ドイツ語で「どういたしまして」はなんて言う??
ドイツ語の「どういたしまして」の表現について紹介いたします。ドイツ語でDanke/ダンケ「ありがとう」と言われたら、なんて言えば良いでしょうか。「どういたしまして」という言葉は日本語では一つの表現しかありませんが、ドイツ語では人やシチュエーションなどによって言葉を使い分けています。
友人知人や両親などの親族に対しては「カジュアルな言い方」を、年上の方や初対面の方では「丁寧な言い方」をします。
「どういたしまして」の「カジュアルな言い方」と「丁寧な言い方」そして他にも「気にしなくても良いよ!という言い方」「勿論だよ!という言い方」など様々なシーンや用途で使う「どういたしまして」を紹介します!
ドイツ語の日常会話でよく使うフレーズ紹介!~ドイツ語で「ありがとう」「どういたしまして」なんていう?様々なシチュエーションで使える表現を紹介します。
今回はドイツ語の日常会話でよく使われるフレーズをご紹介いたします。今回のテーマは感謝の挨拶である、「ありがとう」と、言われた時の返答の「どういたしまして」です。色々な場面や状況によって幾つかの表現があるので、ぜひ使い分けができるようにしましょう。
ドイツ語で「ありがとう」と話しかけてくれたら、都度、しっかり「どういたしまして」応答したいですよね?しっかりマスターして、現地で「ありがとう」と「どういたしまして」を使えるようになって豊かなコミュニケーションができるとドイツ旅行やドイツでの滞在がより充実したものになることでしょう!!
●ドイツ語で「ありがとう」はなんて言う??
まずは、感謝の気持ちを表す「ありがとう」の表現を紹介します。
■ドイツ語の「ありがとう」場面によっていくつかのパターンがあります。深い感謝を伝える場合や、相手に合わせて表現など。ここでは代表的な表現をご紹介します。
「ありがとう」の表現は感謝の度合いによって1→5に連れて深くなっていきます。
以下が「ありがとう」の表現の代表的な5つです。
1:Danke
2:Danke schön!
3:Vielen Dank. / Vielen lieben Dank. / Herzlichen Dank.
4:Ich wäre sehr dankbar, wenn…
5:Ich danke… / Ich bedanke mich bei…
上から下へ、感謝の程度が高くなっていきます↓
1:Danke
意味:「ありがとう」
気軽でカジュアルな表現です。
【訳】:ありがとう
【場面】:友人や家族、親戚など、親しい人との日常会話でよく使用されます。
「ありがとう」の定番の表現!
例 食事などに誘われたときに…
Danke für die Einladung!
(招待してくれてありがとう!)
2:Danke schön!
意味:「ありがとう」
感謝を伝えたい時、いつでもどこでも一番頻繁に使われます。
【訳】ありがとうございます
【使用されるシチュエーション】Dankeより丁寧にお礼を言いたいとき
Danke schön. はよく知られたドイツ語の「ありがとう」の表現なので、すでにご存知の方も多いことでしょう。「ありがとうございます」と丁寧に言いたいときは、一般的にこの表現を使います。
例
A:Entschuldigung. Wo ist das Rathaus?
(すみません。市役所はどこですか?)
B:Da drüben.
(あそこですよ。)
A:Danke schön!
(ありがとうございます!)
3:Vielen Dank. / Vielen lieben Dank. / Herzlichen Dank.
【訳】本当にありがとうございます
【シチュエーション】感謝の気持ちをより強く込めたいとき特別な行事(誕生日など)があったとき、特別何かしてもらったときなどに使われます。
表現として、左から右に、感謝の度合いが上がっていきます。(Vielen herzlichen Dank. と言うこともできます。)
「本当にありがとうございます」の意味で、日常的によく使われるのが Vielen Dank. の表現です。
それ以外の表現は、より心がこもった印象になります。日常的によく耳にするというよりも、誕生日や結婚式をお祝いしてくれた方に送る、感謝の気持ちを伝えるメッセージカードなどで見かけることが多い表現です。
4:Ich wäre sehr dankbar, wenn…
【訳】~してくれたら有り難いのですが・・・!
【シチュエーション】頼みづらいことを頼むとき
「あなたに」と入れて、 Ich wäre Ihnen sehr dankbar. でもOKです。
例 Ich wäre Ihnen sehr dankbar, wenn Sie mir umgehend antworten könnten.
(すぐにお返事をいただけると、大変有り難いのですが…)
5:Ich danke… / Ich bedanke mich bei…
【訳】~さんに深く感謝の意を述べます
【シチュエーション】メールや手紙など書き言葉で表現で使われるフレーズです。少し硬い表現です。
下の2つの例文のように同じ内容でも、danken と bedanken では後に続く言葉が異なるため、注意が必要です。
danken :3格(人)が続くので、「あなた(Sie)」であれば、 Ich danke Ihnen. となります。
例 Ich danke Ihnen für Ihre Hilfe.
(お力添えいただき感謝いたします。)
bedanken :前置詞 bei +3格(人)が続くので、「あなた(Sie)」であれば、 Ich bedanke mich bei Ihnen. となります。
例 Ich bedanke mich bei Ihnen für Ihre Hilfe.
(お力添えいただき感謝いたします。)
また、 Ich bedanke mich im Voraus. などの表現も使われます。
メール本文の最後に書く、 Danke im Voraus. (先行して感謝します=よろしくお願いします)という表現があるのですが、そのより丁寧な形となります。
同じ感謝の気持ちを表すにも感謝の度合いや丁寧さ、場面によって様々表現があります。いろんなパターンの「ありがとう」の表現を覚えて、様々なシチュエーションで使い分けれれるように表現のレパートリーをぜ増やしましょう!
●ドイツ語で「どういたしまして」はなんて言う??
続いては、ドイツ語の「どういたしまして」の表現について紹介いたします。ドイツ語でDanke/ダンケ「ありがとう」と言われたら、なんて言えば良いでしょうか。「どういたしまして」という言葉は日本語では一つの表現しかありませんが、ドイツ語では人やシチュエーションなどによって言葉を使い分けています。
友人知人や両親などの親族に対しては「カジュアルな言い方」を、年上の方や初対面の方では「丁寧な言い方」をします。
「どういたしまして」の「カジュアルな言い方」と「丁寧な言い方」そして他にも「気にしなくても良いよ!という言い方」「勿論だよ!という言い方」など様々なシーンや用途で使う「どういたしまして」を紹介します!
1:Bitte
Danke「ありがとう」と言われたら返す一番簡単な言葉です。「Danke/ダンケ」「Bitte/ビッテ」とのやり取りは友人・知人、両親・親戚など面識があり仲の良い人同士でよく使用されます。
仮につい初対面の方に使ってしまっても、マナーとして相手に不快な印象を持たれることはありません。
しかし、そっけなく少し冷たい印象になってしまうので、なるべく笑顔で話す様に心がけましょう。「ありがとう」のフレーズもセットで覚えておきましょう。ドイツ語の日常会話でよく使う表現の一つです
2:Gerne
「Gerne」は「喜んで」という意味を表します。より具体的に訳すと「自分から進んで、喜んでしたことですから、感謝・礼には及びませんよ。」という表現にになります。「礼には及びません=どういたしまして」というニュアンスとなります。
3:Dafür nicht!
「全然いいよ!」という意味です。ドイツ語圏のなかでも北部(ハンブルクやベルリンなど)でよく使われます。その他の地域ではあまり使わない表現ですし、該当の地域でも目上の人・年上の人に使うと失礼にあたるので、使う際、注意しましょう。
4:Bitte schön
続いて年上の方や初対面の方での丁寧言い方を紹介します。これから紹介する4と5のように、初対面の方とお客様とで多少、言い方が変わる場合があります。
教科書で一番初めに習う基本的な単語です。
どの教科書にも必ず掲載されていますが、この言葉を使う頻度は少ないです。
主にホテルやレストラン、デパートなどで店員さんに「ありがとう」といった時にBitte schönと返されます。
海外で働く場合、アルバイトやインターンシップ先ではよく使う表現になりますので、ぜひ覚えましょう。ちなみにドイツでは日本で言う「お客様は神様」の精神は全く、ありません。お金を払って何かしてもらった時も必ずお礼を言いましょう。こういった文化の違いもしっかり抑えておくことが重要です。
5:Bitte sehr!
面識があり、ある程度仲の良い方には「Bitte sehr!」と返します。初対面の人とのやりとりで、最初は何かお礼を言われたらBitte schönと返すことが多いですが、段々会う機会が増えてくると、ドイツでは比較的早くBitte sehrという様になる人が多いです。
6:Gern geschehen
「Gerne」の丁寧な言い方です。
意味としては「感謝するに及びません。私が喜んで自ら行っただけの事です。」となります。日常的にあまり使いません。
時に相手が申し訳なさや謝罪を込めて「ありがとう」という場面があります。
その時にどう返したらよいのか、以下、紹介します。
7:Kein Problem
Keinは「~無い」という否定を示します。Problemは英語と全く同じ綴りをしている様に「問題」という意味があります。つまり、「問題ない」という意味になります。(ノープロブレム!と同じニュアンスですね。)使う場面としては、誰かの失敗をカバーした時や、申し訳なさそうにされた時に使います。
8:Nichts zu danken
NichtはKeinと同じく「~無い」という否定を示します。「danke」が「ありがとう」という意味を持ちます。したがって、「ありがとうと言われる程でもないよ」という意味になります。誰かが探していた落とし物を偶然にも見つけた時や、相手の分からない所を軽く教えた時に言ったりします。
「感謝しなくていいよ!当然の事だからね!」とちょっと得意げに言いたい時はなんて言えばば良いでしょうか。
2つ紹介しますが、1つは発音できるとかっこいいのでぜひ挑戦してみてください。
9:Natürlich!
「もちろんだよ!」「当然さ!」という意味です。少し、得意げに言いたい時などに使います。子どもが両親や先生などに感謝された時にも使います。通常では宿題・課題などをちゃんと、取り組んだかをし聞かれた時や、テスト勉強はしっかりやって、万全かどうかを尋ねられた時にNatürlich !と自信満々に答えます。
10:selbstverständlich!
「当然さ!」という意味を持ちますが、単語として長く、発音も難しいです。
しかし、ドイツ語でスムーズの言えたらかっこよいのでぜひ覚えてみましょう。普段は長いのであまり、使われませんが、ビジネスシーンで使う場合があリマス。その際には、単語だけでは使用せずに、「Das ist doch selbstverständlich/ダス イストドッホ ゼルプストフェアシュテンドリッヒ」と言い、「当然の事をしたまでです」と言う、表現になります。
一回限りではなく、気軽に頼んでね?と伝えたい時、なんて言えば良いでしょうか。「いつでも頼ってよ!」と言いたい時のフレーズも紹介します。
11:Jederzeit wieder!
「wieder」は再び、「Jederzeit」はいつでもという意味を持ち、「またいつでもするからね!」と使います。
「どういたしまして」にも様々な所で使い分けがあります。
「こんなに全部覚えられない」となった方は、まずカジュアルな表現から覚えてみましょう。知ることや発音するのも楽しいですが、ぜひ気軽な気持ちで一つ一つの単語を調べて貰えたらと思います。
◆会話力を高めるには実際使うことが肝心!
今回はドイツ語の「ありがとう」「どういたしまして」の表現と、合わせて使える基本的な日常会話のフレーズを紹介しました。どの表現も日常会話で頻繁に使う表現です。ぜひ、覚えてドンドン使ってみましょう。
言語の習得の一番のポイントは、『必要に迫られること』です。
現地の人との様々な会話、活きた言語に触れる機会を増やすことが語学力アップの近道。そういった点で海外留学というのは語学習得の大きな近道と言えます。(現地での生活は、現地の言葉を使う必要に迫られる機会だらけ。)
■まずは、英語→次の言語へのチャレンジとしてドイツ語
小学生から大学生まで長い時間英語を学んできたので、ある程度、読み書きはできる方は多いと思います。であれば、積極的に英語を使う『必要に迫られる機会』の頻度を上げ流ことができれば、英語の上達は可能です。
現在はさまざまなオンラインサービスも多く存在します。相手に伝えたいことを必死に捻り出して、発音が下手くそでも、文法が間違っていても伝わる経験を多くすることが重要です。画面越しに、時にはジェスチャーも交えて必死に伝える。オンラインでいろんな国の人と繋がれるようになったので、発音が悪くてもちゃんと伝わります。
まずは英語を使えるように頑張る。
次に第二外国語へのチャレンジ。おすすめはドイツ語・・。
英語とドイツ語を混在でもいいので、必死に伝える。コロナ禍で留学にいけない現在、逆にオンラインサービスが身近な存在になったので、世界各国の人達と話せる機会は増えています。留学になかなか行けない昨今ですが、語学力をアップする選択肢は以前より豊富になってきます。
思い立ったら、オンライン留学。英語をはじめ、いろんな言語にチャレンジしてキャリアアップに繋げたいものです。
●日常会話でよく使うフレーズをマスターして、ドイツで実際使ってみよう!
今回はドイツ語表現の感謝の挨拶である、「ありがとう」と、言われた時の返答の「どういたしまして」について紹介してきました。「ありがとう」も「どういたしまして」も色々な場面や状況によって幾つかの表現があることがお分かりいただいたことでしょう。代表的なフレーズを覚えて、ぜひ使い分けができるようにしてください。
ドイツ語で「ありがとう」と話しかけてくれたら、都度、しっかり「どういたしまして」応答できるようしっかりマスターして、現地でしっかり日常会話で使えるようになってくださいね。
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ドイツ語で動物園の名前を覚えよう!
Der Hund 犬
Die Katze 猫
Der Löwe ライオン
Der Bär クマ
Der Affe サル
Das Schaf 羊
Das Pferd 馬
Die Kuh 牛
Der Elefant ゾウ
Der Wolf オオカミ
Die Ente アヒル
Der Tiger トラ
Das Schwein 豚
Das Reh 鹿
Der Esel ロバ
Die Giraffe キリン
Die Henne めんどり
Der Pinguin ペンギン
Das Eichhörnchen リス
Der Vogel 鳥
Der Gepard チーター
Das Känguru カンガルー
Die Ziege ヤギ
Das Zebra シマウマ
Der Fuchs 狐
Der Koala コアラ
Die Maus ねずみ
Das Nashorn サイ
Der Eisbär アイスベア
Der Frosch カエル
Der Gorilla ゴリラ
Die Gans ガチョウ
Der Hahn おんどり
Das Kamel キャメル
Der Papagei オウム
Das Nilpferd カバ
Der Leopard ヒョウ
Die Eule フクロウ
Der Schimpanse チンパンジー
Der Alligator アリゲーター
Der Bison バイソン
Das Erdmännchen ミーアキャット
Der Panda パンダ
Die Hyäne ハイエナ
Der Orang-Utan オランウータン
Das Lama ラマ
Die Schlange ヘビ
Der Hamster ハムスター
Der Bieber ビーバー
ドイツ語で動物園の名前を覚えよう!
今回は動物をご紹介します!
Der Hund 犬
Die Katze 猫
Der Löwe ライオン
Der Bär クマ
Der Affe サル
Das Schaf 羊
Das Pferd 馬
Die Kuh 牛
Der Elefant ゾウ
Der Wolf オオカミ
Die Ente アヒル
Der Tiger トラ
Das Schwein 豚
Das Reh 鹿
Der Esel ロバ
Die Giraffe キリン
Die Henne めんどり
Der Pinguin ペンギン
Das Eichhörnchen リス
Der Vogel 鳥
Der Gepard チーター
Das Känguru カンガルー
Die Ziege ヤギ
Das Zebra シマウマ
Der Fuchs 狐
Der Koala コアラ
Die Maus ねずみ
Das Nashorn サイ
Der Eisbär アイスベア
Der Frosch カエル
Der Gorilla ゴリラ
Die Gans ガチョウ
Der Hahn おんどり
Das Kamel キャメル
Der Papagei オウム
Das Nilpferd カバ
Der Leopard ヒョウ
Die Eule フクロウ
Der Schimpanse チンパンジー
Der Alligator アリゲーター
Der Bison バイソン
Das Erdmännchen ミーアキャット
Der Panda パンダ
Die Hyäne ハイエナ
Der Orang-Utan オランウータン
Das Lama ラマ
Die Schlange ヘビ
Der Hamster ハムスター
Der Bieber ビーバー
Die Robbe シール
Das Faultier ナマケモノ
Der Igel ハリネズミ
Der Pavian ヒヒ
Der Strauß ダチョウ
Der Puma プーマ
Der Delfin イルカ
Die Gazelle ガゼル
Der Moschusoche ジャコウウシ
Der Truthahn 七面鳥
Der rote Panda レッサーパンダ
Der Jaguar ジャガー
Das Huhn ニワトリ
Der Schwan 白鳥
Der Kolibri ハチドリ
Der Grizzlybär ハイイログマ
Die Taube 鳩
Der Afrikanische Büffel アフリカンバッファロー
Das Krokodil クロコダイル
Der Schneeleopard ユキヒョウ
Der Elch ムース
Der Tukan オオハシ
Der Lemur キツネザル
Das Kaninchen バニー
Das Stinktier スカンク
Die Schildkröte カメ
Der Otter カワウソ
Die Ratte ネズミ
Der Waschbär アライグマ
Der Adler ワシ
Der Ameisenbär アリクイ
Der Tapir バク
Das Alpaka アルパカ
Der Hai サメ
Das Gürteltier アルマジロ
Die Krabbe カニ
Der Kanarienvogel カナリア
Das Meerschweinchen モルモット
Das Seepferdchen タツノオトシゴ
Der Weißkopfseeadler 白頭ワシ
Der Seestern ヒトデ
Das Rentier トナカイ
Das Backenhörchen シマリス
Das Wiesel イタチ
Der Oktopus タコ
Der Luchs オオヤマネコ
Die Meeresschildkröte ウミガメ
Das Walross セイウチ
Das Perlhuhn モルモット
Der Bonobo ボノボ
Die Ameise アリ
Der Falke ホーク
Der Schmetterling 蝶
Der Flamingo フラミンゴ
Die Biene 蜂
Das Frettchen フェレット
Die Krähe カラス
Der Leguan イグアナ
Die Fliege はえ
Der Fisch 魚
Die Raupe キャタピラー
Der Mensch 人間
Der Grashüpfer バッタ
Der Habicht 鷹
Der Kojote コヨーテ
Das Insekt 昆虫
Der Killerwal クジラ
Der Seelöwe アシカ
Die Eidechse トカゲ
Das Okapi オカピ
Die Qualle クラゲ
Die Möwe カモメ
Das Chamäleon カメレオン
Der Storch コウノトリ
Die Spinne くも
Der Geier ハゲタカ
Der Specht キツツキ
Der Ochse オックス
Die Schnecke かたつむり
Die Fledermaus バット
Die Hummel バンブルビー
Die Biberratte コイプ
Die Grille クリケット
Der Schafbock ラム
Die Zikade 蝉
Der Schakal ジャッカル
Der Hummer ロブスター
Der Tausendfüßler ムカデ
Der Gibbon テナガザル
Der Reiher サギ
Der Brüllaffe ホエザル
Die Hornisse スズメバチ
Der Eisvogel カワセミ
Der Kakadu オウム
Der Marienkäfer てんとう虫
Der Pelikan ペリカン
Die Wachtel ウズラ
Der Goldfisch 金魚
Der Skorpion サソリ
Der Spatz スズメ
ドイツ語でオス、メスの呼び名
上記はオス、メスの区別なく、集合体の呼び名になりますが、次は別の呼び名をご紹介します。
主に家畜の場合、オスかメスかで呼び名が区別されています。犬や猫などを家で飼っている場合は、「雄猫」などと特に区別せず Ich halte einen Hund .(犬を一匹飼っている)という言い方になります。また、去勢された(kastriert)家畜は呼び名が変わります。
牛 Rind
雄牛 r/Stier
牝牛 e/Kuh
去勢牛 r/Ochse
仔牛 s/Kalb
馬 Pferd
牡馬 r/Hengst
牝馬 e/Stute
去勢馬 r/Wallach
仔馬 s/Fohlen
ブタ Schwein
雄ブタ r/Eber
雌ブタ e/Sau
子豚 s/Ferkel
ニワトリ Huhn
雄鶏 r/Hahn
雌鶏 e/Henne
ひよこ s/Küken
ヒツジ Schaf
雄羊 r/Widder
雌ヒツジ e/Zibbe Zibbeにはウサギのメスを指したりもする
子羊 s/Lamm pl/Lämmer
去勢羊 r/Hammel
犬 Hund
雄犬 r/Rüde
雌犬 e/Hündin
子犬 r/Welpe
猫 Katze
雄猫 r/Kater
雌猫 e/Katze
子猫 s/Kätzchen
ドイツ語でオス、メスの呼び名【例文】
einen Hund halten (犬を飼っている・犬を飼う)
Einen Hund ausbilden (犬をしつける)
Hunde züchten (犬をブリーディングする・養育する)
einen Fuchs zähmen (キツネを手なずける・飼いならす)
eine Katze streicheln (猫を撫でる)
einen Hund füttern (犬にご飯をあげる)
ein Pferd reiten (馬に乗る)
ein Lamm schlachten (仔ヒツジを屠畜する)
ein Reh jagen (シカを狩る)
動物が登場する慣用句
先程も紹介しましたが、猫はドイツ語で「Katze」(カッツェ)と言い、メス猫という意味です。オス猫は「Kater」(カーター)ですが、ドイツ人は日常生活の会話で性別の関係なく、「Katze」を使っています。その一部を紹介します。
▽Naschkatze(ナッシュカッツェ)
【単語】
Nasch(動詞: naschen):甘いつまみ食いをする
Katze:猫
直訳:甘いつまみ食いをする猫
意訳:お菓子や甘いものが大好きな人、よく間食する人
ドイツ人は甘いものが好きな人、そして食事の間、よくおつまみを食べる人を「Naschkatze」と呼びます。この表現がどのように発展してきたかというと、はっきり分りませんが、有力な説が二つあります。一つ目はドイツでは猫はクリームが大好きだと思われていることです。二つ目はつまみ食いをする人と同じように、猫は一日に何回も、少しの量の餌を食べる習性があるからです。
どんな説であっても、食事後、自分の手を満足そうになめる猫はかわいいイメージですね。
▽einen Kater haben
まず、この会話を読んでみてください。
A: 昨日、パーティでたくさん飲んだ。
B: 今日はオス猫飼ってる?
A: 飼ってるよ~
B: 大変ね。
日本人には意味が通じないと思いますが、ドイツ人には問題なく通じます。
【単語】
einen:(ドイツ語で名詞につける「不定冠詞」という文法、英語のa/anに似ている)
Kater:オス猫
Haben:持つ、(ペットを~)飼う
直訳:オス猫を飼っている
意訳:二日酔い
ドイツ人はお酒を飲みすぎて、二日酔いになってしまったことを「オス猫を飼っている」と呼びます。そのおもしろい表現の背景は「Katarrh」(カタル)という古い医学用語からきています。カタルは流行性感冒(インフルエンザ)という激しい風邪の意味ですが、今ではこの言葉はもう使われていません。しかし、Katarrhの発音はドイツ語のオス猫「Kater」の発音に似ているので、ドイツ人は数百年前に、頭痛、吐き気、発汗などの症状でカタルの風邪に似ている二日酔いを、冗談として「(オス猫)Kater」と呼び始めました。「Katarrh」はもう使われていませんが、二日酔いの人は相変わらず「Ich habe einen Kater」(私は猫を飼っています)と言います。
▽Muskelkater
ドイツ人は日本語で「筋肉痛」と呼ばれる痛みを「Muskelkater」(ムスケルカーター)と呼びます。Muskelkaterの構造を見てみましょう!
【単語】
Muskel:筋肉
Kater:オス猫
直訳:筋肉のオス猫
意訳:筋肉痛
体が痛くて、筋肉が動きにくい…。筋肉痛はまるで、病気のようです。その感覚を同じように体が痛くなるカタルの症状に例えて、冗談として、筋肉痛の事を「カタル」の間違えた発音を使い、Muskelkaterと呼び始めたと考えられています。
▽Die Katze im Sack kaufen
【単語】
Die:ドイツ語で女性名詞につける「定冠詞(ていかんし)」という文法
Katze:猫
Im:中(に)
Sack:袋
Kaufen:買う
直訳:袋の中に入った猫を買う
意訳:よく確認せずに買う・よく確認せずに約束する・無理にリスクを冒す
この「袋の中に入った猫を買う」というおもしろいドイツ語の表現の背景は
猫が袋や小箱など狭いところが好きな特性から発展してきた!?と思われがちですが、実は、違います。「袋の中に入った猫を買う」はドイツ人が市場で生きている動物を買っていた時代の表現です。商人は子豚やうさぎなどの動物を売るとき、その動物を中身が見えない麻袋に入れて、客に渡しました。しかし、客に対して、高価な動物ではなく、単なる猫を麻袋に入れて渡す詐欺を働く商人がいました。そのため、客は麻袋をもらった後、もう一度中身を確認しないと、本当に「袋の中に入った猫」を買ってしまうことになりました。今ではもう、ドイツ人は市場で動物を買いませんが、「die Katze im Sack kaufen」の表現は今でもこの意味で使われています。
「よく確認せずに買う」・「よく確認せずに約束する」または「無理にリスクを冒す」
▽um etwas herumgehen wie die Katze um den heißen Brei
直訳:熱い粥の周りを猫のようにうろうろする
意訳:はっきりと言わないこと、奥歯に物が挟まったような言い方をすること
▽müde sein wie ein Hund/hundemüde sein
意訳:ものすごく疲れていること(スラング)
▽wie Hund und Katze
意訳:犬猿の仲(スラング)
▽Du bist ein Mäuschen!:
意訳:私の子ねずみちゃん!
主に年配者から親しい間柄の子どもや若者に対して使います。目に入れても痛くないくらい可愛い!という感じです。両親が自分の子供に使うこともあります(Na, du Maus?といった感じで)
▽blöde Kuh
意訳:この野郎!
直訳はバカな牛。喧嘩した相手に直接言うよりも、悪態をつく時に使うことの方が多いかもしれません。それほどひどい言葉ではありませんが(あの古狸!とかそれくらいのレベル)、使い方には注意が必要です。
▽Schwein haben!
意訳:ラッキー(スラング)
Schwein gehabt!という形で使うことがほとんど。中世の頃の習わしで、競争の最下位の人に豚が与えられたことから、何もしていないのに何かをもらうこと、転じて運がいいことを指すようになったそうです。
▽sich wie ein Elefant im Porzellanladen benehmen
直訳:陶磁器ショップに入った象のようにふるまう
意訳:失礼もしくは不適切なふるまいをする、粗相がある
▽aus einer Mücke einen Elefanten machen
意訳:針小棒大、大げさに言う・捉える
ドイツ語で動物の鳴き声
面白いオノマトペをご紹介します!日本語と比較してみると、似ているものや全然違うものがあり、とても面白いですよ。
▽犬:wau wau,wuff wuff / ワウワウ,ワゥッフワゥッフ
日本語の「わんわん」と似ているので、これは一番わかりやすいと思います。ドイツ語の場合、小さい犬は「wau wau(ワウワウ)」で、大きい犬は「wuff wuff(ワゥッフワゥッフ)」と表現します。
▽猫:miau miau / ミァウ ミァウ
ドイツ語で猫の鳴き声は「miau miau(ミァウ ミァウ)」と、これも日本語の「にゃー」と似ていますよね。発音は異なりますが、「miau」と聞いたら猫のことを言っているなとわかると思うので、猫はドイツでも日本でもあまり変わらないですよね!
▽猿:uh uh / ウー ウー
猿の鳴き声は日本語だと「ウッキッキー」などと表現しますが、ドイツ語で猿の鳴き今回は「uh uh (ウーウー)」と表記しましたが、人によってはもしかしたら違う表現で言う人もいるかもしれません。 ドイツ語をはじめ、ヨーロッパの言語は日本語に比べて擬声語、つまりオノマトペがかなり少ないです。
なので、猿の鳴き声のように擬声語を使って表現されていないもたくさんあります。
▽牛:muh muh / ムー ムー
「muh muh(ムームー)」という鳴き声は、日本語での「モーモー」と似ていますよね。ドイツ語には「muhen(ムーエン)」という「モーと鳴く」という動詞があります。
ドイツ語で動物の鳴き声を表す場合、動詞ありきなのです。その動物の鳴き声の動詞があれば、大抵の場合は「muh muh」のように鳴き声を表す擬声語があります。
▽豚:oink oink,quiek quiek / オインク オインク,クィーク クィーク
豚は「oink oink(オインクオインク)」あるいは「quiek quiek(クィーククィーク)」と表現されます。日本語の「ブーブー」とは全然違いますよね!
ちなみに「grunzen(グルンツェン)」で「ブーブーと鳴く」という動詞があります。ブーブーと鳴くという動詞はあるものの、擬声語で鳴き声を表す場合は「oink oink」か「quiek quiek」なので少しややこしいですよね。
▽ひつじ:mäh mäh / メー メー
「mäh mäh(メーメー)」は、日本語と一緒でひつじの鳴き声を表しています。またヤギも同じ鳴き声です。「mäh mäh」と鳴く動物はヤギと羊ですが、この鳴き声はドイツ人からすると、何か文句を言っているように感じて聞こえます。
ちなみにmähと鳴くことをドイツ語の動詞で「meckern(メッケルン)」と言います。
▽ヤギ:mäh mäh / メー メー
先程紹介したようにドイツ語でヤギの鳴き声は、ひつじと同じで「mäh mäh(メーメー)」です。
▽馬:hühühühü / ヒュヒュヒュヒュー
ドイツ語で馬は「hühühühü(ヒュヒュヒュヒュー)」と表現します。日本語の「ヒヒーン」と少し似てるかもしれませんね。
▽象:töröö töröö / テレー テレー
象は「töröö töröö(テレーテレー)」と表現されます。日本語の「パオーン」とは全く違うので、面白いですよね!
▽虎:aah aah / アー アー
ドイツ語で虎の鳴き声は特に決まった擬声語は表現されることもあまりない動物ですが、強いて表現するのであれば「aah aah (アーアー)」となります。
▽ライオン:uah uah / ウァー ウァー
ライオンも特に決まった表現はありません。「uah uah(ウァーウァー)」が一番使われている傾向があります。
▽ネズミ:piep piep / ピープ ピープ
日本語だと「チュウチュウ」と表現されますが、ドイツ語だと「piep piep(ピープピープ)」と全く違う表現になります。
▽カラス:krah krah / クラー クラー
ドイツ語でカラスの鳴き声は「krah krah(クラークラー)」です。ドイツ語でカラスが鳴くという動詞は「krächzen(クレッヒツェン)」 で、そこから「krah krah」と表現されています。日本語の「カーカー」と何となく似ていますよね。
▽フクロウ:u-uuuuh,huh-huhuhu-huuuh / ウ ウー,フー フフフ フー
フクロウの鳴き声もまた、ドイツ語の擬声語では表せません。強いて表現するのであれば「u-uuuuh,huh-huhuhu-huuuh(ウウー,フーフフフフー)」と表現されることがありますが特に決まっていません
それに比べて日本語の「ホーホー」はわかりやすいですよね。
▽蜂:summ summ / スム スム
ハチは「summ summ(スムスム)」と表現されます。これは、蜂がブンブンするという動詞「summen」に対応しておりそこから由来しています。日本語だと「ブンブン」なので少し違いますが、わかりやすい発音ですよね。
▽カエル:quak quak / クアーク クアーク
カエルは「quak quak(クアーククアーク)」と表現します。日本語だと「ケロケロ/ゲロゲロ」や「クアックアッ」と表現しますよね。そう考えると、日本語の「クァックァッ」に近い表現ですね。
ちなみにカエルが鳴くことを意味する動詞は「quaken(クアーケン)」で、そこから「quak quak」と言うようになったと理解することができます。
▽ハト:ruckediguu / ルッケディグー
ハトの鳴き声は「ruckediguu(ルッケディグー)」です。日本語であれば「ポッポー」と簡単なのに、「ruckediguu」はすごく発音しづらいですよね。
▽ひよこ:piep piep / ピープ ピープ
ひよこは、ネズミと同じ鳴き声「piep piep(ピープピープ)」で表現されます。ひよこは日本語の場合は、「ピヨピヨ」となるのでネズミよりかは日本語に似ていますよね。
▽ニワトリ:kikeriki / キカリキー
日本語の「コケコッコー」とは全く違うので、なぜそう聞こえるのかびっくりしますよね。
ちなみに「krähen(クレーエン)」という動詞は「コケコッコーと鳴く」という意味の動詞です。ドイツ語は動詞と鳴き声を両方一気に覚えると、覚えやすいかもしれません。
▽アヒル:quack quack / クワッククワック
ドイツ語でアヒルの鳴き声は「quack quack(クワッククワック)」です。日本語の場合は「クァックァッ」と表現するので、とても似ていますよね!
なお、ドイツ語のカエルの鳴き声「quak quak(クアーククアーク)」ととても似ているので注意してくださいね。ちなみにアヒルの鳴き声は、ガチョウも同じ「quack quack」の鳴き声で表現されます。
以上、今回は動物の名前や鳴き声、ことわざを紹介しましたが、面白いものばかりだったと思います。ぜひ覚えて、使ってみて下さい!
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【ドイツ人ネイティブ先生】ドイツ語で時間の詳しいルール⏰ ドイツ語の数
今回はドイツ語で時間の言い方を勉強していきたいと思います。
時間の言い方はいろいろあります。日常会話の時間は12時間制となっています。例えば、友達との待ち合わせで朝の7時なのか、夜の7時なのかを確認しながら、約束をします。19時に会おう!とは言いません。
まず大事 必要なこと下記になります。
Nach~ (~の後に)
Vor~ (~の前に)
Viertel (15分(4分の1))
Halb (30分(半分))
ネイティブのドイツ人にとっても難しく、理解が大変ですが、大事なことなので是非覚えましょう!
今回はドイツ語で時間の言い方を勉強していきたいと思います。
時間の言い方はいろいろあります。
ネイティブのドイツ人にとっても難しく、理解が大変ですが、大事なことなので是非覚えましょう!
ドイツ語で12時間制(話し言葉)
まず、日常会話の時間は12時間制となっています。例えば、友達との待ち合わせで朝の7時なのか、夜の7時なのかを確認しながら、約束をします。19時に会おう!とは言いません。
まず大事 必要なこと下記になります。
Nach~ (~の後に)
Vor~ (~の前に)
Viertel (15分(4分の1))
Halb (30分(半分))
大体、きりの良い時間に待ち合わせをすると思いますが、日本人だと○時もしくは○時半集合が大半かと思います。
一方、ドイツは15分刻みに待ち合わせをすることが多いです。(○:00、○:15、○:30、○:45)
ここが日本人とドイツ人の感覚の違いがありますね。
ちなみに仲良のいい友達との待ち合わせだと、バスが7:02に来る場合、7:01にバス停集合!となります。
友達だと中途半端な時間帯に待ち合わせをする場合もありますが、仕事関連だと15分刻みが多いです。
ドイツには半分という考え方がありまして、○:30だと1時間の半分ですよね。ドイツ語だと次のような複雑な言い方をします。
5:30 → halbn sechs(6時まであと30分)
7:30 → halb acht(8時まであと30分)
10:30 → halb elf(11時まであと30分)
この言い方はネイティブでも間違えます。
聞いている方が間違えやすいので、メールやチャット等で再確認をすることをお勧めします。
ネイティブが間違えやすいので、日本人も間違えやすいと思いますよ。
▼Nach~ (~の後に)
7:05 fünf nach sieben (7時の5分後)
2:15 viertel nach zwei(2時の15分後)
1:03 drei nach eins (1時の3分後)
13:10 zehn nach eins (1時の10分後)
13:15 Viertel nach eins (1時の15分後)
13:20 zwanzig nach eins (1時の20分後)
▼vor~ (~の前に) 20分から29分の言い方
20分から29分の言い方は「前」の感覚でvor ~(~の前に)を使います。
順番に気を付けて使いましょう!
例えば・・・
13:20 zehn vor halb zwei (1時半の10分前)
13:25 fünf vor halb zwei (1時半の5分前)
この言い方はドイツ人でも難しいので時計通りの言い方をする人もいます。
親や祖父母等の世代はこの難しい言い方をする人もいるので、必ず文字にして再確認することをお勧めします。
▼nach 〜 (〜の後に) 31分~40分の言い方
31分~40分の言い方はnach 〜 (〜の後に) を使います。
30分になってから何分経ったかの表現になります。
7:35 fünf nach halb acht (7時半の5分後)
13:35 fünf nach halb zwei (1時半の5分後)
13:40 zehn nach halb zwei (1時半の10分後)
▼vor 〜 (〜の前に) 40分〜59分までの言い方
40分〜59分までの言い方はvor 〜 (〜の前に) を使います。
5:50 zehn vor sechs (6時の10分前)
13:40 zwanzig vor zwei (2時の20分前)
13:45 Viertel vor zwei (2時の15分前)
13:50 zehn vor zwei (2時の10分前)
13:55 fünf vor zwei (2時の5分前)
▼ドイツ語で〜時すぎ、〜時前の言い方
日本語と同じように、「〜時すぎ」、「〜時前」という表現もあります。
ドイツ語では、日常会話 (12時間制の言い方) では、1分や3分など、1〜4分の細かい数字は言わないことが多く、そのような場合は「〜時すぎ」「〜時前」 のような表現をします。
kurz (少しの間)
kurz nach (少し過ぎている)
kurz vor (少し前) = gleich
gleich (まもなく) = kurz vor
13:01〜13:04
kurz nach eins (1時すぎ)
13:26〜13:29
kurz vor halb zwei (1時半前)
gleich halb zwei (まもなく1時半)
13:31〜13:34
kurz nach halb zwei (1時半すぎ)
13:56〜13:59
kurz vor zwei (2時前)
gleich zwei (まもなく2時)
▼東・南ドイツ・オーストリアの時間に関する言い方
東ドイツ・南ドイツの一部・オーストリアでは、15分・45分を違う言い方をします。
「次の時間に向かって何分進んだか」という考え方をします。
実際の時間より先の時間を言わないといけないので、気をつけてください。
【東ドイツの場合】
13:45 drei Viertel zwei (2時に向かって15分×3 進んだ)
地方によって言い方が違います。
▼ドイツ語で午前・午後
6:00 〜 10:00 morgens/ früh(朝に)
10:00 〜 12:00 vormittags(午前に)
12:00 〜 14:00 mittags(お昼・午後に)
14:00 〜 18:00 nachmittags(午後・夕方に)
18:00 〜 22:00 abends(夜に)
22:00 〜 6:00 nachts(夜遅くに)
24:00 (0:00) Mitternacht / mitternachts (深夜0時に)
例文
Der Zug faehrt um halb sieben von hier ab.
(その列車は「7時の半分」(=6時30分)にここを出発する。)
Das Konzert beginnt um fuenf vor halb zehn.
(そのコンサートは「10時の半分の5分前」(=9時25分)に始まる。)
※halb:2分の1
Das Konzert beginnt um Viertel vor sechs.
(そのコンサートは「6時の15分前」(=5時45分)に始まる。)
※Viertel:4分の1
24時間制(書き言葉)
12時間の時間制にした方が正しいので、メールでのやり取りは24時間制になります。
今まで紹介した言い方は話し言葉でしたが、これから紹介する24時間制の表現は書き言葉です。
ちなみに、私は正式な24時間制の言い方は話し言葉でも使っています。5分前や15分前等は混乱するからです。
一方、親や祖父母世代は12時間制の言い方をするので、どちらも覚える必要があります。
また、ゲーテ(Goethe)のA1の試験で必ず出るので、このポイントは絶対に覚えた方がいいです!!!
24時間制の言い方は簡単ですよ♪
時間 + Uhr + 分 の順に数字を読むだけです!
8:15 acht Uhr fünfzehn
12:30 zwölf Uhr dreißig
17:50 siebzehn Uhr fünfzig
19:12 neunzehn Uhr zwölf
20:15 zwanzig Uhr fünfzehn
23:30 reiundzwanzig Uhr dreißig
▼ドイツ語で00分の時
9:00 neun Uhr
13:00 dreizehn Uhr
20:00 zwanzig Uhr
ドイツ語で「〜時ちょうど」と言う時は、genau, punkt, exakt を使います。
Es ist genau 8 Uhr.
Es ist punkt 8 Uhr.
Es ist exakt 8 Uhr.
24時間制(digitale Uhr)/12時間制(normale Uhr)
16:00(16.00 Uhr):vierzehn Uhr/vier (Uhr)
16:05(16.05 Uhr):vierzehn Uhr fuenf/fuenf nach vier
16:15(16.15 Uhr):vierzehn Uhr fuenfundfuenfzehn/(ein) Viertel nach vier
16:25(16.25 Uhr):vierzehn Uhr fuenfundzwanzig/fuenf vor halb vier
16:30(16.30 Uhr):vierzehn Uhr dreissig/halb fuenf
16:35(16.35 Uhr):vierzehn Uhr fuenfunddreissig/fuenf nach halb fuenf
16:45(16.45 Uhr):vierzehn Uhr fuenfundvierzig/(ein) Viertel vor fuenf
16:50(16.50 Uhr):vierzehn Uhr fuenfzig/zehn vor fuenf
17:00(17.00 Uhr):fuenfzehn Uhr/fuenf (Uhr)
書き方
時刻の書き方は、ほぼ日本と同じで、基本的にはコロンで区切るだけです。
なお、正式な書き方は、その後にUhrを付けます。
13:50
13:50 Uhr
24時時間制では、Uhr(時)を付けても、付けなくても大丈夫です。
一方、12時間制はUhr(時)を付けない方が自然です。
聞き方
時間の聞き方は2つの言い方があります。
Wie spät ist es? / Wie viel Uhr ist es?(何時ですか?)
Wie spät ist es? の方がよく使われるので、こちらをまず覚えましょう!
答える時は、
Es ist 〜.
と答えます。英語の It is 〜.と同じ意味になります。
なお、spät = 遅い という意味で、直訳すると「どのくらい遅いですか?」という意味ですが、「何時ですか?」という意味になります。
別れ際に言う、Bis später!(また後で)も、この spät が使われていますよ。
Wie viel Uhr ist es? は、少し堅い言い方になります。
日常会話ではあまり使わないので、聞いたときに分かるようにだけしておきましょう💡
Wie spät ist es?(何時ですか?)
Wie viel Uhr ist es? (何時ですか?)
12時間制:Es ist zwölf.(12:00です。)
24時間制:Es ist zwölf Uhr.(12:00です。)
12時間制:Es ist zwei nach halb sechs.(5:32です。)
24時間制:Es ist fünf Uhr zweiunddreißig. (5:32です。)
12時間制:Es ist Viertel vor fünf.(4:45です。)
24時間制:Es ist vier Uhr fünfundvierzig. (4:45です。)
▼ドイツ語で「〜時から〜時まで」と言う時の前置詞
von 〜(〜時から)
bis 〜(〜時まで)
von 〜 bis 〜(〜時から〜時まで)
Ich arbeite am Montag von 9 bis 17 Uhr.
Von 9 bis 17 Uhr arbeite ich am Montag.
(私は月曜日に9時から17時まで働きます。)
ドイツのお店の営業時間は本当に短いので、かならず確認するようにしてください。
ちなみに、ドイツでは店の営業が可能な時間は法律で制限されています。20時以降と日曜日・祝日は営業が禁止となっています。ガソリンスタンド・駅ビルにある店等、一部の例外はありますが、スーパーやデパートは基本的に閉まっているので、気を付けましょう!
▼ドイツ語で「だいたい」の時間の聞き方
おおよその時間を聞く時は、ungefähr をつけます。
Wie viel Uhr ungefähr ist es?(だいたい何時ですか?)
Wann ungefähr kommst du am Bahnhof an?(だいたい いつ頃に駅に着くの?)
※聞く時は gegen ではないので気をつけましょう!
「おおよその時刻」を表すには前置詞gegenを使います。
Er kommt gegen 9Uhr. (彼は9時頃に来ます)
以上のように、前置詞 gegenや「およそ」という意味の副詞 ungefährを用いると「○時頃」というおおよその時間を表すことができます。
gegen 5/ungefähr 5= 5時頃
*この場合はUhrはつけません。
質問文:ungefähr
答える時:gegen
【例文】
Wann ungefähr kommst du?(だいたい何時頃に来る?)
Ich komme gegen 8./Ich komme ungefähr 8.(8時ぐらいに行くよ!)
※gegenは質問する際には使いませんが、ungefährは質問・受け答えどちらでも使えます。
他にも「だいたい(おおよそ)」の時間の伝え方があります。
Kurz(頃)
Gleich(もうすぐ)
【例文】
Kurz vor zwei(2時ちょっと前)→「1:58」に使います。
Gleich zwei(もうすぐ2時)→「1:58」に使います。
Kurz nach zwei(2時ちょっと後)→「2:02」に使います。
ドイツ語で時間に関する単語
Stunde 時間(単位)
Minute 分
Sekunde 秒
Uhrzeigersinn 時計回り
Uhrzeiger 時計の針
Stundenzeiger 時針
Minutenzeiger 分針
Zeiger 針
Zifferblatt das 文字盤
ドイツ語で時間に関する表現
時間に関する表現をいくつかご紹介します。
Wann stehen Sie jeden Morgen auf?(毎日何時に起きますか?)
Ich stehe morgens um halb sieben auf.(朝6時半に起きます。)
Morgen Nachmittag gegen zwei?(明日の午後2時頃にする?)
Lass uns am Mittag um Viertel vor eins treffen!(お昼の1時に会おうよ。)
Wir redeten bis um vier.(私たちは4時まで話をした。)
Bis wie viel Uhr muss ich mich anmelden?
(何時までにチェックインする必要がありますか? (ホテルで))
Ab wie viel Uhr beginnt die Sitzung?(会議は何時からですか?)
Ab halb drei nachmittags beginnt die Sitzung.(午後2時半から会議です。)
Er wartete eine dreiviertel Stunde auf seinen Freund.(彼は友人を45分待ちました。)
Es ist kein Problem. Ich bin rechtzeitig.(大丈夫です。間に合います。)
Von wann bis wann sind die Arbeitszeiten?(勤務時間は何時から何時までですか?)
Wir arbeiten von morgens neun Uhr bis nachmittags um fünf.
(朝9時から午後5時までです。)
Wann gehen Sie abends schlafen?(夜は何時頃に寝ますか?)
Normalerweise schlafe ich gegen zwölf Uhr.(普段は12時頃に寝ます。)
Samstags sind die Geschäfte von 9 Uhr bis 15 Uhr öffnen.
(そのお店は土曜日は午前9時から午後3時まで営業しています。)
Ich erledigte die Arbeit in einer Stunde.(私はその仕事を1時間で片付けました。)
Ich fliege heute Nachmittag mit der Maschine um zwei Uhr.
(午後2時の便で行きます。)
Hast du Zeit, mit mir ins Kino zu gehen?(映画に行く時間ありますか?)
Die Sendung wird jeden Sonntag um 20 Uhr ausgestrahlt.
(その番組は毎週日曜日の8時から放送されます。)
Ich glaube, das Baseballspiel hat schon angefangen. – Oh! Ich habe total die Zeit vergessen.
(野球の試合がもう始まっていると思う。- あ! 時間をすっかり忘れてた。)
Wann treffen wir uns am Samstag?(土曜日は何時に会いますか?)
Welche Uhrzeit passt zu dir?(何時だと都合がいい?)
Um 10:30 Uhr wäre es für mich am besten.(10時30分が一番ちょうどいいね。)
前置詞まとめ
▼um 「いつ (時間)」
umは正確な時間を示す時に使用します。
【例文】
Ich bin heute um 8 Uhr zur Arbeit gekommen.(今日は8時に出社したよ。)
Wann treffen wir uns morgen?(明日は何時に会う?)
Um 13 Uhr 15.(午後1時15分だね。)
▼gegen「いつごろ」
gegenは「~時頃」といったおおよその時間を指して使われます。
【例文】
Gegen 18 Uhr treffen wir uns hier!(午後6時くらいに集まろう!)
Ich hole euch gegen sechs Uhr mit dem Auto ab.(六時頃車で迎えにいきます。)
Wir waren nicht vor 4 Uhr früh zu Hause.(朝の4時頃まで盛り上がりました。)
Er wird gegen vier Uhr hier sein.(彼は4時頃には戻ると思います。)
▼innerhalb 「~の時間内に」
innerhalbは「~の中に」という意味の前置詞です。
時間を指す単語とともに使えば「~の時間内に」といった意味となります。
【例文】
Bitte kommen Sie innerhalb der Öffnungszeiten.(営業時間内に来て下さい。)
Ich werde Sie in zwei Stunden anrufen und Ihnen den genauen Übergabeort nennen.
(2時間以内に電話をします。)
Wir müssen bei null anfangen, und es sind keine 24 Stunden mehr.
(24時間以内に 仕上げなきゃなければいけません。)
▼außerhalb 「~の時間外に」
außerhalbはinnerhalbとは対象的に「~の外に」という意味の前置詞です。
時間を指す単語とともに使えば「~の時間外に」といった意味となります。
【例文】
Was führt Sie außerhalb Ihrer Dienstzeit her?(勤務時間外に何故ここにいるのですuberか?)
Verlegen Sie die Kundengewinnung ggf. auf Termine außerhalb der Geschäftszeiten(必要に応じて、業務時間外に電話をします。)
Für die meisten Standorte ist es möglich, einen Mietwagen außerhalb der Öffnungszeiten zu reservieren.
(ほとんどの場所でレンタカーを営業時間外に利用することは可能です。)
▼über 「~にかけて」
überは未来の期間を予定の期間や日時を指して使われます。
【例文】
Wir fahren über das Wochenende in die Berge.
(私たちは週末にかけて山に行ってきます。)
▼für 「~の間」
fürは予定の期間や日時を指して使われます。
【例文】
Wie lange bleiben Sie in Berlin?(どのくらいの間ベルリンにいますか?)
Ich bleibe nur für zwei Tage.(たった2日間です。)
▼in + 〜時間「〜(時間)後に」
Wann beginnt der Kurs?(何時に授業始まる?)
Der Kurs beginnt in 20 Minuten.(20分後に始まるよ。)
【例文】
In einer Stunde komme ich wieder.(1時間後にまた来ます。)
Versuche es in 24 Stunden noch einmal.(24時間後にもう一度お試しください。)
いかがでしたでしょうか。
ドイツ語での時間の言い方は複雑なので、難しいかと思います。
必ず、再確認して、待ち合わせ等に送れないように気を付けましょう!
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ドイツ語で眠い🥱💤 初心者向けに覚えた方がいいフレーズと単語 A1
仕事や勉強で疲れた時、または早起きした時、寝不足の時…「我慢出来ないほど眠い!」そんな時ありますよね?
今回は「眠い」というテーマで、ドイツ語の単語やフレーズをご紹介します。
実はドイツ語には様々な眠さのことわざや表現方法があります!
また「疲れ」についても解説しますよ!
発音の仕方はこの記事の動画を参考にしてみて下さい!動画の私と一緒に発音してみましょう!
■まずはドイツ語で「寝不足」を伝えるフレーズから!
眠さにも色々ありますが、まずは寝不足を伝えるフレーズについて触れていきましょう。
「Ich habe nicht genug geschlafen.」
(私はあんまり寝ていません。)
寝不足をシンプルに伝えるフレーズです。
"geschlafen(寝た)"が"nicht genug(足りていない)"と否定される為、上記の意味になります!
ドイツ語で眠い🥱💤 初心者向けに覚えた方がいいフレーズと単語 A1
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■まずはドイツ語で「寝不足」を伝えるフレーズから!
眠さにも色々ありますが、まずは寝不足を伝えるフレーズについて触れていきましょう。
「Ich habe nicht genug geschlafen.」
(私はあんまり寝ていません。)
寝不足をシンプルに伝えるフレーズです。
"geschlafen(寝た)"が"nicht genug(足りていない)"と否定される為、上記の意味になります!
■次はドイツ語で「眠さ」を伝えるフレーズ!
「Ich bin ein bisschen schläfrig.」
(少し眠いです。)
これはシンプルに眠さを伝えるフレーズになります。
"schläfrig"は"眠い"という意味です。
意味が少し違うパターンとして"dösig(居眠り)"という単語があります。
これを使った例文は以下になります。
「Ich bin ein bisschen dösig.」
(私は少し寝ぼけています。)
寝起きで頭がボーっとしている時に使えますよ!
■「疲れ」からくる眠さのフレーズは現代人には必須!ドイツ語を覚えてみよう
仕事、勉強、掃除や洗濯…やる事がいっぱいあり過ぎて日々疲れていませんか?
そういう時はこのフレーズを使ってみましょう!
「Ich bin total übermüdet.」
(私は完全に疲れ果てています。)
これは"あまりよく眠れていない"という意味もあります。
"übermüdet"は"疲れた"という意味の単語で、上記の例文の様に使用します。
また「私は眠いので、自分の時間でゆっくりとしたいです。」という時はこのフレーズを使ってみましょう。
「Ich bin ein bisschen müde und brauche meine Ruhe.」
(私は少し疲れているので、休息が必要です。)
疲れ切ってしまった時、リフレッシュする為の自分の時間は必要不可欠ですよね!
■ドイツ語で動物を使った特殊な「眠い」に関する表現方法を紹介!
日本語でも、動物を使ったことわざがありますよね?
実はドイツ語にも同じように、動物を使った単語や、フレーズがあります!
例えば…
"hundemüde"
(犬のように眠い)
これを使用した例文はこういうものがあります。
「Ich bin hundemüde.」
(私はとても眠いです。)
"hundemüde(犬の様に眠い)"はどういう表現からくる言葉かというと、"Hunde(犬)"は基本的に家の中で良く寝ているという印象がドイツでは強い為、眠さを強調する言葉になります。
つまり、"Hunde(犬)"を"müde(疲れた、眠い)"と合わせる事により、とても眠いという意味になるんですね!
また、他にドイツには豚に縁のある文化が多数あるように、"saumüde(豚の様に眠い)"という単語もあります。
これも上記の"hundemüde"と同じく、"Sau(豚)"を"müde(疲れた、眠い)"と合わせる事により、とても眠いという意味になります。
これを使用した例文はこういうものがあります。
「Ich bin saumüde.」
(私はとても眠いです。)
ポイント💡
「Ich bin hundemüde.」よりも「Ich bin saumüde.」の方が強い意味合いで使われます!
覚えておきましょう!
■ドイツ語で「死ぬ程疲れてるよ!」『眠すぎて私はもうダメ!もう無理!』!ジョークを交えた表現!
繁忙期終わった後やスポーツの猛練習が終わった後に「死ぬ程疲れてるよ!」というワードを言っていたり、友達が言ってるのを聞いたりした事はありませんか?
これ、ドイツ語にもあるんです。
「Ich bin todesmüde.」
(私は死に掛けているように眠いです。)
まさに!という意味ですよね。
または、『眠すぎて私はもうダメ!もう無理!』と言う場合はこちら。
「Ich bin ganz geschafft.」
(私はもうおしまいだ。)
『限界まで動いてもう体が言う事聞かないよ…』と言う場合はこちら。
「Ich bin ganz kaputt.」
(私は壊れた。)
こういう比喩を交えた言い回しが使える様になると、一つ上のランクの会話が出来るようになって面白いですよ!
ジョークを交えた表現をしたい時だったり、限界近くまで疲れて眠い事、疲れている事を相手に伝える場合に使用してみましょう!
■様々なシチュエーションの「疲れた」ドイツ語フレーズ集!
「Ich bin ganz schlapp.」
(私は体力的にぐったりしています。)
"schlapp"は"ぐったりとした"という意味の単語なので、疲れているというニュアンスで使用する事が出来ます。
「Ich bin ganz erschöpft.」
(私はとても体力的に疲れています。)
"erschöpft"は"疲れ果てた"という意味の単語です。
上記の"total übermüdet"とほぼ同じ意味合いです。
「Ich bin fix und fertig.」
(私は疲れ果ててクタクタです。)
実は"fix und fertig."は特殊な言い回しで、いくつかの意味があります。
「すっかり完成している」「準備万端整っている」「疲れ果ててクタクタ」と色んな意味がありますが、会話の流れで意味が変わるので、少し難しい使い方になります。
これが使えたら上級者ですね!
「Ich bin total ausgepowert.」
(私は完全に疲れ果てています。)
これはジムに行ったりして全てを出し切った時などに使います!
■ドイツ語のmüdeについて
"müde"は「疲れて眠い」と「疲れた」と「飽きた」の大まかに分けて三つの意味を持ち合わせています。
つまり"何かに対して眠い"というのは、"何かに対して疲れた"、"何かに対して飽きた"、という意味になります。
少しネガティブな意味の言葉なので、誤解されずに「疲れた」と言いたい時の表現は、上記の「疲れた」フレーズ集を参考にしてみて下さい!
今回は以上となります!
寝不足を伝えるフレーズや、身体が疲れている時、動物を使った表現や、ジョークを使った軽快な言い回しのフレーズ等を紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?
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今日も最後まで授業を聞いてくれてありがとうございました!
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医療のドイツ語の単語を覚えてみよう‼️
今回はドイツ語の医療に関する単語をご紹介します。
もし病気になった時、どこが痛いのか、どんな症状なのかを伝えることができると便利ですよ!
医学生の方もドイツ語の医療単語も是非覚えてみて下さい♪ Die Aorta 大動脈
Die Arterie 動脈
Das Auge 目
Die Augenbraue 眉
Das Augenlid まぶた
Das Band 間膜
Die Bandscheibe 椎間板
Der Bauch 腹
Der Bauchnabel へそ
Die Bauchspeicheldrüse 膵臓
Das Becken 骨盤
Das Bein 足
Das Bindegewebe 結合組織
Der Bizeps 上腕二頭筋
Die Blase 膀胱
Der Blinddarm 付録
Das Blut 血液
Die Blutkörperchen 血液細胞
Die Bronchien 気管支
Der Brustkorb 胸郭
Das Chromosom 染色体
Der Darm 結腸
Die DNA DNA;ディー・エヌ・エー
Die Elle und die Speiche 尺骨
医療のドイツ語の単語を覚えてみよう‼️
今回はドイツ語の医療に関する単語をご紹介します。
もし病気になった時、どこが痛いのか、どんな症状なのかを伝えることができると便利ですよ!
医学生の方もドイツ語の医療単語も是非覚えてみて下さい♪
Die Aorta 大動脈
Die Arterie 動脈
Das Auge 目
Die Augenbraue 眉
Das Augenlid まぶた
Das Band 間膜
Die Bandscheibe 椎間板
Der Bauch 腹
Der Bauchnabel へそ
Die Bauchspeicheldrüse 膵臓
Das Becken 骨盤
Das Bein 足
Das Bindegewebe 結合組織
Der Bizeps 上腕二頭筋
Die Blase 膀胱
Der Blinddarm 付録
Das Blut 血液
Die Blutkörperchen 血液細胞
Die Bronchien 気管支
Der Brustkorb 胸郭
Das Chromosom 染色体
Der Darm 結腸
Die DNA DNA;ディー・エヌ・エー
Die Elle und die Speiche 尺骨
Der Ellenbogen 肘
Die Ferse ヒール
Der Finger 指
Der Fingernagel 爪
Der Fuß 足
Das Fußgelenk 足首
Die Gallenblase 胆嚢
Die Gebärmutter 子宮
Das Gehirn 脳
Das Gesicht 顔
Das Gleichgewichtsorgan バランスオルガン
Das Haar 髪
Der Hals 喉
Die Halsschlagader 頚動脈
Die Halswirbelsäule 頸椎
Die Hand 手
Das Handgelenk 手首
Die Haut 肌
Das Herz 心臓
Das Herz Kreislauf System 心臓血管系
Die Hüfte ヒップ
Das Hüftgelenk 股関節
Das Immunsystem 免疫系
Die Iris 虹彩
Das Jochbein 頬骨
Der Kehlkopf 喉頭
Der Kiefer あご
Das Kinn 顎
Das Knie 膝
Das Kniegelenk 膝関節
Die Kniescheibe 膝蓋骨
Der Knochen 骨
Der Kopf 頭
Die Leber 肝臓
Die Lippe リップ
Die Luftröhre 気管
Die Lunge 肺
Der Magen お腹
Die Mandeln 扁桃腺
Die Milz 脾臓
Der Mund 口
Der Muskel 筋
Die Muskelfaser 筋繊維
Der Nacken 首
Die Nase 鼻
Die Nasennebenhöhlen 副鼻腔
Die Nebenniere 副腎
Der Nerv 神経
Die Niere 肝臓
Der Oberarm 上腕
Der Oberschenkel 大腿
Das Ohr 耳
Der Puls 脈
Die Pupille 瞳
Der Rachen 喉
Die Rippe リブ
Der Rücken 背中
Der Schädel 頭蓋骨
Das Schienbein すね
Die Schilddrüse 甲状腺
Das Schlüsselbein 鎖骨
Die Schulter ショルダー
Das Schulterblatt 肩甲骨
Das Schultergelenk 肩関節
Die Sehne 腱
Die Speiseröhre 食道
Das Sprunggelenk 足首
Die Stirn 額
Der Thorax 胸郭
Der Trizeps 上腕三頭筋
Der Unterarm 前腕部
Der Unterschenkel 下肢
Die Vene 静脈
Die Wade ふくらはぎ
Die Wange 頬
Die Wimper まつげ
Der Wirbel 渦巻く
Die Wirbelsäule 脊椎
Der Zahn 歯
Das Zahnfleisch 歯茎
Der Zeh つま先
Die Zelle 細胞
Das zentrale Nervensystem 中枢神経系
Die Zunge 舌
Das Zwerchfell 横隔膜
ドイツ語で【診療科】
専門医 Facharzt
ホームドクター der Hausarzt
内科 die innere Medizin
眼科 der Augenarzt
耳鼻科 der Hals-Nasen-Ohren-Arzt
産婦人科 die Gynäkologe/der Frauenarzt
歯医者 der Zahnarzt
皮膚科 die Dermatologie
整形外科 die Orthopädie
外科 die Chirurgie
肛門科 Proktologie
ドイツで予約のやり方
まずドイツの病院へ行くには基本的にどの科でもTermin(予約)が必要になります。
大体の病院では当日受診が難しく、救急でない限り、電話で予約をとってから診察へ向かいます。
ドイツでは、かかりつけ医を見つけるのは結構大変なので、あらかじめ近くの信頼できる病院を探しておきましょう!
ちなみに日本のように色々な科が入っている総合病院へ行くのではなく、各科の診療所へ行くのが一般的です。
歯医者なら歯科医院、内科なら内科医院、婦人科なら婦人科の診療所へ行きます。
緊急時や入院する時などは大きな総合病院で診てもらいます。
「予約を取りたい」と言えば、症状や予約の日時を相談してくれますので、まずは予約を取りたくて電話している、もしくは来院している旨を伝えましょう。
ドイツ語で予約【例文】
Ich möchte einen Termin ausmachen.「予約を取りたいです。」
Ich möchte für den 5. Juli einen Termin vereinbaren. 「7/5に予約を取りたいです。」
Ich möchte so früh wie möglich einen Termin vereinbaren. 「できるだけ早く予約を取りたいです。」
Ich möchte mich so früh wie möglich untersuchen lassen. 「早めに受診したいです。」
Ich möchte einen Termin vereinbaren. 「予約を取りたいのですが。」
Ich habe mich noch nie bei Ihnen behandeln lassen. 「初診です。」
ドイツで受診するためのフレーズ
▼ドイツ人の医者からよく聞かれるドイツ語のフレーズ
Was kann ich denn heute für Sie tun?「今日はどうされましたか?」
Wie kann ich Ihnen helfen?「どうされましたか?」
Seit wann haben Sie die Beschwerden?「それらの症状はいつからですか」
Seit wann haben Sie das?「いつからですか?」
→Seit gestern.「昨日からです」
→Seit drei Tagen.「3日前からです」
→Seit letzter Woche.「先週からです」
Tut es noch weh?「まだ痛みますか?」
Wo tut es Ihnen weh?「どこが痛いですか?」
Haben Sie auch Gliederschmerzen?「手足の痛みもありますか?」
Haben Sie irgendwelche Allergien?「何かアレルギーはありますか?」
Nehmen Sie irgendwelche Medikamente ein?「何か薬を服用していますか?」
Legen Sie sich bitte auf den Rücken.「横(仰向け)になってください」
Legen Sie sich bitte auf den Bauch.「横(うつ伏せ)になってください」
Machen Sie bitte den Mund auf und sagen Sie “Ah”.「口を開けて、「あ~」と言ってください」
Ich schreibe Sie krank.「病欠証明書/欠勤届を出しますね」
Das ist die Krankmeldung für Ihren Arbeitgeber.「これは会社用の欠勤届です」
▼ドイツ語で症状を伝える
Ich habe mich erkältet.「風邪をひきました」
Ich habe Fieber.「熱があります」
Mir ist schlecht.「気持ち悪いです」
Mir ist übel.「吐き気がします」
Seit gestern muss ich mich übergeben/erbrechen.「昨日から嘔吐しています」
Mir ist schwindelig.「めまいがします」
Ich atme schwer. 「息苦しいです。」
Ich habe Durchfall.「下痢をしています」
Mein Kopf tut mir höllisch weh.「頭がすごく痛いです」
Mein Bauch tut weh.「お腹が痛いです」
Ich fühle mich so schlapp/matt「体がだるいです」
Mein Fuß tut weh.「足が痛いです」
Ich blute an der Hand. 「手が出血しています」
Ich habe Zahnweh.「歯が痛いです」
Ich habe Schmerzen im unteren rechten Backenzahn. 「右下の奥歯が痛いです」
Der Weisheitszahn ist durchgekommen. 「親知らずが生えてきました。」
Ich möchte mir die Weisheitszähne rausnehmen lassen. 「親知らずを抜きたいです。」
Das Essen bleibt immer zwischen den Zähne hängen. 「食べ物がよく歯の隙間に挟まります。」
Der Zahn wackelt. 「歯が一本グラグラします。」
Ich möchte die Zähne reinigen lassen. 「歯のクリーニングをしたいです。」
Die Füllung ist ausgegangen. 「詰め物が取れました。」
Husten「咳をする」
Meine Nase läuft.「鼻水がでる」
ドイツ語で【他症状】
Kopfschmerzen 頭痛
Magenschmerzen 腹痛
Rückenschmerzen 背中痛
Zahnschmerzen 歯痛
Halsschmerzen のど痛
ドイツ語で【痛みの種類】
どのぐらい、どのように痛むか詳しく伝えたい場合は、以下のような形容詞を使います。
dumpf 鈍い
stark 強い
ein bisschen 少し
stechend キリキリ(刺すような)
pochend ズキズキ(波打つような)
immer 絶えず
▼ドイツ語でよく使われる単語・病名
die Entzündung 炎症
die Verletzung けが
die Erkältung かぜ
die Wunde 傷
die Operation 手術
das Rezept
das Medikament 薬
die Tablette 錠剤
röntgen レントゲンを撮る
die Allergie アレルギー
der Schwindel めまい
der Anfall 発作
die Nebenwirkungen 副作用
der Blutdruck 血圧
Appetit 食欲
die Spritze 注射
schwanger 妊娠している
die chronische Krankheit 持病
ドイツで薬局に行ってみよう
▼ドイツ語で薬局のためのフレーズ
Ich hätte gern ein Medikament.「薬が欲しいです」
Hat das Medikament starke Nebenwirkungen?「薬の副作用は強いですか?」
ドイツ生活の事情
▼ドイツの衛生事情
上下水道も完備されており、環境衛生上も特に問題はありません。水道水はそのまま飲用することもできますが、石灰分(カルキ)が多く含まれているため、硬度を下げるために簡易浄水器を利用したり、市販のミネラルウォーターを飲用することをお勧めします。
▼ドイツの医療事情
公立、私立を問わず、ドイツの医療水準は非常に高く、また緊急医療体制も整備されています。ただし、診察、入院費用はかなり高額ですので、必ず保険に加入してください。ドイツの医療制度は日本とは異なり、入院治療を行うのが病院(Krankenhaus又はKlinik)、通院・外来を扱うのが医院(Praxis)と二分されており、通常、病院にはいわゆる外来部門はありません。また、医薬分業が徹底されており、軽い風邪や頭痛などの病気を除き、医薬品は医師の処方箋を持参して薬局で購入するシステムとなっています。
万一に備えて、緊急移送サービス等十分な補償内容の海外旅行傷害保険に加入しておくことをお勧めします。
▼ドイツの開業医と病院の関係
ドイツ語で【開業医(Praxis)】
ドイツの外来診療は各専門科の開業医(男性はArzt、女性はÄrztin)が担っています。診察を受けるには予約が必要です。早く来た人が先に診察を受けられるわけではありません。予約なしでの受診は、相当長い待ち時間を覚悟しなければならないこともあります。開業医の中には、公的保険を受け付けていないところもあります。
ドイツ語で【病院】
病院(Krankenhaus)は、主に入院患者や精密検査など高度な医療を扱う場所です。ドイツの病院を訪れると、日本のように外来患者が列を作って順番待ちをしている光景は見られません。退院後は通常、家庭医もしくは紹介元の開業医で経過観察が行われます。
▼ドイツで夜間・休日の救急外来
夜間や休日の急病は、病院や大学病院(Uni-Klinik)の救急外来(Notfallambulanz)で診察を受けることができます。都市によっては医師会が開設している救急診療所(Notfallpraxis)も利用できます。疾病保険カードと、身分証明書(Personalausweis)またはパスポート(Reisepass)を持参しましょう。また、救急車で来院したものの、薬の処方のみで帰宅する場合の帰りのタクシー代も忘れずにしてください。
▼ドイツの救急車
救急車は、電話番号「112」で呼びます。ドイツの救急車には、患者搬送車両(Krankenwagen)と日本の救急車に近い車両(Rettungswagen)、医師も乗っている車両(Notarztwagen)の3種類があります。電話をする際は、①自分の名前、住所、電話番号、②何が問題か(例えば、腹痛は「Bauchschmerz」)、③医師の同乗が必要か、などを伝えるため、あらかじめ簡単なメモをしておくと良いでしょう。
▼ドイツで入院
入院治療は基本的に日本と同じです。一般に、入院期間はかなり短期間で、食事はドイツ食です。日本のように看護師が親切にお世話をしてくれるわけではありません。
▼ドイツ語で薬
【処方箋】
作用の強いものや服用の仕方に注意が必要な薬剤(Arzneimittel、Medikament)には、医師の処方箋が必要です。「医師の処方箋が必要な薬剤(Rezeptpflicht-Arzneimittel)」と言われます。処方箋なしに薬局(Apotheke)から直接購入できる薬は、OTC薬剤です。
【薬代の支払い】
公的保険の場合には、薬の金額によって一定の少額を支払います。プライベート保険の場合は、薬局で全額を支払い、その後、領収金額の印字と薬局の署名の入った処方箋(とレシート)を加入している疾病保険会社に送ります。契約の規定に則った形で払い戻しがなされます。
【薬箱ごと薬瓶】
処方箋で購入した薬剤もそのまま薬箱もしくは薬瓶ごと渡されますので、事前に医師から指示された数の錠剤(カプセル剤)を取り出して服用します。薬箱の大きさには1箱中の錠(カプセル)数によって通常、数の少ない順にN1、N2、N3の3種類があります。
【ジェネリック医薬品の普及】
ドイツではジェネリック医薬品(後発医薬品、Generika)が普及しています。公的保険では処方全体の75%、ジェネリック薬のある既存薬だけでみると、実に90%以上を占めています。公的保険でジェネリック薬があるにもかかわらずオリジナルブランドの薬剤を希望した場合、差額は自己負担となります。
▼ドイツでかかり易い病気・怪我
【呼吸器感染症】
日本と同様、季節の変わり目や冬季に風邪、インフルエンザなどが流行します。手洗いやうがいの励行、さらにはインフルエンザの予防接種をお勧めします。
【麻疹(はしか)】
麻疹が流行することもあり、ドイツ国内においても予防接種が推奨されています。
【花粉症等のアレルギー】
春先には花粉症の症状を訴える方も少なくありません。花粉症や喘息などのアレルギーの既往のある方は、日本で使い慣れた薬があるような場合は持参されることをお勧めします。
【ダニ脳炎】
吸血性のマダニ(Zecke)を介したウイルス性脳炎が発生しており、ドイツではバイエルン州、バーデン・ヴュルテンベルク州、ヘッセン州、テューリンゲン州、ザクセン州等で感染した事例があります。ドイツでは年間 500 人ほどの感染例があり、ウイルスをもったマダニに噛まれると発熱、頭痛、意識障害などがおこり、ひどい場合には、死亡することもあります。また、回復しても麻痺などの後遺症が残ることがあるといわれています。
マダニは樹木の低い部分や藪、草むらに生息し、ダニ脳炎の流行期は通常 3 月から 10月(特に 6、7 月、及び 9、10 月)です。草むらや草原など草の茂った場所に入る場合や、山歩き、ハイキングなど野外活動の可能性のある方は、長袖、長ズボン、靴下(ハイソックス)、帽子を着用し、サンダルは履かないなど、肌の露出を控えるようにしてください。ダニよけスプレーなども市販されています。
ウイルス性ですので、抗生物質は効きません。予防接種(FSMEワクチン)を受けることもできますので、検疫所、クリニック等にご相談ください。また、万が一マダニに噛まれた場合には医師の診察を受けるなどの注意が必要です。
【ボレリア症(ライム病)】
同じくマダニが媒介する感染症です。ダニ脳炎が主にドイツ南部で発生しているのに対し、ボレリア症は広くドイツ全土で発生しています。病原体は野鼠や小鳥が保菌するボレリアという細菌であり、年間の感染者数は年により 4 万から 8万人にも達します。マダニに咬まれてから数日から数週間後に、初期症状として環状の紅斑性発疹が現れることが多く、また発疹が現れない場合でも発熱、筋肉痛や関節痛、倦怠感などインフルエンザと似た症状が現れます(インフルエンザと間違われることもあります)。細菌が全身に拡散するに伴い、皮膚炎、髄膜炎、顔面神経麻痺、心筋炎、不整脈、角膜炎などの重篤な症状が現れますので、早期に病院を受診して、抗菌薬(抗生物質)を処方してもらってください。
【その他の感染症】
サルモネラやキャンピロバクターによる感染性胃腸炎、その他肝炎の報告もあります。性的接触による淋病、梅毒、AIDSの報告もありますので行動には十分注意してください。
【交通事故】
ドイツでは、道路も良く整備されており、一般的に交通ルールが遵守されています。しかし、優先権がある自動車や自転車がスピードを緩めずに突っ込んでくることが往々にしてあり、事故も多く発生しています。また、最近では各地でEスクーターを運転できるようになりましたが、Eスクーターの利用者が歩行者や車両に衝突する等の事故が発生しています。
▼ドイツで健康上心がける事
夏は極端に日照時間が長いので睡眠時間が短くなってとかく疲れやすく、逆に冬は極端に日照時間が短くなりビタミン(特にビタミンD)が不足しがちとなり、鬱な気分に陥りやすくなります。気分転換を図って日光浴をするなど、環境に自分の生活を上手に適応させることが大切です。
また、食事面ですが、ドイツの料理は一般的にボリュームもあり、高カロリー、高タンパク質、高脂肪、高コレステロールです。また、ビールは500mlあたり200~250 キロカロリーあります。メタボリックシンドロームにならないよう、食べ過ぎには十分注意してください。
▼ドイツの保険事情
ドイツの【疾病保険カード】
日本の健康保健証に当たる電子カードです。診察に訪れた際、まず受付で提示します。この疾病保険カードには、被保険者の氏名、生年月日、性別、住所などの情報がICチップ内に記録されています。
ドイツの【公的疾病保険】
ドイツの9割の人が法定保険である公的疾病保険(以下、公的保険)に加入しています。疾病保険組合である疾病金庫(Krankenkasse)によって運営されており、月々の保険料は収入に応じて高くなります。
ドイツの【プライベート保険】
一定額以上の収入がある場合(2016年:月収4687.50ユーロか、 年収5万6250ユーロ )、法定保険である公的保険の加入義務が解除され、よりサービスの充実した民間疾病保険会社の保険(以下、プライベート保険)に加入することができます。入院では1~2人個室が利用でき、部長や教授の診察を受けられます(契約内容による)。保険は略してPrivat(プリバート)と呼ばれます。
▼ドイツの診断書
日本では熱が出てどうしても出社できないときは基本的に有給を消化していると思います。
ドイツでは、有給休暇以外に病気休暇なるものが存在します。まず体調が悪いなと思ったら、迷うことなく近所の病院へ行きましょう。病院に会社を休む旨を伝えると、「診断書」を発行してくれます。
診断書はドイツ語でAttestと呼ばれ、全部で3枚綴りになります。1枚目は会社提出用、2枚目は保険会社提出用、3枚目は個人で保管する用です。
この診断書は日本だと2,000~3,000円かかりますが、ドイツでは無料で発行してくれます。その上、診断書に診断内容はプライバシーに関わるので記載されません。会社側もどうして就労不能だったかを聞いてはいけません。診断書にはただ1点、治癒にかかる日数だけが記載されています。また、過去に遡って発行してくれます。
最後に・・・
「何の説明も受けずに検査を受けた」「薬を処方されたが、何の薬か分からない」という話を耳にすることがあります。ドイツ語や英語がよく分からないときは、安易に勧められるれるままに「Ja(はい)」とは返事しないこと。良く分からないときは、尋ね直すようにしましょう!
ドイツ情報のメルマガ
※gmailやyahooメール以外は届きにくいことがあります、ご了承ください。
ドイツのクリスマス!クリスマスの時期に関するドイツ語の単語🎄🇩🇪
ドイツ語でメリークリスマス!Frohe Weihnachten!
今日はドイツのクリスマスの時期によく使われる単語やフレーズ、クリスマスの時期の文化をご紹介します!
このレッスンを受けたあなたには、ドイツ語でのクリスマスの挨拶や、ドイツでのクリスマスの過ごし方をマスターしてもらいたいと思います。
発音の仕方はこの記事の動画を参考にしてみて下さい!動画の私と一緒に発音してみましょう!
さて、一つ一つ紹介していきたいと思います。
ドイツのクリスマス!クリスマスの時期に関するドイツ語の単語🎄🇩🇪
ドイツ語でメリークリスマス!Frohe Weihnachten!
今日はドイツのクリスマスの時期によく使われる単語やフレーズ、クリスマスの時期の文化をご紹介します!
このレッスンを受けたあなたには、ドイツ語でのクリスマスの挨拶や、ドイツでのクリスマスの過ごし方をマスターしてもらいたいと思います。
発音の仕方はこの記事の動画を参考にしてみて下さい!動画の私と一緒に発音してみましょう!
さて、一つ一つ紹介していきたいと思います。
■まずはドイツでクリスマスの挨拶から!
ドイツ語でメリークリスマス!
Frohe Weihnachten!
フローエ・ヴァイナハテン!
冒頭でも登場しましたね!これは定番のクリスマスの挨拶で、Frohは楽しい、Weihnachtはクリスマスという意味です。
以下のようなフレーズもあります。
ドイツ語でメリークリスマス!
Fröhliche Weihnachten!
フローリッヒェ・ヴァイナハテン!
Fröhlicheは、陽気な・幸せなという意味なのでニュアンスとしてはほとんど違いはありません!好きな言い回しをチョイスしてみて下さい。
ポイント💡
動画にはありませんが、クリスマスカードをドイツ語で綴る場合の代表的なフレーズを紹介!
ドイツ語でクリスマスカードのフレーズ
ドイツ人の知人や友人に送るクリスマスカード
「Zu Weihnachten wünsche ich euch angenehme Tage in fröhlicher Runde.」
(クリスマスには、素敵な仲間達と楽しい日々を過ごせますように!)
ドイツ語でクリスマスカードのフレーズ
ビジネスシーンでのフレーズ
「Herzlichen Dank für die gute Zusammenarbeit und Frohe Weihnachten, sowie einen schönen Start ins neue Jahr!」
(日頃の協力に感謝致します。良いクリスマスと新年の良いスタートをお祝い致します!)
■次はドイツのクリスマスシーズンの風物詩、アドベントについて!
ドイツ語で待降節「der Advent」
日本ではあまり馴染みのない文化ですが、ドイツにはクリスマスを迎える為の準備期間を表現する言葉があり、それをアドベントと呼びます。
因みに日本語では待降節(たいこうせつ)と表現します。
ドイツ語でアドベント期間「die Adventszeit」
アドベント期間はクリスマスの四週間前の日曜日から始まり、クリスマスイブまで続きます。
意味合いはほぼ一緒ですが、
「die Vorweihnachtszeit」
という別の表現もあります。
Vor=前
Weihnachts=クリスマス
zeit=時間
という三つの単語から構成された言葉で、続けて読むとクリスマスの前の時間(アドベント期間)という意味になります。
ポイント💡
例えば2022年のアドベント期間は、11月27日(日)から12月24日(土)までの間になります。
第1アドベント:11月27日
第2アドベント:12月4日
第3アドベント:12月11日
第4アドベント:12月18日
アドベント期間終了:12月24日
ドイツ語でアドベントクランツ「der Adventskranz」
アドベントクランツはドイツのクリスマス文化のアイテムの一つで、輪っか状のリースに計四本のキャンドルを立てた物です。
ドイツではアドベント期間中の毎週日曜日に、アドベントクランツのキャンドルに一つずつ順番に火を灯していくという風習があります。
第4アドベントを迎えた頃には全てのキャンドルに火が灯る事になり、クリスマスを迎えるカウントダウンの役割を担っています。
これは秋の終わり頃から雑貨屋やスーパー等、町の至る所で購入する事が出来ます。また、自作する事が難しい物ではないので自分で作る方もいますよ!
もし興味がある方は一度調べてみてはいかがでしょうか?
ドイツ語でキャンドル・ロウソク「die Kerze」
アドベントクランツに関連した物として、キャンドルが挙げられます!
キャンドルはこの様に表現し、またキャンドルに火を灯す事を「die Kerze anzünden」(ロウソクに火を灯す)と言います。
ドイツ語でアドベントカレンダー「der Adventskalender」
動画では後半で紹介しますが、アドベントカレンダーはクリスマスに売っている特別なカレンダーです。
日付の部分がミシン目がついたボックス状になっており、日めくりカレンダーのように1日1個開ける事でクリスマスまでを楽しみに待つ事が出来ます。(いわゆるクリスマスログインボーナスですね!)
様々なバージョンが販売されていますが、主に大人の男性に人気なのはビールが入っているバージョンで、大人の女性でしたら化粧品が入っていたりとか、子供向けだとおもちゃが入っていたりと、中に入っている物は様々なパターンがあり各々好きなアドベントカレンダーを飾る事でクリスマスまでを楽しく過ごせる様になっています。
ベーシックな物でしたら、絵やチョコが入ってるものがメジャーではないでしょうか?
■クリスマス・ツリーについて!あの木はなんの木?
ドイツ語でモミの木「der Tannenzweig」
やはりクリスマス・ツリーといえば?そう、モミの木ですね!
なんとアドベントカレンダーもモミの木から出来ている物もあるんですよ。
ドイツ語でクリスマス・ツリー「der Christbaum」
ドイツ語ではクリスマス・ツリーをこう呼びます!
Christ=キリスト
baum=木
という二つの単語から構成された言葉で、続けて読んでクリスマス・ツリーという意味になります!
ドイツ語でクリスマスデコレーション「die Weihnachtsdeko」
部屋の壁に掛けたり天井から吊るしたり、クリスマスデコレーションはこちらの単語を使います!
「basteln」
(工作をする・組み立てる)
「dekorieren」「schmücken」
(デコレーションをする、飾る)
飾る、という表現を意味する単語が二つありますが、同じ意味です。
どちらかと言えば、クリスマスシーズンの様な特別なイベントに対しては「dekorieren」を用いると良いかもしれません。
ドイツ語でクリスマス用イルミネーション「die Lichterkette」
ドイツ語でクリスマス・ツリー用オーナメント「der Christbaumschmuck」
ドイツでは、クリスマス・ツリーにぶらさげるオーナメントは各家庭によって様々ですが、どの家庭でも必ずといっていいほど飾られるのは、金や銀のラメとキャンドルの代わりの豆電球です!
あなたのお家ではどのような物を飾りますか?
■みんな大好き!クリスマスのお菓子や飲み物について!
ドイツ語でクリスマスクッキー「das Weihnachtsgebäck」
クリスマスクッキーは主にアドベント期間に食べられる物で、ビスケット、ジンジャーブレッド、クリスマスストーン、フルーツパン、パイ、シナモンスター、バニラキプフェル等があります。
この時期ではよくお店で買ったり家庭で作ったりしますよ!
ドイツ語でプレッツヒェン「das Plätzchen」
これは「クッキー」の事を指します。
ドイツ語でシュトーレン「der Stollen」
これはとても甘くて伝統的なドイツのクリスマスのお菓子なのですが、最近では日本のパン屋さん等でも見掛ける機会が増えたのではないでしょうか?
バターたっぷりの生地の中には、洋酒につけたドライフルーツとナッツがぎっしり詰まっています!食べた事ない方は、是非この機会にどうぞ!
ドイツ語でジンジャーブレッド「der Lebkuchen」
これはショウガを使った洋菓子の一種です。人形の形をした可愛いクッキー、見た事ありませんか?
ドイツ語でグリューワイン「der Glühwein」
グリューワインは、赤ワインにスパイスやかんきつ類、蜂蜜等を入れたホットワインの事です。
因みに定番は赤ワインですが、白ワインを使ったグリューワインもあるんですよ!
寒い外で飲むグリューワインは格別です、いかがですか?
因みに香辛料は「das Gewürz」(スパイス・香辛料)という単語で表現します!
「der Kinderpunsch」
(キンダープンシュ)
プンシュとは、スウェーデンと北欧の国々で作られている伝統的なリキュールの事です。
キンダーと書く通り、子供向けのお酒を使っていないプンシュの事を指します。
リンゴやオレンジジュース等のフルーツジュースとスパイスが主成分になっています!
「der Früchtepunsch」
(フルヒテプンシュ)
こちらはキンダープンシュの大人版(ノンアルコール)で、お酒が入っていないグリューワインと言った感じです!
キンダープンシュと似ていますが、こちらは一応大人向けにあたります。
■クリスマスソングは歌いますか?ドイツ語ではこう呼びます!
今回は以上となります!
プライベートで使うクリスマスの挨拶や、ドイツでクリスマスを一層楽しめるドイツのクリスマス文化等を紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?
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今日も最後まで授業を聞いてくれてありがとうございました!