運んでみてください!

Maxie Pickert

【講師紹介】Pickert Maxie(ピカット マキシー)

ボン大学、早稲田大学院卒業。14歳の時にドイツ語に訳された村上春樹の小説に出会い、日本に憧れる。16歳で、埼玉県の高校の1年間の交換留学プログラムを利用して初来日し、早稲田大学・大学院で日本語の勉強を継続。日本でドイツ語を勉強している人を手伝いたいという思いから、YouTubeチャンネルやTwitterを通じて定期的にドイツ・ドイツ語に関する情報発信している。

日本語能力試験1級 TOEIC 890

https://www.german-interpretation.com
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