German Culture, ドイツ語 数字 Maxie Pickert German Culture, ドイツ語 数字 Maxie Pickert

ドイツ語の数字について勉強していきましょう!

0 – null ヌル

1 – eins アインス

2 – zwei ツヴァイ

3 – drei ドライ

4 – vier フィーア

5 - fünフンフ

6 – sechs ゼクス

7 – sieben ズィーベン

8 – acht アハト

9 – neun ノイン

10 – zehn ツェーン

11以上はドイツ語では二桁以上の数字の読み方が日本語とは違います。

13は、日本語では「じゅうさん」すなわち「10+3」という順番で読みますが、ドイツ語では一の位を先に読むので、「dreizehn」すなわち「3+10」という言い方になります。

ドイツ語の数字


今回はドイツ語の数字について勉強していきましょう!





▽ドイツ語 数字 読み方

ドイツ語の数字は、英語や日本語と比べると少し難しく感じるかもしれませんが、基本的なルールを理解すれば、簡単に覚えることができます!



まず、0から9までの数字は、英語や日本語と同様に、それぞれ0(zero)から9(nine)までの単語で表されます。

ドイツ語 数字 0

0 – null ヌル



1 – eins アインス

2 – zwei ツヴァイ

3 – drei ドライ

4 – vier フィーア

5 - fünフンフ

6 – sechs ゼクス

7 – sieben ズィーベン

8 – acht アハト

9 – neun ノイン

10 – zehn ツェーン



11以上はドイツ語では二桁以上の数字の読み方が日本語とは違います。

13は、日本語では「じゅうさん」すなわち「10+3」という順番で読みますが、ドイツ語では一の位を先に読むので、「dreizehn」すなわち「3+10」という言い方になります。

23は、3+20= drei und zwanzig

33は、3+30= drei und dreißig

となります。



11 – elf エルフ

12 – zwölf ツヴェルフ

13 – dreizehn ドライツェーン

14 – vierzehn フィルツェーン

15 – fünfzehn フュンフツェーン

16 – sechzehn ゼヒツェーン

17 – siebzehn ズィープツェーン

18 – achtzehn アハツェーン

19 – neunzehn ノインツェーン



また、3桁以上の数字になると、先に百の位を言います。

ややこしいですが、

百の位→一の位→十の位

という順番で読みます。

例えば、「123」は、hundert drei und zwanzig = 100+3+20

4桁以上も同じで、

「千の位→百の位→一の位→十の位」となります。



十の位を必ず最後に言うようになります!





【10の倍数】ドイツ語 数字 3桁

10から100まで、10の倍数の数字は以下のようになります。



10 – zehn ツェーン

20 – zwanzig ツヴァンツィヒ

30 – dreißig ドライスィヒ

40 – vierzig フィルツィヒ

50 – fünfzig フュンフツィヒ

60 – sechzig ゼヒツィヒ

70 – siebzig ズィープツィヒ

80 – achtzig アハツィヒ

90 – neunzig ノインツィヒ

100 – hundert フンダート



100から999までの数字は、「-hundert」を語尾につけた数字で表されます。

例えば、100は「einhundert」、200は「zweihundert」、900は「neunhundert」となります。ただし、101から199、201から299、901から999など、100の位の数字が1の場合には「-eins」で繋げる必要があります。

例えば、101は「einhunderteins」、333は「dreihundertdreiunddreißig」となります。





【100の倍数】ドイツ語 数字 6桁



100から1000まで、100の倍数の数字は以下のようになります。



100 – hundert フンダート

200 – zweihundert ツヴァイフンダート

300 – dreihundert ドライフンダート

400 – vierhundert フィーアフンダート

500 – fünfhundert フュンフフンダート

600 – sechshundert ゼクスフンダート

700 – siebenhundert ズィーベンフンダート

800 – achthundert アハトフンダート

900 – neunhundert ノインフンダート

1000 – tausend タウゼント



1,000から999,999までの数字は、「-tausend」を語尾につけた数字で表されます。例えば、1,000は「tausend」、10,000は「zehntausend」、ただし、数の桁数が4以上の場合は、「-und-」をつないで表現します。

999,999は「neunhundertneunundneunzigtausendneunhundertneunundneunzig」となります。







【上位の数字】ドイツ語 数字 6桁

1000以上の数字は、以下のように読みます。



10,000 - zehntausend

100,000 - hunderttausend

1,000,000 - eine Million

1,000,000,000 - Milliarde

1,000,000,000,000 - Billion

1,000,000,000,000,000 - Billiarde

1,000,000,000,000,000,000 - Trillion

1,000,000,000,000,000,000,000 - Trilliarde

1,000,000,000,000,000,000,000,000 - Quadrillion

1,000,000,000,000,000,000,000,000,000 - Quadrilliarde



1,000,000から999,999,999までの数字は、「-million」を語尾につけた数字で表されます。例えば、

1,000,000は「eine Million」

10,000,000は「zehn Millionen」

999,999,999は

Neunhundertneunundneunzig

 Millionen neunhundertneunundneunzigtausendneunhundertneunundneunzig



523 724 981 621

Fünfhundertdreiundzwanzig Milliarden siebenhundertvierundzwanzig Millionen

 neunhunderteinundachtzigtausendsechshunderteinundzwanzig





注意点としては、ドイツ語では100を表す「hundert」という単語が、複数形の「hunderte」になる場合があること、また、1,000から1,999までは「eintausend」という表現をする場合があることです。





▽ドイツ語の数字の読むコツ ドイツ語 数字 覚え方

日本語では「10000」をひとつの区切りとして数を数えますが、ドイツ語は「1000」をひとつの区切りとしています。

また、ドイツでは大きな数を書く場合、「100.000」というように1000の単位をピリオドで区切ります。

そのようにすると読みやすくなるので、是非意識して練習しましょう!



・357.582 → ドライフンダートズィーブンウントフンフツィクタウンゼント・フンフフンダートツヴァイウントアハツィク



・83.019.213 → ドライウントアハツィクミリオーネン・ノインツェンタウゼント・ツヴァイフンダートドライツェン





▽数字の綴り方 ドイツ語数字のルールを覚えてみよう

ドイツ語の数字は、日本語と同じように綴り方にルールがあります。



1から12までは、綴り方が特別規則を必要とせず、慣用的な綴り方があります。13から19までの数字は、-zehn(10)をつなげます。20から99までの数字は、「-und-(and)」をつなぐことが基本的なルールとなります。

<例>

13 - dreizehn

24 - vierundzwanzig

50 - fünfzig

82 - zweiundachtzig



百の位から、三桁の数字は、「und(and)」をつなぐことが基本的なルールとなります。

<例>

142 - einhundertzweiundvierzig

582 - fünfhundertzweiundachtzig



四桁の数字からは、「-tausend(thousand)」をつなげます。

<例>

1000 - tausend

2573 – zweitausendfünfhundertdreiundsiebzig





▽小数点以下 ドイツ語 数字 ルール

英語では小数点をピリオド(.)で表しますが、ドイツ語ではコンマ(,)を使いますので、要注意です!



マイナスの場合は 頭に minus を付けて minus fünf Grad (零下 5度) のようになります。



小数点は Komma「,」で、小数点以下が2桁の場合は 2桁セットで読むこともあります。



0,1 null Komma eins

0,5 null Komma fünf

38,5 achtunddreißig Komma fünf

1,25 eins Komma zwei fünf または eins Komma fünfundzwanzig

3,14 drei Komma eins vier または drei Komma vierzehn





▽ドイツ語で分数 

ドイツ語の分数は基本的に英語と同じ法則です。

分子を基数で表し(ただし1はeinsではなくein)、分母は序数に-elをつけて作ります。分子を先に読みます。

 ein Drittel アイン ドリッテル 1/3

 vier (und) drei Fünftel フィーア ウント ドライ フュンフテル 4と3/5

 1/2はein Zweitel アイン ツヴァイテル でもかまいませんが、

(ein)halb (アイン)ハルプ「半分」を使う方が一般的です。



なお、分母は大文字で書かれることも小文字で書かれることもあります。

•1/2 die Hälfte/ ein Halb

•1/3 ein Drittel

•1/4 ein Viertel

•1と1/2 ein(und)ein Halb





3/4は、1/4が3つある、ということなので、3×1/4=drei viertel(ドライ フィアテル)と表します。



<例>

30分 =eine Halbe Stunde

前半 =die erste Hälfte

後半 =die zweite Hälfte

わたしはリンゴを1/4食べました。=Ich habe ein Viertel des Apfels gegessen.





▽ドイツ語で時間に関する数字

時間は、ちょうど00分の時には、基数で時を言い、Uhr「時」を添えます。

 Es ist drei Uhr. エス イスト ドライ ウーア 3時です。

 Es ist elf Uhr. エス イスト エルフ ウーア 11時です。



30分はhalb「半分」、15分はein Viertel「四分の一」、45分はdrei Viertelを使います。これらは時間の前に言います。そして、時間は次に来る時間を言います。

 Es ist halb drei. エス イスト ハルプ ドライ 2時半です。

 Es ist drei Viertel zehn. エス イスト ドライ フィアテル ツェーン 9時45分です。



それぞれ3時半、10時45分ではないことに注意してください。

次に来るのが3時、10時なので、2時半、9時45分です。



前置詞nach「~を過ぎて」、vor「~の前」を使って表すことも出来ます。

 Es ist halb nach drei. エス イスト ハルプ ナッハ ドライ (3時を過ぎて半時間です=)3時半です。

 Es ist ein Viertel vor zehn. エス イスト アイン フィアテル フォア ツェーン (10時の四分の一時間前です=)9時45分です。



00分、15分、30分、45分以外の細かい時間を言うときには、基数とMinute「分」を使います。

また、午前はvormittag、午後はnachmittagです。

 Es ist elf Minute nach sechs nachmittag. エス イスト エルフ ミヌーテ ナッハ ゼクス ナッハミットターク 午後6時11分です。

 Es ist zwanzig Minute vor acht vormittag. エス イスト ツヴァンツィヒ ミヌーテ フォア アハト フォアミットターク 午前(8時の20分前=)7時40分です。



数字をそのまま読む読み方もあります。時間+Uhr+分、という順番です。時刻表など、主に正式な場ではこちらの言い方を使います。

 3:17 drei Uhr siebzehn ドライ ウーア ズィープツェーン

 8:43 acht Uhr dreiundvierzig アハト ウーア ドライウントフィアツィヒ





▽ドイツ語で日付

まずは、月の名前を覚えましょう。



1月 Januar ヤヌアール 門の神ヤヌスの月

2月 Februar フェーブルアール 清めの月

3月 März メルツ 戦争の神マルスの月

4月 April アプリル 不明

5月 Mai マイ 大地の女神マーイアの月

6月 Juni ユーニ 神々の女王ユーノーの月

7月 Juli ユーリ ユリウス・カエサルの月

8月 August アウグスト アウグストゥス帝の月

9月 September ゼプテンバー 7番目の月

10月 Oktober オクトーバー 8番目の月

11月 November ノヴェンバー 9番目の月

12月 Dezember デツェンバー 10番目の月



月の名前は全てローマ帝国の言い方を継承しています。

9月が7番目、10月が8番目、11月が9番目、12月が10番目という名前は、古代ローマにおいては農耕を行わない冬の間は暦がなく、3月に1年が始まっていたことに由来します。



なお、日付は序数を使います。

 Heute ist der 3. Dezember. ホイテ イスト デア ドリッテ デツェンバー 今日は12月3日です。



副詞的に日付を使う場合、4格にします。これを「時間の4格」といいます。

 den 16. Februar デン ゼクツェーンテン フェーブルアール 2月16日に





《基数》

名詞として記述する場合は女性名詞として扱われ、複数形の語尾には-enを付けます。

<例>

die Einsen、die Zweien



1は後続の名詞の性により変化します。



格 男性 女性 中性

1格(主格) ein eine ein

2格(属格) eines einer eines

3格(与格) einem einer einem

4格(対格) einen eine ein



2以上は基本的に変化しませんが、次のような例外があります。

・2と3は他に書くを明示する限定語がない場合には、2格(属格)の語尾に-er、3格(与格)語尾に-enを付けます。

<例>zweier、dreien



・42以上を名詞的に用いる場合には、3格(与格)の語尾に-enを付けます。

<例>vieren



・Million (100万)、Milliarde (10億)、Billion (1兆)は女性名詞として扱われ、最上位の数が2以上で端数がない場合には、Millionen、Milliarden、Billionenという複数形になります。

<例>zwei Millionen (200万)





《序数》

後続の名詞の性により語尾変化します。



<定冠詞(類)+序数詞+名詞>

格 男性 女性 中性 複数

1格(主格) -e -e -e -en

2格(属格) -en -en -en -en

3格(与格) -en -en -en -en

4格(対格) -en -e -e -en



<序数詞+名詞>

格 男性 女性 中性 複数

1格(主格) -er -e -es -e

2格(属格) -en(es) -er -en -er

3格(与格) -em -er -em -en

4格(対格) -en -e -es -e



<不定冠詞(類)+序数詞+名詞>

格 男性 女性 中性 複数

1格(主格) -er -e -es -e/-en

2格(属格) -en -en -en -er/-en

3格(与格) -en -en -en -en

4格(対格) -en -e -es -e/-en





・序数は原則として4から19までは基数に-tを、20 以上は-stをつけます。序数は付加語として使われ、形容詞の語尾変化をします。

 mein zweiter Computer (私の2台目のコンピュータ)



・序数は日付けの表現に使われます。

 Der wievielte ist heute? / Den wievileten haben wir heute?

(今日は何日ですか)



Heute ist der 26.(sechsundzwanzigste) September.

Heute haben wir den 26.(sechsundzwanzigsten) September.

(今日は9月26日です)



Am wievielten (Wann) sind Sie geboren?

(いつお生まれですか)

Ich bin am 26. September 1968 geboren.

(1968年9月26日に生まれました)



・序数は西暦年数の表現に使われます。1099年まではふつうの基数と同じように読みます。 1100年以降 1999年までは100の単位で区切って読みます。

1099 tausendneunundneunzig

1100 elfhundert

1968 neunzehnhundertachtundsechzig



2000年以降はまた基数と同じ読み方になります。



 2002 zweitausendzwei



・手紙の日付けも序数で表されます。

 Fukuoka, den2.(zweiten) Januar 2002



または次のように簡略化されて表されます。



Fukuoka, den2. 1. 2002(den zweiten ersten zweitausendzwei)

Fukuoka, 2. 01. 2002(zweiter erster zweitausendzwei)





▽数字の表記

通常は、基数にはアラビア数字が、序数にはアラビア数字またはローマ数字が用いられます。

序数の表現は「数字+フルストップ(ピリオド)」が基本です。「数字+接尾辞」の形式もあり、接尾辞にはste、te、terなどが用いられます。

例)

1., 2., 3., 4., 5. ...

1ste, 2te, 3te, 4te, 5te ...





▽ドイツ語の数え方

ドイツ語において、何個の物を数える際には、次のようになります。



1つ - eins

2つ - zwei

3つ - drei

4つ - vier

5つ - fünf

6つ - sechs

7つ - sieben

8つ - acht

9つ - neun

10つ – zehn





▽数詞に関連する用語

数詞とともに用いられる用語には、下記のようなものがあります。



意味

用語

省略形

edition, impression

Auflage

Aufl.

edition

Ausgabe

Ausg.

volume

Band

Bd.

volumes

Bände

Bde.

volume

Jahrgang

Jahrg.

number, part

Heft

H.

issue, number, part

Lieferung

Lfg.

number

Nummer

Nr.

year

Jahr



part

Abteilung, Abtheilung

Abt.

part, volume

Teil, Theil

T.

ページ

page

Seite

S.





▽ドイツ語で数を用いた表現

名詞の前に数が付く場合、1 のときは不定冠詞で、名詞に従って格変化します。

2以上の場合は変化しません。



Meine Mutter wird 50 (Jahre alt).

(母は50歳になります。)



Sie ist Anfang dreißig.

(彼女は30代前半です。)



Ich bin Suzuki, Zimmernummer 216.

(216号室の鈴木です。)



Ein Pfund sind 500 Gramm.

(1ポンドは500グラムです。)



Die Tür ist einen Meter breit und zwei Meter hoch.

(そのドアは幅が1メートルで高さが2メートルです。)



Er lernt zwei Stunden am Tag.

(彼は1日2時間勉強しています。)



Er hat mehr als tausend Bücher.

(彼は千冊以上の本を持っています。)



Der Lehrer zählte seine Schüler.

(先生は生徒の人数を数えました。)



Die Buchhalterin schrieb die Zahlen ins Hauptbuch.

(会計士は元帳に数字を書き入れました。)



Ich habe zwei Schwester. Die eine ist in Berlin und die andere ist in New York.

(私には2人の姉妹がいます。1人はベルリンに、もう1人はニューヨークにいます。)









以上のようにドイツ語には、基本的な数字は、0から10までです。

10の倍数や100の倍数は、特殊な読み方がされます。

また、数字を綴る場合もルールがあります。

数え方についても、基本的に1から10までの数字を使用します。

ドイツ語の数字を覚えるコツとしては、まず基本的な1から10までの数を覚え、次に11から19までの数を覚えることです。

その後は、20から99までの数を覚えることをオススメします。

最後に、100以上の数を覚えると、ドイツ語の数字に慣れてきたと感じることができますよ。

ドイツ語の数字に慣れるためには、日常生活で数字を使う際に積極的に練習することが必要ですので、どんどん使っていきましょう!



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【ドイツ人ネイティブ先生】ドイツ語で時間の詳しいルール⏰ ドイツ語の数

今回はドイツ語で時間の言い方を勉強していきたいと思います。

時間の言い方はいろいろあります。日常会話の時間は12時間制となっています。例えば、友達との待ち合わせで朝の7時なのか、夜の7時なのかを確認しながら、約束をします。19時に会おう!とは言いません。

 

まず大事 必要なこと下記になります。

Nach~ (~の後に)

Vor~ (~の前に)

Viertel (15分(4分の1))

Halb (30分(半分))

ネイティブのドイツ人にとっても難しく、理解が大変ですが、大事なことなので是非覚えましょう!

今回はドイツ語で時間の言い方を勉強していきたいと思います。

時間の言い方はいろいろあります。

ネイティブのドイツ人にとっても難しく、理解が大変ですが、大事なことなので是非覚えましょう!

 

ドイツ語で12時間制(話し言葉)

まず、日常会話の時間は12時間制となっています。例えば、友達との待ち合わせで朝の7時なのか、夜の7時なのかを確認しながら、約束をします。19時に会おう!とは言いません。

 

まず大事 必要なこと下記になります。

Nach~ (~の後に)

Vor~ (~の前に)

Viertel (15分(4分の1))

Halb (30分(半分))

 

大体、きりの良い時間に待ち合わせをすると思いますが、日本人だと○時もしくは○時半集合が大半かと思います。

一方、ドイツは15分刻みに待ち合わせをすることが多いです。(○:00、○:15、○:30、○:45)

ここが日本人とドイツ人の感覚の違いがありますね。

ちなみに仲良のいい友達との待ち合わせだと、バスが7:02に来る場合、7:01にバス停集合!となります。

友達だと中途半端な時間帯に待ち合わせをする場合もありますが、仕事関連だと15分刻みが多いです。

 

ドイツには半分という考え方がありまして、○:30だと1時間の半分ですよね。ドイツ語だと次のような複雑な言い方をします。

5:30 → halbn sechs(6時まであと30分)

7:30 → halb acht(8時まであと30分)

10:30 → halb elf(11時まであと30分)

 

この言い方はネイティブでも間違えます。

聞いている方が間違えやすいので、メールやチャット等で再確認をすることをお勧めします。

ネイティブが間違えやすいので、日本人も間違えやすいと思いますよ。

 

 

▼Nach~ (~の後に)

7:05 fünf nach sieben (7時の5分後)

2:15 viertel nach zwei(2時の15分後)

1:03 drei nach eins (1時の3分後)

13:10 zehn nach eins (1時の10分後)

13:15 Viertel nach eins (1時の15分後)

13:20 zwanzig nach eins (1時の20分後)

 

 

▼vor~ (~の前に) 20分から29分の言い方

20分から29分の言い方は「前」の感覚でvor ~(~の前に)を使います。

順番に気を付けて使いましょう!

例えば・・・

13:20  zehn vor halb zwei (1時半の10分前)

13:25 fünf vor halb zwei (1時半の5分前)

 

 

この言い方はドイツ人でも難しいので時計通りの言い方をする人もいます。

親や祖父母等の世代はこの難しい言い方をする人もいるので、必ず文字にして再確認することをお勧めします。

 

 

▼nach 〜 (〜の後に)  31分~40分の言い方

31分~40分の言い方はnach 〜 (〜の後に) を使います。

30分になってから何分経ったかの表現になります。

7:35 fünf nach halb acht (7時半の5分後)

13:35 fünf nach halb zwei (1時半の5分後)

13:40 zehn nach halb zwei (1時半の10分後)

 

 

▼vor 〜 (〜の前に)  40分〜59分までの言い方

40分〜59分までの言い方はvor 〜 (〜の前に) を使います。

5:50 zehn vor sechs (6時の10分前)

13:40 zwanzig vor zwei (2時の20分前)

13:45 Viertel vor zwei (2時の15分前)

13:50 zehn vor zwei (2時の10分前)

13:55 fünf vor zwei (2時の5分前)

 

 

▼ドイツ語で〜時すぎ、〜時前の言い方

日本語と同じように、「〜時すぎ」、「〜時前」という表現もあります。

ドイツ語では、日常会話 (12時間制の言い方) では、1分や3分など、1〜4分の細かい数字は言わないことが多く、そのような場合は「〜時すぎ」「〜時前」 のような表現をします。

 

kurz (少しの間)

kurz nach (少し過ぎている)

kurz vor (少し前) = gleich

gleich (まもなく) = kurz vor

 

13:01〜13:04

kurz nach eins (1時すぎ)

13:26〜13:29

 kurz vor halb zwei (1時半前)

gleich halb zwei (まもなく1時半)

13:31〜13:34

kurz nach halb zwei (1時半すぎ)

13:56〜13:59

kurz vor zwei (2時前)

gleich zwei (まもなく2時)

 

 

▼東・南ドイツ・オーストリアの時間に関する言い方

東ドイツ・南ドイツの一部・オーストリアでは、15分・45分を違う言い方をします。

 

「次の時間に向かって何分進んだか」という考え方をします。

実際の時間より先の時間を言わないといけないので、気をつけてください。

【東ドイツの場合】

13:45 drei Viertel zwei (2時に向かって15分×3 進んだ)

地方によって言い方が違います。

 

 

▼ドイツ語で午前・午後

6:00 〜 10:00   morgens/ früh(朝に)

10:00 〜 12:00 vormittags(午前に)

12:00 〜 14:00 mittags(お昼・午後に)

14:00 〜 18:00 nachmittags(午後・夕方に)

18:00 〜 22:00 abends(夜に)

22:00 〜 6:00   nachts(夜遅くに)

24:00 (0:00)     Mitternacht / mitternachts (深夜0時に)

 

例文

Der Zug faehrt um halb sieben von hier ab.

(その列車は「7時の半分」(=6時30分)にここを出発する。)

 

Das Konzert beginnt um fuenf vor halb zehn.

(そのコンサートは「10時の半分の5分前」(=9時25分)に始まる。)

※halb:2分の1

 

Das Konzert beginnt um Viertel vor sechs.

(そのコンサートは「6時の15分前」(=5時45分)に始まる。)

※Viertel:4分の1

 

 

24時間制(書き言葉)

12時間の時間制にした方が正しいので、メールでのやり取りは24時間制になります。

今まで紹介した言い方は話し言葉でしたが、これから紹介する24時間制の表現は書き言葉です。

ちなみに、私は正式な24時間制の言い方は話し言葉でも使っています。5分前や15分前等は混乱するからです。

一方、親や祖父母世代は12時間制の言い方をするので、どちらも覚える必要があります。

また、ゲーテ(Goethe)のA1の試験で必ず出るので、このポイントは絶対に覚えた方がいいです!!!

 

24時間制の言い方は簡単ですよ♪

 

時間 + Uhr + 分 の順に数字を読むだけです!

 

8:15 acht Uhr fünfzehn

12:30 zwölf Uhr dreißig

17:50 siebzehn Uhr fünfzig

19:12 neunzehn Uhr zwölf

20:15 zwanzig Uhr fünfzehn

23:30 reiundzwanzig Uhr dreißig

 

▼ドイツ語で00分の時

9:00 neun Uhr

13:00 dreizehn Uhr

20:00 zwanzig Uhr

 

ドイツ語で「〜時ちょうど」と言う時は、genau, punkt, exakt を使います。

Es ist genau 8 Uhr.

Es ist punkt 8 Uhr.

Es ist exakt 8 Uhr.

 

 

24時間制(digitale Uhr)/12時間制(normale Uhr)

16:00(16.00 Uhr):vierzehn Uhr/vier (Uhr)

16:05(16.05 Uhr):vierzehn Uhr fuenf/fuenf nach vier

16:15(16.15 Uhr):vierzehn Uhr fuenfundfuenfzehn/(ein) Viertel nach vier

16:25(16.25 Uhr):vierzehn Uhr fuenfundzwanzig/fuenf vor halb vier

16:30(16.30 Uhr):vierzehn Uhr dreissig/halb fuenf

16:35(16.35 Uhr):vierzehn Uhr fuenfunddreissig/fuenf nach halb fuenf

16:45(16.45 Uhr):vierzehn Uhr fuenfundvierzig/(ein) Viertel vor fuenf

16:50(16.50 Uhr):vierzehn Uhr fuenfzig/zehn vor fuenf

17:00(17.00 Uhr):fuenfzehn Uhr/fuenf (Uhr)

 

 

書き方

時刻の書き方は、ほぼ日本と同じで、基本的にはコロンで区切るだけです。

なお、正式な書き方は、その後にUhrを付けます。

 

13:50

13:50 Uhr

 

24時時間制では、Uhr(時)を付けても、付けなくても大丈夫です。

一方、12時間制はUhr(時)を付けない方が自然です。

 

 

聞き方

時間の聞き方は2つの言い方があります。

 

Wie spät ist es? / Wie viel Uhr ist es?(何時ですか?)

 

Wie spät ist es? の方がよく使われるので、こちらをまず覚えましょう!

 

答える時は、

Es ist 〜.

と答えます。英語の It is 〜.と同じ意味になります。

 

なお、spät = 遅い という意味で、直訳すると「どのくらい遅いですか?」という意味ですが、「何時ですか?」という意味になります。

 

別れ際に言う、Bis später!(また後で)も、この spät が使われていますよ。

 

Wie viel Uhr ist es? は、少し堅い言い方になります。

日常会話ではあまり使わないので、聞いたときに分かるようにだけしておきましょう💡

 

Wie spät ist es?(何時ですか?)

Wie viel Uhr ist es? (何時ですか?)

 

12時間制:Es ist zwölf.(12:00です。)

24時間制:Es ist zwölf Uhr.(12:00です。)

 

12時間制:Es ist zwei nach halb sechs.(5:32です。)

24時間制:Es ist fünf Uhr zweiunddreißig. (5:32です。)

 

12時間制:Es ist Viertel vor fünf.(4:45です。)

24時間制:Es ist vier Uhr fünfundvierzig. (4:45です。)

 

 

▼ドイツ語で「〜時から〜時まで」と言う時の前置詞

von 〜(〜時から)

bis 〜(〜時まで)

von 〜 bis 〜(〜時から〜時まで)

 

Ich arbeite am Montag von 9 bis 17 Uhr.

Von 9 bis 17 Uhr arbeite ich am Montag.

(私は月曜日に9時から17時まで働きます。)

 

ドイツのお店の営業時間は本当に短いので、かならず確認するようにしてください。

ちなみに、ドイツでは店の営業が可能な時間は法律で制限されています。20時以降と日曜日・祝日は営業が禁止となっています。ガソリンスタンド・駅ビルにある店等、一部の例外はありますが、スーパーやデパートは基本的に閉まっているので、気を付けましょう!

 

 

▼ドイツ語で「だいたい」の時間の聞き方

おおよその時間を聞く時は、ungefähr をつけます。

 

Wie viel Uhr ungefähr ist es?(だいたい何時ですか?)

Wann ungefähr kommst du am Bahnhof an?(だいたい いつ頃に駅に着くの?)

※聞く時は gegen ではないので気をつけましょう!

 

「おおよその時刻」を表すには前置詞gegenを使います。

Er kommt gegen 9Uhr. (彼は9時頃に来ます)

 

以上のように、前置詞 gegenや「およそ」という意味の副詞 ungefährを用いると「○時頃」というおおよその時間を表すことができます。

 

gegen 5/ungefähr 5= 5時頃

*この場合はUhrはつけません。

 

質問文:ungefähr

答える時:gegen

 

【例文】

Wann ungefähr kommst du?(だいたい何時頃に来る?)

Ich komme gegen 8./Ich komme ungefähr 8.(8時ぐらいに行くよ!)

※gegenは質問する際には使いませんが、ungefährは質問・受け答えどちらでも使えます。

 

 

他にも「だいたい(おおよそ)」の時間の伝え方があります。

Kurz(頃)

Gleich(もうすぐ)

 

【例文】

Kurz vor zwei(2時ちょっと前)→「1:58」に使います。

Gleich zwei(もうすぐ2時)→「1:58」に使います。

Kurz nach zwei(2時ちょっと後)→「2:02」に使います。

 

 

ドイツ語で時間に関する単語

Stunde 時間(単位)

Minute 分

Sekunde 秒

Uhrzeigersinn 時計回り

Uhrzeiger 時計の針

Stundenzeiger 時針

Minutenzeiger 分針

Zeiger 針

Zifferblatt das 文字盤

 

 

ドイツ語で時間に関する表現

時間に関する表現をいくつかご紹介します。

 

Wann stehen Sie jeden Morgen auf?(毎日何時に起きますか?)

Ich stehe morgens um halb sieben auf.(朝6時半に起きます。)

 

Morgen Nachmittag gegen zwei?(明日の午後2時頃にする?)

Lass uns am Mittag um Viertel vor eins treffen!(お昼の1時に会おうよ。)

 

Wir redeten bis um vier.(私たちは4時まで話をした。)

 

Bis wie viel Uhr muss ich mich anmelden?

(何時までにチェックインする必要がありますか? (ホテルで))

 

Ab wie viel Uhr beginnt die Sitzung?(会議は何時からですか?)

Ab halb drei nachmittags beginnt die Sitzung.(午後2時半から会議です。)

 

Er wartete eine dreiviertel Stunde auf seinen Freund.(彼は友人を45分待ちました。)

 

Es ist kein Problem. Ich bin rechtzeitig.(大丈夫です。間に合います。)

 

Von wann bis wann sind die Arbeitszeiten?(勤務時間は何時から何時までですか?)

Wir arbeiten von morgens neun Uhr bis nachmittags um fünf.

(朝9時から午後5時までです。)

 

Wann gehen Sie abends schlafen?(夜は何時頃に寝ますか?)

Normalerweise schlafe ich gegen zwölf Uhr.(普段は12時頃に寝ます。)

 

Samstags sind die Geschäfte von 9 Uhr bis 15 Uhr öffnen.

(そのお店は土曜日は午前9時から午後3時まで営業しています。)

 

Ich erledigte die Arbeit in einer Stunde.(私はその仕事を1時間で片付けました。)

 

Ich fliege heute Nachmittag mit der Maschine um zwei Uhr.

(午後2時の便で行きます。)

 

Hast du Zeit, mit mir ins Kino zu gehen?(映画に行く時間ありますか?)

 

Die Sendung wird jeden Sonntag um 20 Uhr ausgestrahlt.

(その番組は毎週日曜日の8時から放送されます。)

 

Ich glaube, das Baseballspiel hat schon angefangen. – Oh! Ich habe total die Zeit vergessen.

(野球の試合がもう始まっていると思う。- あ! 時間をすっかり忘れてた。)

 

Wann treffen wir uns am Samstag?(土曜日は何時に会いますか?)

Welche Uhrzeit passt zu dir?(何時だと都合がいい?)

Um 10:30 Uhr wäre es für mich am besten.(10時30分が一番ちょうどいいね。)

 

 

前置詞まとめ

▼um 「いつ (時間)」

umは正確な時間を示す時に使用します。

 

【例文】

Ich bin heute um 8 Uhr zur Arbeit gekommen.(今日は8時に出社したよ。)

Wann treffen wir uns morgen?(明日は何時に会う?)

Um 13 Uhr 15.(午後1時15分だね。)

 

 

▼gegen「いつごろ」

gegenは「~時頃」といったおおよその時間を指して使われます。

 

【例文】

Gegen 18 Uhr treffen wir uns hier!(午後6時くらいに集まろう!)

Ich hole euch gegen sechs Uhr mit dem Auto ab.(六時頃車で迎えにいきます。)

Wir waren nicht vor 4 Uhr früh zu Hause.(朝の4時頃まで盛り上がりました。)

Er wird gegen vier Uhr hier sein.(彼は4時頃には戻ると思います。)

 

 

▼innerhalb 「~の時間内に」

innerhalbは「~の中に」という意味の前置詞です。

時間を指す単語とともに使えば「~の時間内に」といった意味となります。

 

【例文】

Bitte kommen Sie innerhalb der Öffnungszeiten.(営業時間内に来て下さい。)

Ich werde Sie in zwei Stunden anrufen und Ihnen den genauen Übergabeort nennen.

(2時間以内に電話をします。)

Wir müssen bei null anfangen, und es sind keine 24 Stunden mehr.

(24時間以内に 仕上げなきゃなければいけません。)

 

 

▼außerhalb 「~の時間外に」

außerhalbはinnerhalbとは対象的に「~の外に」という意味の前置詞です。

時間を指す単語とともに使えば「~の時間外に」といった意味となります。

 

【例文】

Was führt Sie außerhalb Ihrer Dienstzeit her?(勤務時間外に何故ここにいるのですuberか?)

Verlegen Sie die Kundengewinnung ggf. auf Termine außerhalb der Geschäftszeiten(必要に応じて、業務時間外に電話をします。)

Für die meisten Standorte ist es möglich, einen Mietwagen außerhalb der Öffnungszeiten zu reservieren.

(ほとんどの場所でレンタカーを営業時間外に利用することは可能です。)

 

 

▼über 「~にかけて」

überは未来の期間を予定の期間や日時を指して使われます。

 

【例文】

Wir fahren über das Wochenende in die Berge.

(私たちは週末にかけて山に行ってきます。)

 

 

▼für 「~の間」

fürは予定の期間や日時を指して使われます。

 

【例文】

Wie lange bleiben Sie in Berlin?(どのくらいの間ベルリンにいますか?)

Ich bleibe nur für zwei Tage.(たった2日間です。)

 

 

▼in + 〜時間「〜(時間)後に」

Wann beginnt der Kurs?(何時に授業始まる?)

Der Kurs beginnt in 20 Minuten.(20分後に始まるよ。)

 

【例文】

In einer Stunde komme ich wieder.(1時間後にまた来ます。)

Versuche es in 24 Stunden noch einmal.(24時間後にもう一度お試しください。)

 

 

いかがでしたでしょうか。

ドイツ語での時間の言い方は複雑なので、難しいかと思います。

必ず、再確認して、待ち合わせ等に送れないように気を付けましょう!

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ドイツ語での時刻の読み方紹介!

ドイツ語での「時間の表現の仕方」についてです。「時間」はドイツ語でZeit(ツァイト)と言います。時計を読むことができれば、今何時ですか?と聞かれたときに困ることがなくなります!友人と○○時にどこでと待ち合わせすることも可能になります。電車を乗る際や、レストランなどの予約をする際にも時間は必要です。しっかり時間を表現できるようになるとドイツへ旅行に行った際、こまらず、ドイツ滞在を楽しむことができるでしょう。

時間や、日付、曜日などは生活の場面で使用することも多いので、ドイツで過ごしたり生活するうえで早い段階で身に着けましょう。

今回はドイツ語の時間の表現について解説していきます。時間は生活に密着したものです。ドイツ語の時間の言い方は独特で、慣れるのに時間も掛かります。ドイツに行こうと思っている方はなるべく早めに時間の勉強を始めていくことがおすすめです。

ドイツ語での時刻の読み方紹介!

 

今回のテーマは、ドイツ語での「時間の表現の仕方」についてです。「時間」はドイツ語でZeit(ツァイト)と言います。時計を読むことができれば、今何時ですか?と聞かれたときに困ることがなくなります!友人と○○時にどこでと待ち合わせすることも可能になります。電車を乗る際や、レストランなどの予約をする際にも時間は必要です。しっかり時間を表現できるようになるとドイツへ旅行に行った際、こまらず、ドイツ滞在を楽しむことができるでしょう。

時間や、日付、曜日などは生活の場面で使用することも多いので、ドイツで過ごしたり生活するうえで早い段階で身に着けましょう。

今回はドイツ語の時間の表現について解説していきます。時間は生活に密着したものです。ドイツ語の時間の言い方は独特で、慣れるのに時間も掛かります。ドイツに行こうと思っている方はなるべく早めに時間の勉強を始めていくことがおすすめです。

■ドイツ語の時間の表現方法について

〇ドイツ語の12時間制と24時間制

ドイツ語は、日常会話で使う12時間制(12-Stunden-Zählen) の言い方と、テレビやラジオ、電車の時刻などに使われる24時間制(24-Stunden-Zählen) の言い方があります。

日常会話での時間の言い方は、日本語と少し違った表現をするので、初めは戸惑うかもしれません。ですが、きちんと考え方を理解すれば、徐々にちゃんと言えるようになってきます




まず、最初に日常会話でよく使う言い方・表現方法から解説していきます。日常会話では、12時間制の読み方で時間を表現します。 12時間制の読み方では、「分」→「時間」の順に言います。

nach ~ ・・・ (~の後に)

vor ~ ・・・ (~の前に)

Viertel  ・・・ 15分 (4分の1)

halb  ・・・ 30分 (半分)




という言葉をまず頭に入れておくことがおすすめです。




キリのいい時間の言い方 – Volle Stunden –

キリのいい時間の場合、時間のみを数字で言います。




8:00 ・・・ acht(8時)

13:00 ・・・ eins(1時)

18:00 ・・・ sechs(6時)




12時間制の言い方では、00分のときは数字だけを表現して、言うので簡単です。
話の流れで時間を強調したいときは、acht Uhr のようにUhrをつける時もあります。




  • ~時半 (~時30分) の言い方

~時30分の場合は、halb ~ (~時の半分) という言い方をします。

halb → 30分 (1時間の半分)




「 分」 →「時間」 の順なので気をつけましょう。




5:30 → halb sechs (6時まであと30分)

7:30 → halb acht (8時まであと30分)

10:30 → halb elf (11時まであと30分)




また、先の時間 を言わないといけないので、間違えないようにしましょう。

(5:30だとhalb sechs (6))



ドイツ語の1分~20分までの言い方

初めの1分~20分までは、nach ~ (~の後に) を使います。

00分から何分後か (何分過ぎているか)を言います。

7:05 → fünf nach sieben (7時の5分後)

これも 分 → 時間 の順なので気をつけましょう。




ドイツ語のViertel (15分) → Viertel nach (15分後)

13:03 drei nach eins (1時の3分後)

13:10 zehn nach eins (1時の10分後)

13:15 Viertel nach eins (1時の15分後)

13:20 zwanzig nach eins (1時の20分後)*




ドイツ語の20分~29分までの言い方

20分~29分までは、vor ~ (~の前に) を使います。

30分から何分前か を言います。

7:25 → fünf vor halb acht (7時半の5分前)

これも 分 → 時間 の順なので気をつけましょう。

13:20 zehn vor halb zwei (1時半の10分前)

13:25 fünf vor halb zwei (1時半の5分前)




ドイツ語の31分~40分までの言い方

初めの31分~40分までは、nach ~ (~の後に) を使います。

30分から何分後か (何分過ぎているか)を言います。

7:35 → fünf nach halb acht (7時半の5分後)

これも 分 → 時間 の順なので気をつけましょう。




13:35 fünf nach halb zwei (1時半の5分後)

13:40 zehn nach halb zwei (1時半の10分後)*




*ただし、40分は vor ~ (~の前に) を使う場合もあります。




ドイツ語の40分~59分までの言い方

後半の40分~59分までは、vor ~ (~の前に) を使います。

次の00分から何分前か を言います。

5:50 → zehn vor sechs (6時の10分前)

次の時間を言わないといけないので、気をつけましょう。

これも 分 → 時間 の順なので気をつけましょう。




13:40 zwanzig vor zwei (2時の20分前)

13:45 Viertel vor zwei (2時の15分前)

13:50 zehn vor zwei (2時の10分前)

13:55 fünf vor zwei (2時の5分前)




ドイツ語 ~時すぎ、~時前の言い方

日本語と同じように、「~時すぎ」、「~時前」という表現もあります。

ドイツ語では、日常会話 (12時間制の言い方) では、1分や3分など、1~4分の細かい数字は言わないことが多いです。

そのような場合、「~時すぎ」「~時前」 のような表現をします。




kurz (少しの間)

kurz nach (少し過ぎている)

kurz vor (少し前) = gleich

gleich (まもなく) = kurz vor




このような表現をします。

早速見ていきましょう




13:01~13:04

kurz nach eins (1時すぎ)




13:26~13:29

kurz vor halb zwei (1時半前)

gleich halb zwei (まもなく1時半)




13:31~13:34

kurz nach halb zwei (1時半すぎ)




13:56~13:59

kurz vor zwei (2時前)

gleich zwei (まもなく2時)

kurz nach, kurz vor, gleich を前に付けるだけなので、簡単です。

*正確な時間を言う時は、24時間制で言うことが多いです。

24時間制についてはこの後で解説します




ドイツ語の午前・午後はどうやって言う?

ちなみに、ドイツ語で時間を言う時は、am や pm といった言葉は使いません。

文脈で判断するか、きちんと伝えたい場合は、 morgens(朝), vormittags(午前), nachmittags(午後) などの言葉を付けます。

Es ist ~. の場合 → 時間の後につける

um ~ (~時に)という場合 → um の前につける

Es ist fünf nach sechs abends.
夜の 6 5 分です。

Meine Oma steht immer morgens um halb sechs auf.
私のおばあちゃんはいつも朝5時半に起きる。

24時間制の言い方は正式な言い方で、テレビやラジオで使われたり、電車の時刻を言う時などに使われます。

24時間制の言い方は簡単です

時間 + Uhr + 分 の順に数字を読むだけです




8:15 acht Uhr fünfzehn

12:30 zwölf Uhr dreißig

17:50 siebzehn Uhr fünfzig

そして 00分の時は、分は言いません。

9:00 neun Uhr

13:00 dreizehn Uhr

20:00 zwanzig Uhr

また、「~時ちょうど」と言う時は、genau, punkt, exakt を使います。

Es ist genau 8 Uhr.

Es ist punkt 8 Uhr.

Es ist exakt 8 Uhr.

時刻の書き方

時刻の書き方は、ほぼ日本と同じです。
基本的にはコロンで区切るだけ。

正式な書き方は、その後にUhrを付けます。

13:50

13:50 Uhr

文章中で時間を書く時に、キリのいい時間の場合は、

8:00 → 8 Uhr

10:00 → 10 Uhr

17:00 → 5 Uhr / 17 Uhr

などのように、時間 + Uhr と書くときもあります

文脈から時間がわかれば、Uhrもつけずに時間だけを数字で書く時もあります

時間の聞き方

次は、時間の聞き方をご紹介します。

2つの言い方があります。




Wie spät ist es?

Wie viel Uhr ist es?

Wie spät ist es? のほうがよく使われるので、こちらをまず覚えましょう!

答える時は、

Es ist ~.

と答えます。英語の It is ~.と同じ意味となります。

ちなみに、spät = 遅い という意味で、直訳すると「どのくらい遅いですか?」という意味ですが、「何時ですか?」という意味になります。

別れ際に言う、Bis später!(また後で)も、この spät が使われています

Wie viel Uhr ist es? は、少し堅い言い方。

日常会話ではあまり使わないので、聞いたときに分かるようにしておきましょう

時間につける前置詞 um

文章中で時間を言う時に使う前置詞は、um ~ (~時に)です。

Er ist um halb sieben aufgestanden.
彼は6時半に起きました。

もう一つは、gegen ~ (~時くらい) です。

Sie kommt gegen zehn am Bahnhof an.
彼女は10時くらいに駅に着きます。

時間につける前置詞 von と bis

他に、時間につけられる前置詞があります。

「~時から~時まで」と言う時の前置詞です。

von ~(~時から)

bis ~(~時まで)

von ~ bis ~(~時から~時まで)

だいたいの時間の聞き方

おおよその時間を聞く時は、ungefähr をつけます。

Wie viel Uhr ungefähr ist es?
だいたい何時ですか?

Wann ungefähr kommst du am Bahnhof an?
だいたい いつ頃に駅に着くの?




聞く時は gegen ではないので気をつけましょう!

おまけ


時間にまつわる単語を以下、少しご紹介します




Stunde ・・・ 時間(単位)

Minute ・・・ 分

Sekunde ・・・ 秒

Uhrzeigersinn ・・・ 時計回り

Uhrzeiger ・・・ 時計の針

Stundenzeiger ・・・ 時針

Minutenzeiger ・・・ 分針

Zeiger ・・・ 針

Zifferblatt das ・・・ 文字盤




ドイツ語の時間を尋ねる

現在の時間を尋ねる定番のフレーズが以下のとおりです。




Wie spät ist es?
ヴィー・シュペート・イスト・エス
今は何時ですか?

16 Uhr.
ゼヒツェン・ウーア
午後4時です。




違う表現を使ってみたい人はこちらのフレーズ

Wieviel Uhr ist es jetzt?
ヴィーフィール・ウーア・イスト・エス・イェッツト
今は何時ですか?




よくある会話の流れを確認しておこう!

Wann treffen wir uns am Samstag?
ヴァン・トレフェン・ヴィア・ウンス・アム・ザムスターク
土曜日は何時に会いますか?

Welche Uhrzeit passt zu dir?
ヴェルヒェ・ウーアツァイト・パスト・ツー・ディア
何時だと都合がいい?

Um 10:30 Uhr wäre es für mich am besten.
ウム・ツェン・ウーア・ドライツィック・ヴェーレ・エス・フュア・ミッヒ・アム・ベステン
10時30分が一番ちょうどいいね。




■ドイツ語で表現する一日の区切り

以下、ドイツ語で表現する1日の区切りについて紹介します。

以下がドイツでの時間の区切りの目安です。




・6:00 ~ 10:00 Morgen ・・・・朝

・10:00 ~ 12:00  Vormittag ・・・・午前

・12:00 ~ 14:00  Mitttag ・・・・お昼ごろ

・14:00 ~ 18:00  Nachmittag ・・・・午後

・18:00 ~ 22:00  Abend ・・・・夕方

・22:00 ~ 6:00  Nacht ・・・・夜







■ドイツ語で「日付」をいう時の表現

続いて、ドイツ語で日付をいうときにに必要な知識をご紹介します。月・日・曜日の詳しい書き方や読み方まで、解説。発音も確認できるよう、ネイティブが発音している動画も載せています。

一覧表もあるので参考にしてくださいね

ドイツ語の月は、英語と少し似ています。
早速見ていきましょう




・1月・・・・・ Januar (Jan.)

・2月・・・・・ Februar (Feb.)

・3月・・・・・ März (Mär./Mrz.)

・4月・・・・・ April (Apr.)

・5月・・・・・ Mai (Mai)

・6月・・・・・ Juni (Jun.)

・7月・・・・・ Juli (Jul.)

・8月・・・・  August (Aug.)

・9月・・・・  September (Sep./Sept./Spt.)

・10月・・・・  Oktober (Okt.)

・11月・・・・  November (Nov.)

・12月・・・・  Dezember (Dez.)




・・・April, August, September, November は、英語と同じつづりです。
・・Oktober, Dezember は英語と似ていますが、k と z が英語とは違うので、間違えないように気をつけましょう。ちなみに、「1月に」という場合、「im Januar」となります。

月は、すべて男性名詞なので3各支配の前置詞 in + dem Januar → im Januar (1月に)となります。ちなみに、発音も英語とは違うので気をつけてください。


ドイツ語の日の書き方・言い方 – Datum –

日付の書き方は、7. のように、数字の後ろにピリオドを付けます。ちなみに、ドイツ語ではピリオドのことはPunkt (プンクト)といいます。日付を読むときは、der を付けて読みます。

基本的な序数のルールは、

1~19 → 数字に -te を付ける(例外あり)

1. → erste

3. → dritte

7. → siebte

8. → achte

20~ → 数字に -ste を付ける




です。1. 3. 7. 8. は例外なので、覚えましょう。




■ドイツ語で曜日を表現する

次は、曜日を紹介します!曜日も、英語と似ている部分が少しだけあります。ちなみに、「月曜日に」という場合は「am Montag」のように、am を付けます。曜日もすべて男性名詞です。

3各支配の前置詞 an + dem Montag → am Montag となります。




・月曜日 Montag (Mo.) …Mond (月)

・火曜日 Dienstag (Di.) …Dienst (勤務)

・水曜日 Mittwoch (Mi.)  …Mitte (真ん中)

・木曜日 Donerstag (Do.) …Donner (雷)

・金曜日 Freitag (Fr.) …frei (自由な)

・土曜日 Samstag (Sa.)

・日曜日 Sonntag (So.) …Sonne (太陽)




火曜日は 仕事 (Dienst) がまだまだあるからDienstag

水曜日は 週の真ん中 (Mitte) だからMittwoch

木曜日は 木にカミナリ (Donner) が落ちるDonnerstag

金曜日が 終われば自由 (frei) になれるからFreitag




みたいな感じで覚えれば、ドイツ語の単語まで覚えられて一石二鳥!!
ドイツ語では、曜日・日・月・年の順に書きます。

日、月を数字のみで表す場合、「17.1.」のように、ピリオド(Punkt) を後に付けます。

ちなみに、日、月を数字のみで書いた場合、17.1. は「der siebzehnte erste」のように、月も序数の読み方をします。

20ちなみに、前置詞は、一番小さい位に合わせます。

優先順位は、曜日>日>月>年 です。

曜日 → am




am Montag der 17. Januar 2021(2021年1月17日月曜日に)

日 → am

am 17. Januar 2021(2021年1月17日に)

月 → im

im Januar 2021(2021年1月に)

年 → なし

2021(2021年に)

というふうになります。ドイツ語月は英語と少し似ているので、覚えやすいと思います。

週は、似た意味の単語のイメージと合わせて覚えれば、思い出しやすいです

そして、日(序数)は、数字を覚えていれば、例外はありますが後ろに-te や -ste を付けるだけなので、分かりやすいかと思います。

am Samstag, im Januar のように、前置詞と一緒に覚えると、文章で言う時にも間違えないです。

ドイツ語の日付の書き方、言い方は少しややこしいかもしれませんが、何回も聞いたり言ったりして覚えていきましょう(反復練習あるのみですね!)




今回は時間・日付・曜日についてご紹介しました。いかがでしたでしょうか?halbやViertelの使い方は、慣れるまでが大変ですが、一度覚えてしまうとだいぶ楽になることでしょう。




日常生活でとてもよく使用する「時間」の表現をしっかりマスターできれば、ドイツ旅行や、ドイツでの滞在が充実したものになります。ドイツ語の時間の表現は少々、独特なものですが、しっかり覚えて、何度も使うことで慣れていきます。




ぜひ、使いこなせるようにしていきましょう。 時間の表現を使いこなせるようになると、ドイツ語生活がより豊かになります!今回の記事を参考に、ドイツ語学習頑張っていきましょう。



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ドイツ語で西暦はどう読む? ~年号・年代の言え方~ ドイツ語の数字

今回はドイツ後で西暦を読めるように勉強していきましょう!

西暦・年代・年号についてお話していきます。

その前にまずは数字の勉強が必須になるので、数字がわからない方はまずは数字から勉強していきましょう。

ドイツ語で2000年以降

2000年 zweitausend

2001年 zweitausendeins

2005年 zweitausendfünf

2018年 zweitausendachtzehn

2020年 zweitausendzwanzig

2021年 zweitausendeinundzwanzig

2022年 zweitausendzweiundzwanzig

2023年 zweitausenddreiundzwanzig

今年の2022年の読み方はzweitausendzweiundzwanzigで

2000+22年というような数え方になります。

ドイツ語で1900~2000年

1900年 neunzehnhundert ← 19 + 100 という数え方になります

1700年 siebzehnhundert

1200年 zwölfhundert

1000年 eintausend

2000年 zweitausend

1900年など、キリのいい数字は、neunzehn hundert のように、後ろ2ケタは読みません。

1000年や2000年の場合、区切らずそのままeintausend, zweitausendと読みます。

1999年までの4ケタの年号は、前2ケタ・後2ケタに分けて読みます。

これは日本語の読み方と少し違うので注意です。

前後2ケタの間にhundert(100)を入れるのを忘れないようにしましょう。

前2ケタの数字 + hundert + 後ろ2ケタの数字 というのが基本的な形です

1985年 は neunzehnhundert fünfundachtzig となります。

ドイツ語で1100~1999年

1100~1999年までの年号を読む時は、千・百の位と十・一の位で分けて読みます。

例えば1990年だと、

tausend neun hundert neunzig (1000+900+90)と基数のように読むのではなく、

neunzehn hundert neunzig (19×100 +90) といいます。

ちなみに英語ではnineteen ninety(19/90)なのでこれまた言い方が違いますが、ドイツ語では必ず、百の位の後ろにこの hundert を忘れずに。

0~1099年までと2000年以降はシンプルに基数と同じように読みます。

2020年は、zwei tausend zwanzig(2000×20) 。

ちなみに英語ではnineteen ninety(19/90)なのでこれまた言い方が違いますね。

ドイツ語で世紀

18世紀 achtzehnten Jahrhundert

21世紀 einundzwanzigsten Jahrhundert

ドイツ語で西暦はどう読む?

~年号・年代の言え方~ ドイツ語の数字



今回はドイツ後で西暦を読めるように勉強していきましょう!

西暦・年代・年号についてお話していきます。



その前にまずは数字の勉強が必須になるので、数字がわからない方はまずは数字から勉強していきましょう。



ドイツ語で2000年以降

2000年 zweitausend

2001年 zweitausendeins

2005年 zweitausendfünf

2018年 zweitausendachtzehn

2020年 zweitausendzwanzig

2021年 zweitausendeinundzwanzig

2022年 zweitausendzweiundzwanzig

2023年 zweitausenddreiundzwanzig



今年の2022年の読み方はzweitausendzweiundzwanzigで

2000+22年というような数え方になります。



ドイツ語で1900~2000年

1900年 neunzehnhundert  ← 19 + 100 という数え方になります

1700年 siebzehnhundert

1200年 zwölfhundert

1000年 eintausend

2000年 zweitausend



1900年など、キリのいい数字は、neunzehn hundert のように、後ろ2ケタは読みません。

1000年や2000年の場合、区切らずそのままeintausend, zweitausendと読みます。



1999年までの4ケタの年号は、前2ケタ・後2ケタに分けて読みます。

これは日本語の読み方と少し違うので注意です。

前後2ケタの間にhundert(100)を入れるのを忘れないようにしましょう。

前2ケタの数字 + hundert + 後ろ2ケタの数字 というのが基本的な形です

1985年 は neunzehnhundert fünfundachtzig となります。





ドイツ語で1100~1999年

1100~1999年までの年号を読む時は、千・百の位と十・一の位で分けて読みます。

例えば1990年だと、

tausend neun hundert neunzig (1000+900+90)と基数のように読むのではなく、

neunzehn hundert neunzig (19×100 +90) といいます。

ちなみに英語ではnineteen ninety(19/90)なのでこれまた言い方が違いますが、ドイツ語では必ず、百の位の後ろにこの hundert を忘れずに。

0~1099年までと2000年以降はシンプルに基数と同じように読みます。

2020年は、zwei tausend zwanzig(2000×20) 。

ちなみに英語ではnineteen ninety(19/90)なのでこれまた言い方が違いますね。



ドイツ語で世紀

18世紀 achtzehnten Jahrhundert

21世紀 einundzwanzigsten Jahrhundert 





ドイツ語で 3桁の年号の読み方

キリスト誕生前か後かを必ず入れます。



300 vor Christus → 300キリスト前

300 nach Christus → 300キリストの後



宗教の関係でキリストの前か後かを入れます。



3ケタの場合は、普通に3ケタの数字を読む時と同じ読み方をします。

百の位の数字 + hundert + 残りの数字 となります。

794年 siebenhundertvierundneunzig

592年 fünfhundertzweiundneunzig

301年 dreihunderteins



ドイツ語で年代

1980年代 In den 1980er Jahren

最後にerを入れます。



2000er Jahre → 00er Jahre

1980er Jahre → 80er Jahre

1960er Jahre → 60er Jahre



女性の方など、生まれ年を言いたくない方など○○年代と答えても良いかもしれませんね。



ドイツ人は年齢のことを基本的には聞かないので、言わなくていいと思います。

もし、言うのであれば年代で答えるのをオススメですよ。









ドイツ語で2000年以降の年号の読み方

2000年以降 → zweitausend + 後ろの数字

1999年以前の4ケタの年号 → 前2ケタ + hundert + 後2ケタ

年代は、後ろに-erをつけること、複数形なことに気をつけましょう



ドイツ語で月

ドイツ語の月は、英語と少し似ています。

1月 Januar (Jan.)

2月 Februar (Feb.)

3月 März (Mär./Mrz.)

4月 April (Apr.)

5月 Mai (Mai)

6月 Juni (Jun.)

7月 Juli (Jul.)

8月 August (Aug.)

9月 September (Sep./Sept./Spt.)

10月 Oktober (Okt.)

11月 November (Nov.)

12月 Dezember (Dez.)

April, August, September, November は、英語と同じつづりです。

Oktober, Dezember は英語と似ていますが、k と z が英語とは違うので、間違えないよう気をつけましょう。

ちなみに、「1月に」という場合、「im Januar」となります。

月は、すべて男性名詞なので3各支配の前置詞 in + dem Januar → im Januar (1月に)となります。ちなみに、発音も英語とは違うので気をつけてくださいね。





ドイツ語で日付

日付の書き方は、7. のように、数字の後ろにピリオドを付けます。

ちなみに、ドイツ語ではピリオドのことはPunkt (プンクト)といいます。

日付を読むときは、der を付けて読みます。



基本的な序数のルールは、

1~19 → 数字に -te を付ける(例外あり)

1. → erste

3. → dritte

7. → siebte

8. → achte

20~ → 数字に -ste を付ける


1. 3. 7. 8. は例外なので、覚えましょう!







ドイツ語で曜日

曜日も、英語と似ている部分が少しだけあります。

ちなみに、「月曜日に」という場合は「am Montag」のように、am を付けます。

曜日もすべて男性名詞です。

3各支配の前置詞 an + dem Montag → am Montag となります。




月曜日 Montag (Mo.) …Mond (月)

火曜日 Dienstag (Di.) …Dienst (勤務)

水曜日 Mittwoch (Mi.)  …Mitte (真ん中)

木曜日 Donerstag (Do.) …Donner (雷)

金曜日 Freitag (Fr.) …frei (自由な)

土曜日 Samstag (Sa.)

日曜日 Sonntag (So.) …Sonne (太陽)

似た単語を記載してみました。イメージしやすくなると思います。




火曜日は 仕事 (Dienst) がまだまだあるからDienstag

水曜日は 週の真ん中 (Mitte) だからMittwoch

木曜日は 木にカミナリ (Donner) が落ちるDonnerstag

金曜日が 終われば自由 (frei) になれるからFreitag

そのような感じで覚えれば、ドイツ語の単語まで覚えられて一石二鳥ですよ♪

ちなみに、土曜日Samstagは、安息日(ギリシャ語「サッバトン」)という言葉から由来してるそうです。

この土曜日Samstagは、ドイツ北部ではSonnabend (ゾーンアーベント)ということもあります。

ですが、基本的にはSamstagというほうが一般的です。







ドイツ語で年/月/日/曜日 書き方

ドイツ語では、曜日・日・月・年の順に書きます。

日、月を数字のみで表す場合、「17.1.」のように、ピリオド(Punkt) を後に付けます。

日、月を数字のみで書いた場合、17.1. は「der siebzehnte erste」のように、月も序数の読み方をします。

↓2021年1月7日(日)の場合



ドイツ語で年/月/日/曜日 書き方

書き方

読み方

17.1.

der siebzehnte erste

17. Januar

der siebzehnte Januar

17.1.2021

der siebzehnte erste zweitausend einundzwanzig

17. Januar 2021

der siebzehnte Januar zweitausend einundzwanzig

17. Jan. 2021

der siebzehnte Januar zweitausend einundzwanzig

Sonntag, 17. Januar 2021

Sonntag der siebzehnte Januar zweitausend einundzwanzig

Son., 17. Jan. 2021

Sonntag der siebzehnte Januar zweitausend einundzwanzig

前置詞は、一番小さい位に合わせます。

優先順位は、曜日>日>月>年 です。

曜日 → am

am Montag der 17. Januar 2021(2021年1月17日月曜日に)

日 → am

am 17. Januar 2021(2021年1月17日に)

月 → im

im Januar 2021(2021年1月に)

年 → なし

2021(2021年に)

となります。ドイツ語の月は英語と少し似ているので、覚えやすいですよね。





そして、日(序数)は、数字を覚えていれば、例外はありますが後ろに-te や -ste を付けるだけです。

am Samstag, im Januar のように、前置詞と一緒に覚えると、文章で言う時にも間違えないですよ。ドイツ語の日付の書き方、言い方は少しややこしいかもしれませんが、何回も聞いたり言ったりして覚えていきましょう!









ドイツ語で時間

ドイツ語は、日常会話で使う12時間制(12-Stunden-Zählen) の言い方と、テレビやラジオ、電車の時刻などに使われる24時間制(24-Stunden-Zählen) の言い方があります。

日常会話での時間の言い方は、日本語と少し違った表現をするので、初めは戸惑うかもしれませんが、きちんと考え方を理解すれば、徐々にちゃんと言えるようになってきますよ。





まず、日常会話でよく使う言い方から解説していきます。

日常会話では、12時間制の読み方で時間を言います。

12時間制の読み方では、分→時間の順に言います。

そして、

nach ~(~の後に)

vor ~(~の前に)

Viertel → 15分 (4分の1)

halb → 30分 (半分)

という言葉をまず頭に入れておきましょう!





ドイツ語でキリのいい時間の言い方 – Volle Stunden –

キリのいい時間の場合、時間のみを数字で言います。

8:00 → acht(8時)

13:00 → eins(1時)

18:00 → sechs(6時)

12時間制の言い方では、00分のときは数字だけ言うので簡単ですね♪





話の流れで時間を強調したいときは、acht Uhr のようにUhrをつける時もあります。

~時半 (~時30分) の言い方

~時30分の場合は、halb ~ (~時の半分) という言い方をします。

halb → 30分 (1時間の半分)





分 → 時間 の順なので気をつけましょう。

5:30 → halb sechs (6時まであと30分)

7:30 → halb acht (8時まであと30分)

10:30 → halb elf (11時まであと30分)

また、先の時間 を言わないといけないので、間違えないようにしましょう!

 (5:30だとhalb sechs (6))





ドイツ語で1分~20分までの言い方

初めの1分~20分までは、nach ~ (~の後に) を使います。

00分から何分後か (何分過ぎているか)を言います。

7:05 → fünf nach sieben (7時の5分後)

これも 分 → 時間 の順なので気をつけましょう。

Viertel (15分) → Viertel nach (15分後)

13:03 drei nach eins (1時の3分後)

13:10 zehn nach eins (1時の10分後)

13:15 Viertel nach eins (1時の15分後)

13:20 zwanzig nach eins (1時の20分後)*

*ただし、20分は vor ~ (~の前に) を使う場合もあります。





ドイツ語で20分~29分までの言い方

20分~29分までは、vor ~ (~の前に) を使います。

30分から何分前か を言います。

7:25 → fünf vor halb acht (7時半の5分前)

これも 分 → 時間 の順なので気をつけましょう。

13:20 zehn vor halb zwei (1時半の10分前)

13:25 fünf vor halb zwei (1時半の5分前)





31分~40分までの言い方

初めの31分~40分までは、nach ~ (~の後に) を使います。

30分から何分後か (何分過ぎているか)を言います。

7:35 → fünf nach halb acht (7時半の5分後)

これも 分 → 時間 の順なので気をつけましょう。

13:35 fünf nach halb zwei (1時半の5分後)

13:40 zehn nach halb zwei (1時半の10分後)*

*ただし、40分は vor ~ (~の前に) を使う場合もあります。





40分~59分までの言い方

後半の40分~59分までは、vor ~ (~の前に) を使います。

次の00分から何分前か を言います。

5:50 → zehn vor sechs (6時の10分前)

13:40 zwanzig vor zwei (2時の20分前)

13:45 Viertel vor zwei (2時の15分前)

13:50 zehn vor zwei (2時の10分前)

13:55 fünf vor zwei (2時の5分前)





ドイツ語で~時すぎ、~時前の言い方

日本語と同じように、「~時すぎ」、「~時前」という表現もあります。

ドイツ語では、日常会話 (12時間制の言い方) では、1分や3分など、1~4分の細かい数字は言わないことが多いです。そのような場合、「~時すぎ」「~時前」 のような表現をします。

kurz (少しの間)

kurz nach (少し過ぎている)

kurz vor (少し前) = gleich

gleich (まもなく) = kurz vor

このような表現をします。





13:01~13:04

kurz nach eins (1時すぎ)

13:26~13:29

kurz vor halb zwei (1時半前)

gleich halb zwei (まもなく1時半)

13:31~13:34

kurz nach halb zwei (1時半すぎ)

13:56~13:59

kurz vor zwei (2時前)

gleich zwei (まもなく2時)

kurz nach, kurz vor, gleich を前に付けるだけです。

*正確な時間を言う時は、24時間制で言うことが多いです。





ドイツ語で東・南ドイツ・オーストリアの言い方

東ドイツ・南ドイツの一部・オーストリアでは、15分・45分を違う言い方をします。

「次の時間に向かって何分進んだか」という考え方をします。

実際の時間より先の時間を言わないといけないので気をつけてください。





6:15 → Viertel sieben (7時に向かって15分進んだ)

13:45 → drei Viertel zwei (2時に向かって15分×3 進んだ)





ドイツ語で午前・午後

ドイツ語で時間を言う時は、am や pm といった言葉は使いません。

文脈で判断するか、きちんと伝えたい場合は、 morgens(朝), vormittags(午前), nachmittags(午後) などの言葉を付けます。

Es ist ~. の場合 → 時間の後につける

um ~ (~時に)という場合 → um の前につける

Es ist fünf nach sechs abends.

夜の6:05です。

Meine Oma steht immer morgens um halb sechs auf.

私のおばあちゃんはいつも朝5時半に起きる。

6:00 ~ 10:00

morgens
/ früh

ドイツ語で午前・午後

*mitternachts (深夜0時に) は、その言葉だけで時間が分かるので数字は付けません。

Es ist Mitternacht.(深夜0時です。)

Es ist 0 Uhr.

Es ist 12 Uhr in der Nacht.

Ich gehe ins Bett mitternachts.(私は深夜0時に寝る。)






ドイツ語で24時間制の言い方

24時間制の言い方は正式な言い方で、テレビやラジオで使われたり、電車の時刻を言う時などに使われます。

時間 + Uhr + 分 の順に数字を読むだけです。

8:15 acht Uhr fünfzehn

12:30 zwölf Uhr dreißig

17:50 siebzehn Uhr fünfzig






00分の時は、分は言いません。

9:00 neun Uhr

13:00 dreizehn Uhr

20:00 zwanzig Uhr





また、「~時ちょうど」と言う時は、genau, punkt, exakt を使います。

Es ist genau 8 Uhr.

Es ist punkt 8 Uhr.

Es ist exakt 8 Uhr.






時刻の書き方は、ほぼ日本と同じで、基本的にはコロンで区切るだけです。

正式な書き方は、その後にUhrを付けます。

13:50

13:50 Uhr

文章中で時間を書く時に、キリのいい時間の場合は、

8:00 → 8 Uhr

10:00 → 10 Uhr

17:00 → 5 Uhr / 17 Uhr

などのように、時間 + Uhr と書くときもあります。

文脈から時間がわかれば、Uhrもつけずに時間だけを数字で書く時もあります。






ドイツ語で時間の聞き方・答え方

次は、時間の聞き方をご紹介します。2つの言い方があります。

Wie spät ist es?

Wie viel Uhr ist es?

Wie spät ist es? のほうがよく使われるので、こちらをまず覚えましょう!






答える時は、

Es ist ~.

と答えます。英語の It is ~.と同じ意味ですね。

spät = 遅い という意味で、直訳すると「どのくらい遅いですか?」という意味ですが、「何時ですか?」という意味になります。

別れ際に言う、Bis später!(また後で)も、この spät が使われています。

Wie viel Uhr ist es? は、少し堅い言い方です。

日常会話ではあまり使わないので、聞いたときに分かるようにだけしておきましょう。






文章中で時間を言う時に使う前置詞は、um ~ (~時に)です。

Er ist um halb sieben aufgestanden.

彼は6時半に起きました。

もう一つは、gegen ~ (~時くらい) です。

Sie kommt gegen zehn am Bahnhof an.

彼女は10時くらいに駅に着きます。






他に、時間につけられる前置詞があります。

「~時から~時まで」と言う時の前置詞です。

von ~(~時から)

bis ~(~時まで)

von ~ bis ~(~時から~時まで)

だいたいの時間の聞き方

おおよその時間を聞く時は、ungefähr をつけます。

Wie viel Uhr ungefähr ist es?

だいたい何時ですか?

Wann ungefähr kommst du am Bahnhof an?

だいたい いつ頃に駅に着くの?

聞く時は gegen ではないので気をつけましょう!






ドイツ語で時間にまつわる単語

時間にまつわる単語を少しご紹介します♪

Stunde 時間(単位)

Minute 分

Sekunde 秒

Uhrzeigersinn 時計回り

Uhrzeiger 時計の針

Stundenzeiger 時針

Minutenzeiger 分針

Zeiger 針

Zifferblatt das 文字盤

一覧表






ドイツ語で日常会話での読み方
12-Stunden-Zählung

数字が完璧な人は是非、西暦なども覚えていきましょう!






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ドイツ語の数字について、数の数え方の基本

ドイツ語の数字について、数の数え方の基本について紹介します。

ますは100の位までしっかり言えるようになって、それから1000の位、余裕があればさらに大きな数字も覚えていきましょう!

■ドイツ語の数字の読み方〜スペル

1から10まで

一つ一つをしっかり覚えましょう。

日本後でも1から10を

「いち」「にい」「さん」「よん」「ご」「ろく」「しち」「はち」「きゅう」「じゅう」と一気にスラスラ言えると思います。ドイツ語でもアインスからツェーンまでを一気にスラスラ言えるように覚えましょう!

以下、数・ドイツ語のスペル・読み方の一覧です。

数 ドイツ語 読み

0 null ヌル

1 eins アインス

2 zwei ツヴァイ

3 drei ドライ

4 vier フィーア

5 fünf フンフ

6 sechs ゼクス

7 sieben ズィーベン

8 acht アハト

9 neun ノイン

10 zehn ツェーン

まずは1〜10はひたすら覚えます。

書いて、発音をして、耳で聞いて繰り返しインプットを心がけましょう。

ドイツ語数字を学ぶ上で基礎となります。

続いて、11〜19までこちらもひたすら覚えます。

同じく数字、スペル、読み方です。

11 elf エルフ

12 zwölf ツヴェルフ

13 dreizehn ドライツェーン

14 vierzehn フィルツェーン

15 fünfzehn フュンフツェーン

16 sechzehn ゼヒツェーン

17 siebzehn ズィープツェーン

18 achtzehn アハツェーン

19 neunzehn ノインツェーン

ドイツ語で数えよう 

 

日常生活を送る上で、数字の意味、言い方を理解、マスターするのは不可欠です。 

観光でトイツに訪れた時に、レストランで食事をしたり買い物をしたりする時に、ドイツ語の数字を理解しておく必要があります。 

 

今回は、ドイツ語の数字について、数の数え方の基本について紹介します。 

ますは100の位までしっかり言えるようになって、それから1000の位、余裕があればさらに大きな数字も覚えていきましょう! 

 

 

■ドイツ語の数字の読み方〜スペル 

ドイツ語数字読み方

 

1から10まで 

 

一つ一つをしっかり覚えましょう。 

日本後でも1から10を 

 

「いち」「にい」「さん」「よん」「ご」「ろく」「しち」「はち」「きゅう」「じゅう」と一気にスラスラ言えると思います。ドイツ語でもアインスからツェーンまでを一気にスラスラ言えるように覚えましょう! 

 

以下、数・ドイツ語のスペル・読み方の一覧です。 

 

数 ドイツ語 読み 

0 null ヌル 

1 eins アインス 

2 zwei ツヴァイ 

3 drei ドライ 

4 vier フィーア 

5 fünf フンフ 

6 sechs ゼクス 

7 sieben ズィーベン 

8 acht アハト 

9 neun ノイン 

10 zehn ツェーン 

 

まずは1〜10はひたすら覚えます。 

書いて、発音をして、耳で聞いて繰り返しインプットを心がけましょう。 

ドイツ語数字を学ぶ上で基礎となります。 

 

続いて、11〜19までこちらもひたすら覚えます。 

同じく数字、スペル、読み方です。 

 

11 elf エルフ 

12 zwölf ツヴェルフ 

13 dreizehn  ドライツェーン 

14 vierzehn  フィルツェーン 

15 fünfzehn  フュンフツェーン 

16 sechzehn ゼヒツェーン 

17 siebzehn  ズィープツェーン 

18 achtzehn  アハツェーン 

19 neunzehn ノインツェーン 

 

13〜19は英語と同じような法則。「〇〇ツェーン」が続きます。 

 

次は20〜99 

まずは20〜90までの、一の位が0の数字を覚えていきましょう。 

 

20 zwanzig ツヴァンツィヒ 

30 dreißig ドライスィヒ 

40 vierzig フィルツィヒ 

50 fünfzig フュンフツィヒ 

60 sechzig ゼヒツィヒ 

70 siebzig ズィープツィヒ 

80 achtzig アハツィヒ 

90 neunzig ノインツィヒ 

 

この数字もひたすら覚えます。 

この一の位が0の数字と、1〜10までの数字を覚えていくと他の2桁の数が作り出すことが可能になります。こちらも基礎となる数字。しっかり覚えましょう。 

 

 

ここから他の2桁の数を作ります。  

以下のような法則となります。 

 

「1から9」と「20、30、40、50、60、70、80、90」を組み合わせて作るので 1から10までと20,30,などを覚えれば、他の数字は一つ一つを全て覚える必要はありません。 

 

特徴的なのは、一の位が先で十の位を後に読むという点です。  

 

21は「1と20」です。 1はeins, 20はzwanzig。 なので 21は einundzwanzig(アインウントツヴァンツィヒ)と表現されます。 

 

22は「2と20」です。  

2はzwei, 20はzwanzig。  

なので 22は zweiundzwanzig(ツヴァイウントツヴァンツィヒ)となります。 

 

31から39までを並べてみると以下のようになります。 

 

31– ein    und  dreißig 

32– zwei   und  dreißig 

33– drei    und  dreißig 

34– vier     und  dreißig 

35– fünf    und  dreißig 

36– sechs  und  dreißig 

37– sieben  und  dreißig 

38– acht    und  dreißig 

39– neun    und  dreißig 

 

 

組み立て方がわかりやすいように3つの単語に分けましたが、正確には”einunddreißig”のように続けて一つの単語として書きます。 

 

 

41」以降も同じように読みます。 

 

42–zweiundvierzig  53–dreiundfünfzig  64–vierundsechzig 

75–fünfundsiebzig  86–sechsundachtzig 97–siebenundneunzig 

 

 

気をつけてほしいのは 1はeinsですが 41は「einundvierzig」となる点。 (einsundvierzigではありません)  

 

同様に 51はeinundfünfzig, 61はeinundsechzigとなります。 

 

 

ドイツ語の100から兆までの数字です。   

数字・スペル・読み方の順でご紹介。 

 

数字 ドイツ語 読み方 

100  (ein) hundert (アイン)フンダート 

200  zweihundert ツヴァイフンダート 

1.000  (ein)tausend (アイン)タウゼント 

2.000  zweitausend ツヴァイタウゼント 

1.000.000    eine Million    アイネ ミリオーン 

2.000.000 zwei Millionen ツヴァイ ミリオーネン 

1.000.000.000 eine Milliade アイネ ミリアーデ 

2.000.000.000 zwei Milliarden ツヴァイ ミリアーデン 

1.000.000.000.000 eine Billion アイネ ビリオーン 

2.000.000.000.000 zwei Billionen ツヴァイ ビリオーネン 

 

 

101から九百九十九までは百の位、それから次の2桁を読むという法則となります。 

以下、例を挙げます。 

 

102 einhundertzwei   アインフンダートツヴァイ 

211 zweihundertelf ツヴァイフンダートエルフ 

324 dreihundertvierundzwanzig ドライフンダートフィーアウントツヴァンツィヒ 

 

 

1001から9999までは 千の位、それから続く3桁を読みます。 

 

1001 eintausendeins アインタウゼントアインス 

 

4321 viertausenddreihunderteinundzwanzig  

フィーアタウゼントドライフンダートアインウントツヴァンツィヒ 

 

 

 

ドイツ語の10.000(一万)以上の数字を読んでみましょう。 

 

10.000 zehntausend (10と1000です) 

11.000 elftausend  (11と1000です) 

20.000 zwanzigtausend (20と1000です) 

21.000 einundzwanzigtausend (21と1000です) 

30.000 dreißigtausend (30と1000です) 

40.000 vierzigtausend 

50.000 fünfzigtausend 

100.000 (ein)hunderttausend 

 

続いては、100万以上の大きな数字です。Million Milliarde, Billionになると 大文字で書き始め、名詞扱いです。 

 

200万などになると それぞれ Millionen, Milliaden, Billionenと複数形になります。 女性名詞ですから 1が最初につく時は 「eine」です。 

 

Million  (Mio.)  百万 

Milliade (Md.  Mrd.  Mia.) 十億 

Billion (Bio. Bill.)  一兆 

 

ドイツ語でも英語のように 日本語と違って 3桁ごとに新しい数字の単位となります。 (日本語は4桁ですね) 少し気をつけてほしいのは 英語は3桁ごとに「コンマ」を打ちますが ドイツではPunkt(点・ピリオド)を打ちます。(コンマは小数点)。または コンマはなしで数字と数字の間にスペースを入れて書く人もいます。   

 

例えば以下の通りです。 

 

1.234.567.890 (ピリオドを3桁ごとに入れた場合) 

1 234 567 890 (3桁ごとにスペースを入れた場合) 

 

 

 

 

■ドイツ語の序数とは 

 

物事の順序・順番(序数)を表す数詞を指します。 欧州の言語において序数詞は、日付(日)や世紀、分数の分母、また1世、2世、3世…といった同名の人物の世代数などにも用いられます。 

 

つまりは、「1番目(の)」とか「2番目(の)」などと順番を表す時の言い方です。 

ドイツ語の序数の作り方は比較的簡単です。 

 

ドイツ語の序数 

 

原則は 

 

19までは 数字に-tをつける  

20以上は  数字に-stをつける       

 

です。 

以下、具体例を見ていきましょう。 

 

1番目の erst..  

2番目の zweit..  

3番目の dritt.. 

4番目の viert..  

5番目の fünft..  

6番目の sechst..  

7番目の siebt..  

8番目の acht..  

9番目の neunt.. 

10番目の zehnt.. 

  

例外は 1番目のerst、3番目のdritt。  

 

それから  

少し違うのが7番目のsiebtと8番目のacht(achttではないですよ)。 

 

 

11番目以降は・・こちらは例外がありません。 

 

11番目の elft.. 

12番目の zwelft.. 

13番目の dreizehnt.. 

14番目の vierzehnt..  

15番目の fünfzehnt.. 

16番目の sechzehnt..  

17番目の siebzehnt.. 

18番目の achtzehnt.. 

19番目の neunzehnt.. 

 

 

20以降はstをつけるので 

 

20番目の zwainzigst.. 

30番目の dreißigst.. 

40番目の vierzigst.. 

51番目の einundfünfzigst.. 

100番目の hundertst..・einhundertst.. 

1000番目の eintausendst..  

1.000.000番目の Millionst.. 

 

3桁以上になると、以下のような場合  

下2桁で序数の形が決まります。 

 

234番目の = zweihundert vier und dreißigst..   

103番目の = hundert und dritt.. 

201番目の = zweihundert und erst. 

 

 

■ドイツ語の序数の使われ方 

 

序数はこのままの形で使われる事はありません。  

序数の作り方は簡単ですが、 この序数、 

 

「(定)冠詞」+ 「序数」(+「名詞」)の形で使われる事がほとんどなので 形容詞のように格変化します。(序数は形容詞のように使われます。形容詞が名詞化することもあるように序数も名詞化することもあります) 

 

■ドイツ語の少数 

少数点以下は日本語と同じく、数字を一つ一つ読みます。 少数点はコンマを打ちます。(ピリオドではありません) 

 

小数点の前の数字を読んだ後、「Komma」(コンマ)を読み、その後、少数点以下の数字を一つ一つ読みます。 

 

1,3 = eins Komma drei 

0,2 = null Komma zwei 

3,41 = drei Komma vier eins 

5,7894 = fünf Komma sieben acht neun vier 

分数 

 

■ドイツ語の分数 

分数=分子/分母   

(3/4なら分子は3、分母は4) 

 

ドイツ語の分数の読み方は分子が先、分母が後となります。 

 

分子は 「基数」普通の数字の読み方です。   

ただし、「1」のみ「ein」で「eins」ではありません。 

分母は「序数」にelをつけます。 

 

では、例を読んでみましょう。 

 

1/4 = ein viertel 

2/5 = zwei fünftel 

3/11 = drei elftel 

1/1000 = ein tausendstel 

1/2= ein halb  

 

分数は形容詞として名詞の前についたり、分数のみで名詞となる事もあります。 

 

■ドイツ語の助数詞 

 

助数詞とは、日本語の数字の後につける個とか、冊とか、枚のことを指します。 

ドイツ語では種類が少ないが同じような表現があります。 

よく使うものを以下にまとめました。 

 

回 mal マル 

個 Stück シュトゥーク 

階 Etage エタージュ 

枚 Scheibe シャイベ 

巻 Band バント 

 

■生活の中での数字 

お金や時間など生活の中で頻繁に使う数字を紹介します。 

 

ドイツ語のお金の数え方 

 

セントが付かない場合 

まずセントが付かない金額から 

 

3€  → ドライ・オイロ 

150€ →  フンダート・フンフツィック・オイロ  

 

セントが付く場合 

セントが付く場合は少しややこしくなってきます。 

 

3,50€ → ドライ・オイロ・フンフツィック  

15,25€ → フンフツェン・オイロ・フンフウントツバンツィック  

 

セントの部分は読み上げない。 

人によってはユーロの部分を省略して言う人もいます。 

 

ドイツ語の日付の書き方 

 

ドイツ語で日付を書く場合は、日・月・年の順で書くのが一般的です。 

例を挙げると以下のようになります。 

 

05.12.2019 ⇔ 2019年12月5日 

24.03.1999 ⇔ 1999年3月24日 

 

月の部分を月の名前に変えて表現します。 

1日~9日までの日にちの頭に0を付けません。 

 

2019年12月5日 ⇒ 5. Dezember 2019  

1999年3月24日 ⇒ 24. März 1999 

 

なお、英語で日月年を記入する時の「dd.mm.yyyy」は、ドイツ語では「tt.mm.jjjj」となります。 

 

ドイツ語の日付の読み方 

 

次に日付の読み方も確認しましょう。 

 

年の言い方は普通の数字の読み方と同じです。 

 

1981年 ⇒ ノインツェンフンダート・アインウントアハツィック 

 

ドイツ語で日にちを口にする場合は、序数(何番目の日という表現)を使います。 

例を挙げると以下のようになります。 

 

11月1日 ⇒ 1. November エアステ・ノーヴェンバー 

5月31日 ⇒ 31. Mai アインウントドライツィクテ・マイ 

 

月を数字読みにすることも。 

 

11月1日 ⇒ 1. 11. エアステ・エルフテ 

5月31日 ⇒ 31. 5. アインウントドライツィクテ・フンフテ 

 

年月日を続けて言うと以下の通りです。 

 

1985年2月20日 ⇒ 20. Februar 1985 ツヴァンツィックテ・フェブラー・ノインツェンフンダート・フンフウントアハツィック 

 

2003年11月5日 ⇒ 5. November 2003 フンフテ・ノーベンバー・ツヴァイタウゼント・ドライ 

 

いざという時のために自分や家族の誕生日などは覚えておきましょう。・ 

 

 

■ドイツ語会話「今、何時ですか?」  

 

Wie spät ist es jetzt ? 

ヴィー シュペート イスト エス イエツト 

 

Wie(ヴィー)は英語のhow にあたる疑問詞です。 

spät(シュペート)は「遅い」という形容詞。 

 

ist (イスト)は英語のbe動詞で、es(エス)はit 。 

jetzt(イエツト)が「今」で副詞になります。 

 

 

ドイツ語会話 時間の言い方は? 

 

バス停でおばあちゃんから声をかけられました。 

10時10分発のバスに乗りたいらしい様子。 

 

おばあちゃん:「今、何時でしょう?」 

私:10時です。 

 

ドイツ語で時間を言うと、 

Es ist 10 Uhr. 

エス イスト ツェーン ウーァ 

 

15分、30分、45分の言い方も 

覚えておきましょう。 

 

・10時15分 

zehn Uhr fünfzehn (ふつうの表現) 

ツェーン ウーァ フュンフツェーン 

 

あるいは、viertel(4分の1)という表現を使って、 

10時を15分過ぎたという言い方をします。 

 

viertel nach zehn 

フィァテル ナーハ ツェーン 

 

・10時30分 

zehn Uhr dreißig (ふつうの表現) 

ツェーン ウーァ ドライスィッヒ 

 

30分はhalb(2分の1)という単語を使って、 

halb elf 

ハルプ エルフ 

 

11時まで、あと30分という表現に注意してください。 

 

 

・10時45分 

zehn Uhr fünfundvierzig (ふつうの表現) 

ツェーン ウーァ フュンフ ウント フィァツィッヒ 

 

今度は11時、15分前という表現になります。 

viertel vor elf 

フィァテル フォァ エルフ 

 

何かを聞いたり、お願いするときには、 

まず一言。 

 

Entschuldigen Sie ! 

エントシュルディゲン ズィー 

 

「すみません」をお忘れなく。 


■ドイツ人は数字をどうやって書き取っているか? 

ドイツ語では21から99までの数字で、1の位と10の位を逆にして読みます。 

 

 英語で例えると、31をthirty-oneと言うのではなく、one and thirty「1と30」と言うのです。1の位を言ってから10の位を言うので、10の位を聞き終わるまでは数字が書きだせません。 

 

 しかし、「ドイツ人はちゃんと左から数字を書く」んです。 

 

何を当たり前のことを、と聞こえるかもしれませんが、この「13から99の数字が入れ替わる現象」は、大きな数になるほど足を引っ張るのです。 

 

 例えば、 

 

 1,438,529 

 という数字があったとしましょう。 

 

日本語では、 

 

1→4→3→8→5→2→9 

と、左から右へスムーズに読んでいきます。英語も同じです。 

 

これがドイツ語では次のようになります。 

 

eine Million vierhundertachtunddreißigtausendfünfhundertneunundzwanzig 

 

このドイツ語では数字の読み方がどうなっているのかと言うと、 

 

1→4→8→3→5→9→2 

となっています。 

 

2桁が入れかわる現象が、千の位以上でも起きています。 

 

そして、この千の位以上での入れ替わり現象により、頭の中で数字がぐっちゃぐちゃになってしまうのです。 

 

999までの数字ならまだしも訓練すれば即答できるようになる気がしますが、1万の位を超えたとたん、メモなしでは数えられなくなります。 

 

例えば、「58(8と50)」という数字を聞いたら、「8」を書いてからその左に「5」を添える、という書き取り方です。 

 

ただし、この書き方は、途中の桁に「0」がある場合、例えば、 

 

1,086,535 

 

(読まれる順番:1→6→8→5→5→3) 

 

とかになったときに途端にメモに混乱を来してしまいます。読まれない「0」に気づかないまま、「6」の左に「8」を書いてしまうと、186,535だと勘違いしてしまいかねないのです。 

 

この特徴はドイツ語を長く学んでいる人でも慣れるまではなかなかマスターするのが大変な点です。

 

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