【ドイツ語Goethe B1に合格】ドイツにずっと住みたいから、頑張った!Goethe B1勉強法&試験対策!
Goethe B1ドイツ語の勉強法&日本人の試験対策!
・ゲストを交えてドイツ語勉強をご紹介!
今回は今現在ドイツのノイス在住、日本人のまささんをゲストに迎えてドイツ語勉強方法などについてご紹介していきます!
Masa
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ドイツに住もうとか、興味を持ったきっかけって何ですか?
Maxie「ドイツに住もうとか、興味を持ったきっかけって何ですか?」
まさ「元々車業界で働いていて、どうしてドイツ人は皆定時で帰宅しているのにあんなにいい車を開発できるのか気になっていたんです。だからドイツに行きました。」
最初はドイツ語は全くできなかったです。
Maxie「そこでドイツに行くためにどれくらいの勉強が必要でしたか?」
まさ「ドイツ語は全くできなかったです。ビザに関しては東京にいた頃の会社がサポートしてくれて就労ビザをもらうことが出来ました。ドイツの会社では英語がビジネスレベルでできていれば問題はなかったです。」
現代では英語の需要が高まっているためドイツ人も多くの人が英語を話せるようです。
また大きな会社ともなれば外部や外国との交流も出てくるため、英語が話せれば問題ないという会社も多くなっています。
ドイツの生活の上ではドイツ語は必要になりますか?
Maxie「では生活の上ではやっぱりドイツ語は必要になりますか?」
まさ「めっちゃ必要ですね!本当に苦労しています…会社ではプライベートレッスンをやってくれて、そこで今B1(ベーアインツ)までとってますね。」
GOETHE B1 ゲーテ・ドイツ語検定試験?!
ドイツでの検定試験(GOETHE)の事です。日本語ではゲーテ・ドイツ語検定試験と言います。ドイツ語ではGoethe-Zertifikatとなります。これは世界で通用するドイツが発信元となって実施しているドイツ語試験の事です。
レベルはA1(アーアインツ)~C2(ツェーツヴァイ)までで、A1が一番簡単なレベルとなっています。
そこからA1,A2,A3,B1......とレベルが上がっていきます。
ドイツ語技能検定と独検の違いについて
日本にもあるドイツ語技能検定、通称独検とどこが違うのでしょうか?
それは知名度の点です。
独検は日本が独自で行っているドイツ語試験ですが、ゲーテ試験は世界でも通用する証明書になるという点が大きく異なってきます。
実際にドイツの大学ではこの試験の合格証が語学証明書にもなる大学が多いです。
ゲーテ試験はもちろん日本でも受けることが出来ます。
試験会場は東京と大阪と独検よりも限られてしまいますが...
ゲーテ試験の内容は「読む・書く・話す・聞く」の四つで、独検は準1級からしか面接試験(スピーキング)がないのに比べて、ゲーテ試験はA1からしっかりと自己紹介やパートナー会話があります。
このパートナーは当日試験場で選ばれるため、当日になるまで全く誰と会話をするのか分からない状態で挑むことになります。
ハードルは高いように感じますが、だからこそ、この試験に受かれば大きな実績になると言えます。
どのくらいの頻度でドイツ語を勉強していますか?
Maxie「今はどのくらいの頻度でドイツ語を勉強していますか?」
まさ「ノイスに行く前に居たフランクフルトでは正直プライベートレッスンしか取り組んでいなかったですね。皆英語がうまいのでどうしても逃げてしまいました。でも今は朝、出勤前に30,40分を週に3,4回勉強するようにしています。」
Maxie「プライベートレッスンはどうでしたか?対面かオンラインか。」
まさ「自分は運よくコロナ前に習っていたので、先生と一対一で対面でできました。」
ゲーテ・ドイツ語検定試験の資格を取ったメリット【ドイツの永住権・ドイツでの定職】
Maxie「なるほど。では資格を取ったメリットって何かありますか?」
まさ「二つあります。一つは永住権を取る為。もう一つは定職をするためです。ドイツにずっと住もう!ってなるとさっきの試験のB1まで必要なんです。」
先ほども書いたようにゲーテ試験はドイツ国内でも最も重要視されている試験です。
外国から来た人にとってもそれは同じで、
もしドイツにずっと住みたい!となった場合にはこのゲーテ試験B1合格に加えて、ドイツで五年以上働く必要があります。
ゲーテ試験、B1は一体どのくらいのレベルなのでしょうか?
因みにこのゲーテ試験、B1は一体どのくらいのレベルなのでしょうか?
公式のホームページによりますと最低でも350限分の授業を受ける必要があるようです。(1限が45分)
定職のため、とは大体ドイツのどの会社もB2レベルが必要
まさ「そして定職のため、とは大体ドイツのどの会社もB2レベルが必要なんです。B2以下は落とされる会社が多いので、その点で必要になってきますね。」
平均値としてドイツ企業で働きたいなら、ゲーテ試験のB2までを合格した方が良いとされています。
ですが、日本系の会社や英語での仕事がOKとされる会社はA2のレベルでも大丈夫だそうです。
このようにいずれにせよ、ドイツではゲーテ試験が生活や仕事をする面で重要になってきます。
ドイツ語を学習していく中で一番何が難しかったですか?
Maxie「ではドイツ語を学習していく中で一番何が難しかったですか?」
まさ「今でもそうなんですけど...der die das。これがドイツ語の仲では基本中の基本なんですけど、一番難しいですね。」
日本人がドイツ語を学ぶ中で最も言ってもいいほどややこしい用法ですね...
der die dasは性別の冠詞です。
derは男性名詞、dieは女性名詞、dasは中性名詞で、ドイツ語には全ての単語にこの性別が付いてきます。
日本語にはもちろん、英語にもこういった性別の冠詞はありませんよね。
さらにこの冠詞、変形します。
格変化があり、それぞれ4つに変化します。
なので、ドイツ語を学ぶ際には合計12個をまずしっかりと覚える必要があります。
また、それだけではなく、性別に合わせて文章の他の言葉も語尾が変化したりすることもあります。
ドイツ語では基本とされてしますが、ドイツ語学習者にとって一つの大きな壁と言えるでしょう。
まさ「実はもう一つあるんですよ。分離動詞。」
分離動詞とはこれもドイツ語特有の文法だと思います。
これは動詞なのですが、切り離して使う必要があります。
具体的に述べると動詞の一部分を文末に持っていかなければいけません。
動詞を切り離して使う、これも日本人にはなじみのない文法のため苦労の一つと言えます。
まさ「ドイツ語にはルールが多いんですよね…でも大体に例外があるから大変なんです。」
Maxie「でももう既にドイツに住んでいると言うことは常に喋る環境ではありますよね?」
まさ「そうですね。会社の人もほとんどがドイツ人なので会話はできる状態です。」
Maxie「そうですよね。では書くのはどうしていますか?」
まさ「こればっかりは単語でもそうですけど書いて覚えるしかないですかね...でも一つおすすめなのが、月一でも二でもいいんですけど、日記を書くことですね。本当に簡単にでいいので。」
Maxie「試験の時の対策は何かしましたか?」
まさ「それはレッスンの先生が指導してくれていました。ひたすら模擬試験を受けてましたね。」
ゲーテ試験は文章量が多いため、何度も過去問や模擬試験を繰り返し問いて、時間配分や実際の試験の感覚をつかむことが大切のようです。