【ドイツ語独検・Goethe】資格勉強で学べないドイツ語について

こんにちはマキシーです!

今回は、教科書では学べないドイツ語についてご紹介していきたいと思います。





ドイツ語独検1級の資格を取っても文化の背景は学べない

ドイツ語を上達するために教科書で必死に勉強しても、ドイツの文化の背景は学ぶことができません。たとえば、食の文化の場合だと、日本はお米が主食ですが、ドイツはジャガイモが主食です。このような文化の違いはドイツ語の高難易度の資格を取得しても学ぶことができないため、ドイツ語をマスターするほどドイツの文化にも触れてみてほしいと思います。

基本的に日本人がドイツ語を覚えて実践で使うシチュエーションというのは、ドイツで仕事をしたりドイツに旅行するなど、ほぼ必ずドイツが絡んでくるはずです。そのような時にドイツの文化をいろいろと知っておくことで、ドイツ人とのコミュニケーションを円滑に進められるようになります。



ドイツ語独検1級の資格を取っても、ドイツ人に冗談は通じない


ドイツの文化といってもさまざまな事柄があるわけですが、日本人がドイツ人とドイツ語で会話をする際に違和感を覚えやすい点として笑うタイミングがあります。日本人同士で会話をするときにここは笑うポイントだなと思って笑っても、相手がドイツ人だと真顔で返されることがあるので、そのようなときに違和感を覚えると思います。

もちろん、ドイツにはコメディアンがいますし、お笑いの番組もありますし、面白いことには対して大笑いするのは日本と同じですが、ドイツに比べると日本のほうが冗談が通じやすいですね。そもそも、日本とドイツではウケる笑いのネタも違いがあるので、日本でウケるセリフをドイツ人に言っても何を言ってるんだろうみたいな顔をされることもあると思います。数人のドイツ人に混じって会話をしているときに「あれ?どうしてみんな笑っているの?」というような経験は多々あるので、これはドイツの文化を知りながら学んでいくしかありません。

それを知るおすすめな方法が2つあるので、ぜひ実践してみてください。


いろんなドイツ人とたくさん付き合ってみる


やっぱり、笑うタイミングを知るためには多くのドイツ人とたくさん会話をする必要があります。ドイツに住むのであれば、日々いろんなドイツ人と会話をするでしょうから、自然とドイツの冗談を理解できるようになると思います。仕事が終わってみんなでご飯に行く機会があれば積極的に参加するなど、多くのドイツ人と話す機会をうまく活用してみてください。

ドイツの映画を見てみる

日本に住みながらドイツの笑いの文化を学ぶなら、ドイツ映画を見るのはとてもおすすめです。ハリウッドがリメイクしたドイツ映画ではなく、ドイツの制作会社が作ったドイツ映画を見るほうがきっと分かりやすいです。どの国の映画も日常的なシーンは日頃の習慣が描写されていますし、会話も同じです。笑いに至るまでの流れを巻き戻しで見直すこともできるので、ドイツの映画を見ながらドイツ人の冗談を学んでみてください。

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Maxie Pickert

【講師紹介】Pickert Maxie(ピカット マキシー)

ボン大学、早稲田大学院卒業。14歳の時にドイツ語に訳された村上春樹の小説に出会い、日本に憧れる。16歳で、埼玉県の高校の1年間の交換留学プログラムを利用して初来日し、早稲田大学・大学院で日本語の勉強を継続。日本でドイツ語を勉強している人を手伝いたいという思いから、YouTubeチャンネルやTwitterを通じて定期的にドイツ・ドイツ語に関する情報発信している。

日本語能力試験1級 TOEIC 890

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