ドイツ語がペラペラになるまで・C1・独検準1級!13年間ドイツ語

ドイツ語の資格は何を持っていますか?資格は役に立ちましたか?

Maxie「因みにドイツ語の資格はお持ちでしょうか?また、どの資格でしょうか?」

永堀さん「ドイツ語検定C1(以下C1)と、独検準一級です。」

Maxie「C1はどちらの試験を受けましたか?また、この試験を選んだ理由はなんでしたか?」

永堀さん「えーと…ゲーテ・ドイツ語検定試験(Goethe Zertifikat)ですね!東京の赤坂で受験しました。

 僕個人としても留学から帰った後のドイツ語力を試したい気持ちもありましたし、大学から受験を勧められた事も相まって受験したのがゲーテ・ドイツ語検定試験C1で、ギリギリ合格できたっていう感じです(笑)」

Maxie「資格を取ってドイツでの生活で役に立った事とかありましたか?例えば、ドイツでビザの更新する時や、就職活動に関して等は?」

永堀さん「就職活動の時に資格は役に立っ

今回のゲストは、2013年にドイツに移住し、2022年にはYahtecJapan合同会社を創業した日本人の永堀 佑樹(ながほり ゆうき)さんです!

ドイツに移住した際についての事や、ドイツ語を勉強するにあたってのコツ等をインタビューした内容をご紹介していきます!

永堀 佑樹(ながほり ゆうき)

会社HP:https://yahtec-japan.com

Twitter:https://twitter.com/yukinagahori

英語での討論力をつけるためのサロンを開催中

初心者向け:https://yahtec-japan.com/onlinesalon

中級者向け:https://yahtec-japan.com/japan-gate

■ドイツ語はいつから勉強し始めましたか?

永堀さん「僕は日本の大学のドイツ語学科でドイツ語を勉強し始めまして、ドイツへの留学を経験してから社会人になりました。そして2013年にドイツに移住をしまして、それからかれこれ9年間ドイツに住んでおります。その後、ドイツでは色んないくつかの職種を経験しました。」

Maxie「ドイツ語を勉強し始めてから何年くらい経ちますか?」

永堀さん「合計13年ですね!」

■ドイツ語の資格は何を持っていますか?資格は役に立ちましたか?

Maxie「因みにドイツ語の資格はお持ちでしょうか?また、どの資格でしょうか?」

永堀さん「ドイツ語検定C1(以下C1)と、独検準一級です。」

Maxie「C1はどちらの試験を受けましたか?また、この試験を選んだ理由はなんでしたか?」

永堀さん「えーと…ゲーテ・ドイツ語検定試験(Goethe Zertifikat)ですね!東京の赤坂で受験しました。

 僕個人としても留学から帰った後のドイツ語力を試したい気持ちもありましたし、大学から受験を勧められた事も相まって受験したのがゲーテ・ドイツ語検定試験C1で、ギリギリ合格できたっていう感じです(笑)」

Maxie「資格を取ってドイツでの生活で役に立った事とかありましたか?例えば、ドイツでビザの更新する時や、就職活動に関して等は?」

永堀さん「就職活動の時に資格は役に立ったと思います!採用側の評価を直接聞いたわけではないのですけど、資格を取得している事によって言語レベルの証明ができるので、審査の段階で交渉テーブルに乗れるというか、審査対象になるってケースはかなり多いかなと思いますね。」

ポイント💡

ドイツ語の資格には様々な種類があります。代表的なものは以下の物になります。

・Goethe-Zertifikat(ゲーテ・ツェルティフィカート)

Goethe-Institut(ゲーテ・インスティトゥート)が提供する資格で、言語能力を証明するものです。Goethe-Zertifikatは、A1からC2までの6つのレベルがあります。

・TestDaF(テストダフ)

TestDaF-Institut(テストダフ・インスティトゥート)が実施する資格試験で、ドイツ語を母国語としない人々のための大学入学資格を証明するものです。TestDaFには、TDN 3からTDN 5までの3つのレベルがあります。

・ÖSD(Österreichisches Sprachdiplom Deutsch、オーストリア語認定試験)

オーストリアで提供されるドイツ語の資格試験です。A1からC2までの6つのレベルがあります。

・telc(The European Language Certificates)

 telc GmbH(テルク・ゲーエムベーハー)が運営する資格試験です。A1からC2までの6つのレベルがあります。

・独検

日本で行われるドイツ語能力試験のことを指します。正式名称は「ドイツ語技能検定試験」で、5級から1級までの6つのレベルがあります。

■試験によって内容は違いましたか?

Maxie「先ほど独検の資格も取得しているとおっしゃっていましたが、独検とC1の試験の内容の違い等はどう感じましたか?」

永堀さん「C1はどちらかというと会話問題が結構多かったかと思います。」

Maxie「独検の方は翻訳の課題が多い傾向がありますよね!ヨーロッパの試験の、ドイツの試験の方がもうちょっと会話の練習が多くあったと思います。」

■ドイツ語を話せるようになるまでどれくらい時間が掛かりましたか?

Maxie「次はみんなが気になっている事だと思います。ドイツ語が話せるようになるまではどのくらい時間かかったんですか?」

永堀さん「どこまでを"話せる"のレベルにするかによりますね。僕は大学に入学してから1年半が経過した時点で留学しました。

 でも留学当初はやっぱりわからないことが多くて。例えばドイツ人の知人とどこかに一緒に行く時とか、ビザの申請とか、銀行で口座を作るのもドイツ人のなんか知り合いについて行ってもらって一緒にやってもらったりしていました。

 それを"話せる"と言わないのであれば、まだその時はできてなくて…。だいたい留学して半年経ってから…合計で2年経ってからある程度自分で身の回りの事が出来るようになっていたかなって感じです。」

Maxie「ドイツに行く前に日本の大学でドイツ語を学んだ上でなので、勉強し始めて合計2年の時点で、という事ですよね。」

永堀さん「そうですね。留学をする際にドイツ語検定試験B1を取ったんですよ。

 だから日常会話自己紹介を当然できますし、簡単な会話であれば誰とでも話せてはいたんですけど、ネイティブの人が普通に話すと発音や会話のやり取りが結構速くて、よくわからないという事がよくありましたね。」

Maxie「だからやっぱりその困ってる時、例えば病院に行く時とかだったら、通訳できるドイツ人の知人がいた方が心強かったって事ですね。」

永堀さん「そうですね。」

ポイント💡

勉強で得られた知識と、実際のネイティブとの会話はやはり違うようで、永堀さんも当初は苦労したそうです。

やはりネイティブの先生との会話授業を増やし、自分の耳をドイツ語の耳にする事が重要ですね!

■永堀さんおすすめのドイツ語辞書は電子辞書!

Maxie「次は今まで使ってきたドイツ語の教科書のおすすめありますか?また、辞書のおすすめありますか?」

永堀さん「教科書のおすすめはこれといって思い浮かばないんです、すみません。けど、辞書はあの独和事典入りの電子辞書をめちゃくちゃ使ってまして!

 正直就職してからもついこの間までもずっと使っていたんですけど、中に入ってたの確かアクセス(辞書名)かな?ただちょっと辞書の出版社に関してはどれでもいいかなと思っていて、大事なのは電子辞書である事すね!個人的には。」

Maxie「電子辞書は値段がちょっと高めですね!大体2~3万円ぐらい?」

永堀さん「そうですね、3万円とかしますね。」

Maxie「今スマートフォンもあるじゃないですか?それでも今はそれでも電子辞書あった方が便利っていう理由は何かあるんですか?」

永堀さん「僕個人の使い心地として、電子辞書の方が使いやすいかなと思っています。スマートフォンだとアプリの通知だったり、LINEのメッセージが来てたりとかしてちょっと気が取られちゃう可能性があるんですけど、電子辞書って他の情報がないので(笑)」

Maxie「電子辞書って知りたい情報を得られるのが早いんですね。」

永堀さん「そう、早いんです。スマートフォンだと、一度スマホを開いてから電子辞書アプリを開く、っていう工程が1つ入るだけでめんどくさいって感じる人もいるかなと。

 あとは電子辞書の機能で例文を探したりとか…ことわざみたいな。そういったものを探す機能があって、これが意外と紙面の辞書で探すのは難しいんですよね。」

Maxie「語学レベルが上がってくると、調べる内容が単語だけのレベルじゃなくて、その単語についての例文がついてきて欲しいとか、他にも同じように使う単語があります、とかの注釈があると非常に助かりますよね。

 それに、一つの辞書だけではなく、辞書も何種類か揃えて買わないといけないっていうのが、電子辞書だったら、1つにまとまった感じなのも良いポイントだと思います。

永堀さん「そうですね。あとは例えば…"viel um die Ohren haben(忙しい)"とか。そういった熟語みたいなものをインターネットに打ち込んで調べるとドイツ語での説明が出てくるんですけど、日本語での説明はすぐに出てこないんですよ。

 そういった時に電子書で例文でキーワードを入れて検索すると、それに見合った例文と日本語訳が出てくるのでかなり効率的に勉強できます!っていうのをお勧め出来ます。」

Maxie「"viel um die Ohren haben(忙しい)"は、直訳では"耳に多くの情報が入ってくる"となります。つまり、"やる事や聞く事が多くてストレスが溜まっている状態"=忙しい、という意味になります。で、そういったものはどうしてもネイティブじゃないとわからないところがありますし、辞書で調べた方が心強いですね。」

ポイント💡

昨今ではスマートフォンを使った翻訳アプリや、検索サイトで簡単に調べる事が可能な時代になっています。

しかし、翻訳アプリを使って会話をするのと、実際に自分のドイツ語力を高めて自分の言葉で会話する事はまた少し違う事です。

"ドイツ人の知人と会話をしたい"のか、"ドイツ語でドイツ人の知人と会話をしたい"のか?

永堀さんは、ドイツ語が話せる事でドイツで仕事を探す際に応募可能な企業数が圧倒的に増えたそうです。

ドイツ語で行われる会議にも参加出来る様になり、より一層重要なポジションを確立出来たみたいですね。

その為の勉強をするにあたって電子辞書は最適なツールと言えるでしょう!

■ドイツ語を勉強するにあたってこれは便利だったよ!って事はありますか?

Maxie「初心者にとっては、日本語でドイツ語を勉強するメリットもあると思いますし、ドイツ語だけで勉強するメリットもあると思うんですけど、永堀さん自身は、勉強するにあたってこれは凄く役に立ったよ!とかそういうものはありますか?」

永堀さん「初心者っていうとまだ本当に始めたばかりの人達ですよね?それだとやっぱり、日本語⇔ドイツ語(独和)の教科書というか、日本語の参考書みたいなものを買うのは1つの手かなと思いますね!

 あと英語ができる方であれば、英語⇔ドイツ語(英独)も1つは方法としてはアリかなと思います。」

 ただ、一番は続けることが大事なので、続けやすい事が重要です。ちょっと無理して英語⇔ドイツ語でやるよりは、確実にわかるドイツ語⇔日本語で少しずつ努力をしていくってのがいいかなと思います。」

Maxie「そうですね、会話によるリスニングの練習を多くするのであれば、ドイツ語の映画を観たり、ただ文法を理解するのであればドイツ語の教科書を日本語で読んだ方がスムーズに理解出来る。

 あとは自分が好きなもので関係する物があれば、例えばサッカーが好きだったらドイツ語のサッカー雑誌を買ってみる!とか、そういういろんな教材を使ってみるって事も重要ですね。」

■永堀さんのドイツ語学習のモチベーション維持の秘訣は?

Maxie「ドイツ語を勉強してる時に辛い思いをしたり、勉強のモチベーションが下がってしまったとか…そういう辛い時期をどうやって乗り越えましたか?」

永堀さん「なるほど、ドイツ語のモチベーションがなくなる時って"使う機会がない"とか"必要がない"と思ってしまった時でしょうか。

 あとは例えば留学してもドイツ語の会話内容が全然わからない時とか、他の留学生や外国人が多い中で自分が会話についていけずに空気になってしまう時は、"本当にもう嫌だな"とか"この場から去りたい"って思う時が多いと思うんですよ。

 なので自分が初心者の時は、無理してあんまり厳しい環境に飛び込まず、ネイティブ同士が会話する環境とかはあえて行く必要がなくて、むしろなんかこうレベルが低い自分と同じくらいの初心者の外国人と会話できるような場所をたくさん作ると、モチベーションを凄い簡単にキープ出来ると思っています。」

Maxie「なるほど。そうですね。」

永堀さん「生粋のネイティブと話した方がドイツ語の勉強に役立つ!ってみんな思いがちですけど、それは確かにそうなんです。でも、最初は早いし言ってることわかんないんですよ。それはある程度慣れてきた後にする勉強方法であって、初心者のうちにする事ではない。

 だから本当に自分と同じレベルの人達とだったら、使う単語のレベルもほぼ一緒だから結構会話が楽しく進むし、モチベーションのキープには一番良かったですね。」

Maxie「勉強仲間を作ることが大事、って事ですね!」

永堀「勉強仲間とドイツ語一緒に話す事が大事かなと!」

ポイント💡

無理に高レベルの会話へと飛びこまず、同じ語学レベルの勉強仲間を作り、最初はゆっくりとしたペースで会話を続ける事が重要のようですね!

■最後に永堀さんからこれからドイツ語を学ぶ方々へのエール!

Maxie「最後にドイツ語をこれから勉強したい人向けのアドバイスはありますか?ドイツ語をこれから挑戦したい人への応援のメッセージみたいな。」

永堀さん「ドイツ語は最初のハードルはちょっと文法が難しいところもあるんですけど、数学が好きな人って多分ドイツ語の文法なんかは簡単に覚えられると思っています。

 最初の文法を学び、覚えてしまえばあとは英語より例文例外が少ないし、あの聞き取りが簡単なんですよ!最初のハードルを越えれば一気にドイツ語が楽しく話せるようになると思うので、ぜひ頑張ってほしいなと思います。」

Maxie「素敵なエール、ありがとうございます!本日はありがとうございました。」

永堀さん「ありがとうございました。」

いかがでしたでしょうか?

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【ドイツ語Goethe B1に合格】ドイツにずっと住みたいから、頑張った!Goethe B1勉強法&試験対策!

今はどのくらいの頻度でドイツ語を勉強していますか?」

まさ「ノイスに行く前に居たフランクフルトでは正直プライベートレッスンしか取り組んでいなかったですね。皆英語がうまいのでどうしても逃げてしまいました。でも今は朝、出勤前に30,40分を週に3,4回勉強するようにしています。」

Maxie「プライベートレッスンはどうでしたか?対面かオンラインか。」

まさ「自分は運よくコロナ前に習っていたので、先生と一対一で対面でできました。」

Maxie「なるほど。では資格を取ったメリットって何かありますか?」

まさ「二つあります。一つは永住権を取る為。もう一つは定職をするためです。ドイツにずっと住もう!ってなるとさっきの試験のB1まで必要なんです。」


先ほども書いたようにゲーテ試験はドイツ国内でも最も重要視されている試験です。

外国から来た人にとってもそれは同じで、もしドイツにずっと住みたい!となった場合にはこのゲーテ試験B1合格に加えて、ドイツで五年以上働く必要があります。

因みにこのゲーテ試験、B1は一体どのくらいのレベルなのでしょうか?

公式のホームページによりますと最低でも350限分の授業を受ける必要があるようです。(1限が45分)

Goethe B1ドイツ語の勉強法&日本人の試験対策!

・ゲストを交えてドイツ語勉強をご紹介!

今回は今現在ドイツのノイス在住、日本人のまささんをゲストに迎えてドイツ語勉強方法などについてご紹介していきます!

Masa

YouTube: https://www.youtube.com/channel/UC_5NKTxrJpLNSF0dx7rWhvQ

Instagram : www.instagram.com/masa.lifestyle/

Twitter : twitter.com/masalife2020

Blog : www.masalife-net.com/

ドイツに住もうとか、興味を持ったきっかけって何ですか?

Maxie「ドイツに住もうとか、興味を持ったきっかけって何ですか?」

まさ「元々車業界で働いていて、どうしてドイツ人は皆定時で帰宅しているのにあんなにいい車を開発できるのか気になっていたんです。だからドイツに行きました。」

最初はドイツ語は全くできなかったです。

Maxie「そこでドイツに行くためにどれくらいの勉強が必要でしたか?」

まさ「ドイツ語は全くできなかったです。ビザに関しては東京にいた頃の会社がサポートしてくれて就労ビザをもらうことが出来ました。ドイツの会社では英語がビジネスレベルでできていれば問題はなかったです。」

現代では英語の需要が高まっているためドイツ人も多くの人が英語を話せるようです。

また大きな会社ともなれば外部や外国との交流も出てくるため、英語が話せれば問題ないという会社も多くなっています。


ドイツの生活の上ではドイツ語は必要になりますか?

Maxie「では生活の上ではやっぱりドイツ語は必要になりますか?」

まさ「めっちゃ必要ですね!本当に苦労しています…会社ではプライベートレッスンをやってくれて、そこで今B1(ベーアインツ)までとってますね。」


GOETHE B1 ゲーテ・ドイツ語検定試験?!

ドイツでの検定試験(GOETHE)の事です。日本語ではゲーテ・ドイツ語検定試験と言います。ドイツ語ではGoethe-Zertifikatとなります。これは世界で通用するドイツが発信元となって実施しているドイツ語試験の事です。

レベルはA1(アーアインツ)~C2(ツェーツヴァイ)までで、A1が一番簡単なレベルとなっています。

そこからA1,A2,A3,B1......とレベルが上がっていきます。

ドイツ語技能検定と独検の違いについて

日本にもあるドイツ語技能検定、通称独検とどこが違うのでしょうか?

それは知名度の点です。

独検は日本が独自で行っているドイツ語試験ですが、ゲーテ試験は世界でも通用する証明書になるという点が大きく異なってきます。

実際にドイツの大学ではこの試験の合格証が語学証明書にもなる大学が多いです。

ゲーテ試験はもちろん日本でも受けることが出来ます。

試験会場は東京と大阪と独検よりも限られてしまいますが...

ゲーテ試験の内容は「読む・書く・話す・聞く」の四つで、独検は準1級からしか面接試験(スピーキング)がないのに比べて、ゲーテ試験はA1からしっかりと自己紹介やパートナー会話があります。

このパートナーは当日試験場で選ばれるため、当日になるまで全く誰と会話をするのか分からない状態で挑むことになります。

ハードルは高いように感じますが、だからこそ、この試験に受かれば大きな実績になると言えます。

どのくらいの頻度でドイツ語を勉強していますか?

Maxie「今はどのくらいの頻度でドイツ語を勉強していますか?」

まさ「ノイスに行く前に居たフランクフルトでは正直プライベートレッスンしか取り組んでいなかったですね。皆英語がうまいのでどうしても逃げてしまいました。でも今は朝、出勤前に30,40分を週に3,4回勉強するようにしています。」

Maxie「プライベートレッスンはどうでしたか?対面かオンラインか。」

まさ「自分は運よくコロナ前に習っていたので、先生と一対一で対面でできました。」

ゲーテ・ドイツ語検定試験の資格を取ったメリット【ドイツの永住権・ドイツでの定職】

Maxie「なるほど。では資格を取ったメリットって何かありますか?」

まさ「二つあります。一つは永住権を取る為。もう一つは定職をするためです。ドイツにずっと住もう!ってなるとさっきの試験のB1まで必要なんです。」


先ほども書いたようにゲーテ試験はドイツ国内でも最も重要視されている試験です。

外国から来た人にとってもそれは同じで、

もしドイツにずっと住みたい!となった場合にはこのゲーテ試験B1合格に加えて、ドイツで五年以上働く必要があります。

ゲーテ試験、B1は一体どのくらいのレベルなのでしょうか?

因みにこのゲーテ試験、B1は一体どのくらいのレベルなのでしょうか?

公式のホームページによりますと最低でも350限分の授業を受ける必要があるようです。(1限が45分)


定職のため、とは大体ドイツのどの会社もB2レベルが必要

まさ「そして定職のため、とは大体ドイツのどの会社もB2レベルが必要なんです。B2以下は落とされる会社が多いので、その点で必要になってきますね。」


平均値としてドイツ企業で働きたいなら、ゲーテ試験のB2までを合格した方が良いとされています。

ですが、日本系の会社や英語での仕事がOKとされる会社はA2のレベルでも大丈夫だそうです。

このようにいずれにせよ、ドイツではゲーテ試験が生活や仕事をする面で重要になってきます。

ドイツ語を学習していく中で一番何が難しかったですか?

Maxie「ではドイツ語を学習していく中で一番何が難しかったですか?」

まさ「今でもそうなんですけど...der die das。これがドイツ語の仲では基本中の基本なんですけど、一番難しいですね。」


日本人がドイツ語を学ぶ中で最も言ってもいいほどややこしい用法ですね...

der die dasは性別の冠詞です。

derは男性名詞、dieは女性名詞、dasは中性名詞で、ドイツ語には全ての単語にこの性別が付いてきます。

日本語にはもちろん、英語にもこういった性別の冠詞はありませんよね。

さらにこの冠詞、変形します。

格変化があり、それぞれ4つに変化します。

なので、ドイツ語を学ぶ際には合計12個をまずしっかりと覚える必要があります。

また、それだけではなく、性別に合わせて文章の他の言葉も語尾が変化したりすることもあります。

ドイツ語では基本とされてしますが、ドイツ語学習者にとって一つの大きな壁と言えるでしょう。


まさ「実はもう一つあるんですよ。分離動詞。」


分離動詞とはこれもドイツ語特有の文法だと思います。

これは動詞なのですが、切り離して使う必要があります。

具体的に述べると動詞の一部分を文末に持っていかなければいけません。

動詞を切り離して使う、これも日本人にはなじみのない文法のため苦労の一つと言えます。


まさ「ドイツ語にはルールが多いんですよね…でも大体に例外があるから大変なんです。」

Maxie「でももう既にドイツに住んでいると言うことは常に喋る環境ではありますよね?」

まさ「そうですね。会社の人もほとんどがドイツ人なので会話はできる状態です。」

Maxie「そうですよね。では書くのはどうしていますか?」

まさ「こればっかりは単語でもそうですけど書いて覚えるしかないですかね...でも一つおすすめなのが、月一でも二でもいいんですけど、日記を書くことですね。本当に簡単にでいいので。」

Maxie「試験の時の対策は何かしましたか?」

まさ「それはレッスンの先生が指導してくれていました。ひたすら模擬試験を受けてましたね。」


ゲーテ試験は文章量が多いため、何度も過去問や模擬試験を繰り返し問いて、時間配分や実際の試験の感覚をつかむことが大切のようです。

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【ドイツ語力ゼロから2年でtelc B2】ドイツで馬医者として働いています🐴👨‍⚕️

telcを受けるためにHirotsugu Satoが重点的に行っていたことは模擬試験を受けることと教科書を用いての勉強でした。telcの勉強に用いる教科書は人によっておすすめするものが異なりますが、共通して言えることは「全てドイツ語で構成されているドイツ語の教科書」を用いることです。ドイツ語の説明が日本語で記載されている教科書はたくさんありますが、telcのB2は仕事でもドイツ語が使えるレベルを求められるので勉強最中はより多くのドイツ語に触れることが必要になってきます。Hirotsugu Satoは「Aktiv Grammatik B2」という緑色の教科書を使って勉強しましたが、telcの公式Webページに勉強にあすすめの本があったり、telcが題しているこうs気の模擬試験などもあるので皆さんにあった教科書を探してみてほしいです。

馬の獣医さん必見!!!

Shunsuke Satoが語る日本人がドイツで獣医になるための道


ゲストのShunsuke Satoの馬医者Shunの獣医学Tipsでは馬に関するツイートがたくさん挙げられているので是非見てみてください。
Twitter @Shun_equi_vet

ドイツの日本人獣医師”Shunsuke Sato

  ――― どんなことをしている方?

今回インタビューに答えてくださった方はドイツで馬の臨床獣医師をしながら「馬医者Shunの獣医学Tips」という馬の健康や病気に関する情報発信をしているYouTubeチャンネルを開設している「Shunsuke Sato」という日本人の方です。Pickert MaxieがTwitterで偶然発見し、アポを取ったため今回のインタビューが開催されることとなりました。

  ――― ドイツに興味を持った理由は?

Shunsuke Satoは元々幼少期から馬術や乗馬などを通じて馬と触れ合ってきました。高校までには大会に出る機会もあり、全日本ジュニアライダー馬場馬術選手権では3位になるほどの実力者でした。そうして馬に関わる機会が多かったShunsuke Satoはスポーツホースと呼ばれる国際馬術連盟の国際試験に合格するような特別な馬の獣医になる夢を持ちました。

日本にも国内の70%の頭数を誇る北海道や昔から馬が生息し、現在も競馬が盛んに行われている熊本県、山梨県、青森県や岩手県というような地位が存在しますが、ヨーロッパ諸国と比較すると、その頭数は非常に劣っていました。Shunsuke Satoはその事実から馬産業が盛んなヨーロッパ諸国の中でも先進国に位置するドイツで本場の馬の医療を勉強したいと考えたため、ドイツに興味を持ち始めました。

Shunsuke Satoがドイツ語を習得するまで

  ―――ドイツで働くまでで大変なことは?

ドイツでの仕事を含め、ドイツで生活するために必要なことは「ドイツ語を話せるようになる」ことです。当然のことのように感じるかもしれませんがドイツ語を覚えなければ働くことが出来ませんし、働くとなるとそれなりの言語レベルが求められます。

Shunsuke Satoは麻布大学の獣医学部を卒業と共に獣医師国家試験に合格した後、ドイツに移りました。しかし、日本で取得した獣医師免許をドイツで活用するには「Goethe」や「telc」というような公式のドイツ語の試験で一定の成績を修める必要がありました。Shunsuke Satoの通っていた学校はtelcの認可を受けている学校で試験対策もtelcに対応したものしか行わなかったため、Shunsuke Satoはtelcを受験し、ドイツで働くために必要なレベルであるB2というレベルへの到達を目指しました。他国のスキルを生かすために母国語の試験を用いるのはドイツだけというわけではありません。Pickert Maxieも大学進学や就職活動のために日本語能力試験の最高難度であるN1に合格しました。Shunsuke Satoはドイツの病院で獣医の勉強をしながらtelcの試験科目である面接、Speaking、Reading、Writing、B2の勉強をしました。その結果、コロナの影響で試験を受けるタイミングでロックダウンが起こるハプニングもありましたが、B2の一つ下のレベルは半年、B2は2年かけてついに合格しました。

  ―――telcのB2に合格するために必要なことは?

telcを受けるためにShunsuke Satoが重点的に行っていたことは模擬試験を受けることと教科書を用いての勉強でした。telcの勉強に用いる教科書は人によっておすすめするものが異なりますが、共通して言えることは「全てドイツ語で構成されているドイツ語の教科書」を用いることです。ドイツ語の説明が日本語で記載されている教科書はたくさんありますが、telcのB2は仕事でもドイツ語が使えるレベルを求められるので勉強最中はより多くのドイツ語に触れることが必要になってきます。Shunsuke Satoは「Aktiv Grammatik B2」という緑色の教科書を使って勉強しましたが、telcの公式Webページに勉強にあすすめの本があったり、telcが題しているこうs気の模擬試験などもあるので皆さんにあった教科書を探してみてほしいです。




Shunsuke Satoがドイツで馬の獣医師になるまで

  ―――ドイツでの就職活動の様子は?





Shunsuke SatoはtelcのB2に到達した後、仕事をするための職場を探しました。

ドイツで暮らしながら馬の獣医師をするためにはビザという入国許可申請に必要な書類や日本で取得した獣医師免許が認可されることが必須でした。ビザや獣医師免許の適応には役所で手続きをする必要があります。Shunsuke Satoもドイツにある役所で手続きを行おうとしましたが、そもそも日本を含めた海外で取得した獣医師免許をドイツでも適応させたいという人が少なかったため、Shunsuke Satoが手続きをの手順を尋ねるため役所に向かいましたが、役所の職員でも手順を明確にわかっていない人がほとんどでした。それによりShunsuke Satoは日本で取得した獣医師免許認可の手続きを全て自身で行わなければならなくなってしまい、その結果獣医師の試験に受かって最初に役所に書類を提出してから働き始めるまで約1年かかりました。

その後、Shunsuke Satoは知人の伝手で「Pferd Klinik Mühlen」という馬のクリニックで研修を積み、Pferd Klinik Mühlenの教授に「Pferdpraxis Dellbrück」という現在の職場を紹介してもらいました。

ドイツで獣医師をしてみて

―ドイツで獣医として働いてみて驚いたことは?

Shunsuke Satoがドイツで働いてみて気になったことはドイツ人の休みに対する考え方でした。

日本では働き方改革がされていることで労働環境が改善されつつありますが、現在も日本では獣医を含めいくつかの業種で土日も働き続けていたり、長期休暇を取得できずにいる方がいます。しかし、ドイツでは、土日休みや有給休暇をしっかりと取得し、働くときには最大限のパフォーマンスを発揮するというように仕事のON、OFFのメリハリを明確にする風習があります。そのように労働時間に対する価値観の違いにShunsuke Satoは驚かされました。

また、獣医として様々な動物を診察しますが、その中で犬の違いにも気づきました。

日本では犬にデザイン性の高い服を着せる、歯を頻繫に磨く犬の体を丁寧に洗うなどの特徴が見られますが、ドイツではアクティブな服を着せたり、そこまで丁寧に体を洗わない、歯にやさしい食べ物を食べさせるだけで磨かないというように若干大雑把な様子が見られます。以上のような違いがドイツと日本では見られます。


馬の本場ドイツで興味がある方へ

―――ドイツにあるおすすめ乗馬スポットは?

ドイツのおすすめ乗馬スポットは「ミュンヘン」です。

ミュンヘンはアルプス山脈の北緑から約50km離れた場所に位置するベルリン、ハンブルクに次ぐドイツで3番目に大きい都市です。ミュンヘンには山や森が多くあるため自然に溢れたさわやかな雰囲気で乗馬を楽しむことができます。ミュンヘンのようなゲレンデでの乗馬は初心者にもおすすめです。また、日本と異なり、ドイツには数多くの湖があるので湖の畔での乗馬もドイツに来た際には試してほしいです。

―――ドイツで馬の研究をしたい人におすすめな大学は?

ドイツで馬の研究をするのであれば馬を多く扱っている大学を選んでください。

ドイツで一番多く馬を扱っているのは「ハノーファー獣医科大学」です。ハノーファー獣医科大学は酪農や畜産が盛んな北ドイツに位置していたり、ウエストファーレン州やホルシュタイン州などの有名乗用馬山地が数多くあるため、馬の数が多いです。また、馬が多いという理由でギーゼンやベルリンの大学もおすすめです。

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【ドイツ語力ゼロから1年半でゲーテB2】ドイツ語で動画を作っているTAIDAさん登場‼️

Maxie「ではドイツに4年間住んでみてドイツ語レベルはどのくらい上がりましたか?」

TAIDA「一応、1年目までにB2までの試験を受けました。」

B2というのはドイツで行われているドイツ語試験の事です。

日本語ではゲーテ·ドイツ語検定試験と言います。

レベルはA1(アーアインツ)~C2(ツェーツヴァイ)までで、A1が一番簡単なレベルとなっています。

そこからA1,A2,A3,B1......とレベルが上がっていきます。

日本にもあるドイツ語技能検定、通称独検とは少し異なっています。

独検は日本が独自で行っているドイツ語試験ですが、ゲーテ試験は世界でも通用する証明書になるという点が大きく異なってきます。

ゲーテ試験は独検に比べて試験会場が少なくなってしまいますが、もちろん日本でも受けることが出来ます。

主に東京と大阪の大都市で行われています。

ゲーテ試験の内容は「読む·

ドイツ在住の日本人youtuber TAIDAさんにドイツについて聞いてみた!


·TAIDAさんにドイツの印象やドイツ語レベルなど様々なことを聞きます!

今回は現在ドイツに住んでおりyoutubeに動画を投稿しているTAIDAさんに話を伺いました。

彼女の動画はすべてドイツ語で作成されていて、ドイツで生活していく上で感じたことや文化の違いなどを面白く動画として投稿されています!

YouTube: https://youtube.com/c/TAIDAchannel

Twitter: https://www.twitter.com/taida_channel




1年目でGOETHE B2の試験に合格したよ!

Maxie「最初になぜドイツに住んでいるのかを聞きたいです。」

TAIDA「私は親の仕事の都合で家族みんなで、ドイツに来ました。」

Maxie「ドイツに住んでみて興味深かったことなどはありますか?」

TAIDA「ドイツに移住するって聞いたときはやったー!って思いましたね。ドイツは綺麗だし安全な国というイメージがあったので。それで実際来てみて、緑も多いし良かったです。」

Maxie「ではドイツに4年間住んでみてドイツ語レベルはどのくらい上がりましたか?」

TAIDA「一応、1年目までにB2までの試験を受けました。」



B2というのはドイツで行われているドイツ語試験の事です。

日本語ではゲーテ·ドイツ語検定試験と言います。

レベルはA1(アーアインツ)~C2(ツェーツヴァイ)までで、A1が一番簡単なレベルとなっています。

そこからA1,A2,A3,B1......とレベルが上がっていきます。

日本にもあるドイツ語技能検定、通称独検とは少し異なっています。

独検は日本が独自で行っているドイツ語試験ですが、ゲーテ試験は世界でも通用する証明書になるという点が大きく異なってきます。

ゲーテ試験は独検に比べて試験会場が少なくなってしまいますが、もちろん日本でも受けることが出来ます。

主に東京と大阪の大都市で行われています。

ゲーテ試験の内容は「読む·書く·話す·聞く」の四つで、独検は準1級からしか面接試験(スピーキング)がないのに比べて、ゲーテ試験はA1からしっかりと自己紹介やパートナー会話があります。

このパートナーは当日試験場で選ばれるため、当日になるまで全く誰と会話をするのか分からない状態で挑むことになります。

ハードルは高いように感じますが、だからこそ、この試験に受かれば大きな証明になります。今回のTAIDAさんの1年でゲーテ試験のB2まで終了したと言うのはとても速いレベルでドイツ語を学んでいると言うことになります。




ドイツ人のネイティブ同士の会話が聞きづらい

Maxie「4年住んでみて、日常会話ではどのくらい自信がついたと思いますか?」

TAIDA「うーんと…ある程度聞いて理解が出来るけど、やっぱりドイツ人の集団の会話に入るとネイティブでワーって話されちゃうから分かりづらい部分はありますね…」

Maxie「そうですよね、ドイツ人同士の会話だとネイティブ同士だから聞きづらい所はあるんですけど、一対一だとゆっくり話しますね。」


言語を学ぶ上で難しい問題がネイティブな会話にあることはやはり多いようです。

いくら文法が理解できていたとしても、生まれてからその言葉を話してきている人と、少し前からその言葉を学んでいる人との間には中々埋まらない差があります。

言語を学ぶ、ということは文法を理解して、単語を覚える。

というのはもちろん前提としてとても重要ですが、それだけでは表現できない深い分野であると個人的に思います。



ドイツ語には全ての単語にこの性別がある

Maxie「TAIDAさんの動画を見てみたら全てドイツ語で、発音もきれいなので初めて見たときはすごい人いるなーって思いましたね。」

TAIDA「私は2年くらい前にyoutube投稿を始めたんですけど、最初は日本語で話してドイツ語の字幕をつけていました。でも、私の動画見てくれている人は9割以上がドイツ人だったのでこれはもう、ドイツ語喋ったほうがいいなと思いました。」

Maxie「では視聴者は日本に興味があって見ている人がおおいんですかね?」

TAIDA「いや、実はそんなに日本に興味があって自分の動画を見ている人は少ないんじゃないかと思います。むしろ日本人がドイツに住んでみてどんなことを思ったのか、という方が気になっているんじゃないかなと…」

Maxie「なるほど…ドイツ語を勉強して何が一番難しいですか?それか、これは日本人にとって簡単だよというのはありますか?」

TAIDA「難しいのは冠詞です。der die das。もう、覚えるのが大変…」


der die dasとは性別の冠詞です。

derは男性名詞、dieは女性名詞、dasは中性名詞で、ドイツ語には全ての単語にこの性別が付いてきます。

覚える上でのいくつかの決まったルールは存在しますが、とにかく覚えることが大変です。

日本語にはもちろん、英語にもこういった性別の冠詞はありませんよね。

さらにこの冠詞、変形します。

また、それだけではなく、性別に合わせて文章の他の言葉も語尾が変化したりすることもあります。

ドイツ語では基本とされてしますが、ドイツ語学習者にとって一つの大きな壁と言えるでしょう。




日本語と比べるとドイツ語の単語は長い!

TAIDA「あと、ドイツ語の単語には長いものが多いような気がします。」


日本語と比べるとドイツ語の単語は長く感じます。

何故なら日本語には漢字があり、漢字同士をくっつけることによって一つの意味になったりします。

日本語は漢字があることによってだいぶコンパクトな単語になっているのだと外国人は思うようです。




ドイツ語の発音は簡単だよ!

TAIDA「逆に優しい所はドイツ語は発音をするときに一語一語はっきり喋るから日本人にとっては発音しやすいなと思いました。」

Maxie「そうですね。ウムラウトのつく単語も少し練習すれば喋れる様になります。」





ウムラウトとはドイツ語特有の表現でä ü öこの三つの種類があります。

この発音の仕方は少しややこしいのですが、これ以外は英語のアルファベットとそこまで差はなく、単語になったとしても一語一語をはっきりと発音します。

なので、言葉に強弱のあまりつけない日本人にとっても発音しやすい言語であると言えます。



ドイツ語はやっぱり話して慣れるしかない

Maxie「若者とお年寄りが話すドイツ語には違いがあると思いますが、その聞き分け方や、ドイツ語での方言はどのように聞き取っていますか?」

TAIDA「うーん...自分はあんまり方言を話す人とは喋ったことはないので...でも、やっぱり話して慣れるしかないと思います。」


方言の問題については世界でも同じようです。

日本でも地域や県が違うだけでもだいぶ差があります。

地域によっては同じ日本語のはずなのに、まるで外国語の様に聞こえるや、全く聞き取れない等々...


アニメをドイツ語の吹き替え、日本語の字幕で見る

TAIDA「お年寄りと若い人のドイツ語はお年寄りの人が使う言葉の方が分かりやすいかな?」

Maxie「若者のスラングで何か覚えた新しい単語はありますか?」

TAIDA「スラングかは、分からないんですけど、最近はネットとかで英語をドイツ語化したような言葉を使っている人が増えた気がしますね。」

Maxie「そうですよね!では最後に今からドイツ語を勉強する人に向けてのアドバイスをお願いします。」

TAIDA「ありきたりなんですけど、ドラマとかアニメをドイツ語の吹き替え、日本語の字幕で見ることが結構おすすめです!」



言語を学ぶ上で多く見られるこの意見は実際に成果もあるようです。

どうしても教科書を開いて、勉強!となると退屈に感じてしまう人も多いですよね...

でもドラマやアニメなら自分の好きな話なので飽きる人は少ないのではないでしょうか?

また、翻訳をした際の独特な言い回しも学べて一石二鳥だと思います。

NetflixやAmazon Prime Videoと言った多くの動画配信サービスで吹き替えドラマ、アニメを視聴することが出来ます。

言語を学ぶ上で大切なことは「楽しんで学ぶ!」ことが一番であるようです。


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【Goethe Mittelstufe B2】ドイツ語学習の大事なのは現地人と実際に話して練習することだ

ドイツ語の資格はお持ちですか?

最終的に取った資格はMittelstufe B2ですね。留学に必要でしたから。

ドイツ語は何年勉強していますか。週にどのぐらいですか。

ドイツ語は1999年から勉強していて今に至っています。

週40-50時間程度ですね

資格勉強の時はどのように勉強しましたか。模擬試験ですか。おすすめの学習方法ありますか。

資格を取る際は大学から渡された資料を元に勉強しました

ドイツ語で難しいことはなんですか。何が簡単ですか。

ドイツ語で難しいと言えば発音と聞き取りですね

簡単なことといえば基礎の文法を覚えたら後は積み重ねていくだけですのでそんなに難しい言語ではないかと

最後に一言でドイツ語の学習者向けの応援の言葉をお願いします

最後に言えることと言えばゲルマン系の言語の中では難しい方かもしれませんが他のロマンス系、スラブ系、フィノウイグル系に比べると簡単だと思います。まぁ大事なのは現地人と実際に話して練習することだと思います

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【ドイツ語34年目】 日独通訳になる・ドイツ語上級者のおすすめの勉強方法・資格

ドイツ国内でしか取れない資格、通訳に役に立つ資格はありますか?

Maxie「裁判長の通訳の仕事とかドイツ国内でしか取れない資格、通訳に役に立つ資格はありますか?」


「やっぱりDeutsch als Rechtsprache法律ドイツ語とか‧‧‧言い方がプロバイダーによって違うんですけど、お金と時間がある方はディーイーファウだったかな?Dolmetscherübersetzungsverband (ドイツの通訳団体)。でもね、ブロックがね‧‧‧モジュール数が8モジュールとかあるから‧‧‧お金とかもかかるし‧‧‧それを受けてもいいんだけど。ある程度、私なんかはサラリーマンやってても最後のサラリーマンっていうのはジャパンデスクの日本の責任者とまでは言わないけれど、アカウントマネージャーだったから、そこで契約書の話とかいっぱいするんですよね。ドイツ語で契約書を読めないといけない立場で行ってるから···契約書とか法律語とかをある程度知ってからの人だったから、私が受けたのはマインツ大学のセミナーで、マインツ大学の在学生の人、もちろん通訳学科を対象にしてるんだけど、学校外の人も参加が出来る、翻訳通訳セミナーがあるんですよね。それが1年に3回あるのかな?コロナが落ち着いたら1年に3回、4回とかになると思うんですよね。それを受けたんですよ。それはすごいよかった。試験対策をしてもよかったんですが、やっぱり内容がすごくよかったんですよ。Strafrechtに関するものも出ますし、契約書‧債権法なども出てきますし、少し刑事法も出てきましたしね。通訳者‧翻訳者として最低限知っておかなければいけないものが網羅されてましたね。」

Hiroyasu Hatano ドイツ語・オランダ語通訳者/翻訳者

Twitter @HiroyasuHatano

Maxie「日独通訳は少ないですよね?」

Hiroyasu Hatano「少ない!私が30年前に日本にいた時は、ドイツ再統一の関係でドイツ語の需要がたくさんあったんですよ。ビジネスでもね。だから、私、大学卒業してパナソニックに入ったんですけど、会社入ってすぐアメリカでは英語でやりとりをしていましたけど、ドイツ、スイス、オーストリアとはドイツ語でやっていました。」

Maxie「34年前ドイツ語を勉強しようと思った理由は何ですか?」

Hiroyasu Hatano「理由は・・・当時は東ドイツ・西ドイツと国が別れていたんですよね。で、まず西ドイツだけじゃなくて東ドイツにもすごく興味があったんですよ。もちろんスイス・オーストリアにも興味がありましたけどね。ドイツ語圏ということで興味があったので・・・あとは当時パナソニックは別の会社で松下貿易があったんですね。私はそっちの方に就職してドイツ語を使う仕事をしたかったんです。それもあったし、高校生から大学生になる時、そのときは英語しか習ってなかったから英語を勉強していたとき英語とドイツ語って親戚言語というか・・・親戚ほど近くはないんですけど、英語を少し深く勉強するのにドイツ語があった方が、わかった方が有利だというアドバイスを高校の先生に頂いたことがあったんですね。その辺を考えて、ドイツ語を勉強しようと思ったんです。」

Maxie「大学でどの頻度ドイツ語を勉強していましたか?」

Hiroyasu Hatano「一コマ90分あって、それが週7回ありました。」

Maxie「ドイツ語学科ですか?」

Hiroyasu Hatano「私ドイツ語学科。私の友達で英語学科で、第二外国語をドイツ語だった人は週2回だけ」

Maxie「ドイツ語を大学で専門として当時はどのくらい勉強したの?」

Hiroyasu Hatano「大学2年まではすごく真面目に勉強していたんですよ。ある程度いい成績をとろうと目標にしていたんですよね。大学3年生からは成績よりも覚えることがあったわけ。アカデミーとして面白くなって・・・大学出た時はたぶん、今でいうセルティフィカーツドイツのアーツバイぐらいのレベルだったと思うんですよ。大阪大学が喋る方に力を入れていないんですよね。当時もそうで、今もそうだと思う。だから、本とか新聞は読めるんだけど、ものすごくディスカッションするかというと、そんなに能力なかった。その後、自習用の教科書リンガフォンというのがあるんですよ。古いんですけどね。あれで復習して、大学卒業してから1年経った時かな?京都のグーテンスクールの編入試験を受けたんですね。その時に当時今でいうセルティフィカーツドイツのベーアインスを受験しなさいというコースになったんですね。」

Maxie「日本の大学のドイツ語学習の良いところはどこ?」

Hiroyasu Hatano「良いところはですね、東京外国語大学とか大阪外国語大学で考えると語学学校よりもう少しアカデミックになることかな。」

Maxie「論文はドイツ語で書くんですか?」

Hiroyasu Hatano「うん。論文はドイツ語で書かないといけなかった。でもベーアインスぐらいのレベルの論文だったからたいしたことはないですね。」

通訳が仕事になるまでどのくらいかかったの?

Maxie「通訳が仕事になるまでどのくらいかかったの?」

Hiroyasu Hatano「パナソニック入った時に商談通訳は能力的に出来なかった。でも日本語でも出来なかった。新米の新米だったから。だから、語学力そのものではなかった。ところが1年後にグーテンスクールを通った後だったので、1年後は商談できるレベルになってた。そのぐらいから、商談のお手伝いをしたりだとか、ドイツに出した補修部品のリポートの翻訳をしたりだとか日本側の工場が意思疎通できない時にドイツ語で当時、国際電話とかFAXで助け舟をだした。あとはドイツ・オーストリア・スイスのパナソニックの人が来た時のお手伝い・・・会社員として権力はなかったんですけど、お手伝いだけではなくて観光地の案内をしてた。 二条城とかね。そのときは私がほとんどやってましたね。私は好きではないんですけど、会社の命令でやらされるんですよ。そのときに関西のうどんの説明をドイツ語でしたりだとか、関西・関東の違いを説明したりとすごくやりましたね。それから私が会社入って丸5年経った時にドイツのデュッセルドルフに転勤になったんです。そのときのメインはアフターサービスの仕事だったんですけど、ほぼ通訳するとか翻訳で補佐するとかほとんどそんな仕事でした。」

Maxie「通訳になりたい学生さんは最初日本で就職した方が良いのか、現地で働いた方がいいのか、どちらがいいでしょうか?」

Hiroyasu Hatano「それは正解がないんですよね。なんでかっていうとどこの大学を出る、もしくはどの学部を出る、もしくはどのくらいのドイツ語をやったかにもよるんですよね。もし、留学でドイツに来てしまったのであれば、ドイツでアルバイトをして通訳になった方が絶対いいと思います」


通訳になりたい人にとって、ドイツ語に関係するオススメの資格はありますか?

Maxie「通訳になりたい人にとって、ドイツ語に関係するオススメの資格はありますか?」

Hiroyasu Hatano「やっぱりゲーテ‧インスティトゥートの Großes Deutsches Sprachdiplom がオススメですね。あのテストは日本語能力は試されないですけど、ドイツ語能力そのものを試されるものだから、まずあれが大事ですね。」

Maxie「日本のお客様から独検について聞かれたことありますか?」

Hiroyasu Hatano「私が日本に住んでた時に始まったばかりだったんですよ。だから独検の権力がなかったんですね。今は知らないですけど。もちろん独検も1級とか準1級、2級あたりはあった方がいいですけれども、独検の1級って問題変わっていませんか?レーベゲル限定というかフロスクルというのかな‧‧‧あそこのところだけが、時代遅れというか、ドイツ人でもほとんど使わないような表現が出てて、でも読解とか読作文に関しては割と良い問題が出てると思うんですよね。」

ドイツ国内でしか取れない資格、通訳に役に立つ資格はありますか?

Maxie「裁判長の通訳の仕事とかドイツ国内でしか取れない資格、通訳に役に立つ資格はありますか?」

Hiroyasu Hatano「やっぱりDeutsch als Rechtsprache法律ドイツ語とか‧‧‧言い方がプロバイダーによって違うんですけど、お金と時間がある方はディーイーファウだったかな?Dolmetscherübersetzungsverband (ドイツの通訳団体)。でもね、ブロックがね‧‧‧モジュール数が8モジュールとかあるから‧‧‧お金とかもかかるし‧‧‧それを受けてもいいんだけど。ある程度、私なんかはサラリーマンやってても最後のサラリーマンっていうのはジャパンデスクの日本の責任者とまでは言わないけれど、アカウントマネージャーだったから、そこで契約書の話とかいっぱいするんですよね。ドイツ語で契約書を読めないといけない立場で行ってるから···契約書とか法律語とかをある程度知ってからの人だったから、私が受けたのはマインツ大学のセミナーで、マインツ大学の在学生の人、もちろん通訳学科を対象にしてるんだけど、学校外の人も参加が出来る、翻訳通訳セミナーがあるんですよね。それが1年に3回あるのかな?コロナが落ち着いたら1年に3回、4回とかになると思うんですよね。それを受けたんですよ。それはすごいよかった。試験対策をしてもよかったんですが、やっぱり内容がすごくよかったんですよ。Strafrechtに関するものも出ますし、契約書‧債権法なども出てきますし、少し刑事法も出てきましたしね。通訳者‧翻訳者として最低限知っておかなければいけないものが網羅されてましたね。」

Maxie「通訳の仕事の中で法律の専門用語とかはどういったお客様が多いですか?弁護士の方とか?」

Hiroyasu Hatano「弁護士の方がほとんど経済法なんですよね。広いくくりの言い方ですけど。会社買収とか会社の駐在事務所を現地法人に格上げしたいとか‧‧‧人をクビにして、相手から裁判を持ちかけられたりとか、代理店契約を結んでいたけど揉めたとか‧‧そういう内容が多いですよね。日本人だから刑法で痴漢が多いってことは今のところないと思います。」

Maxie「パナソニックで働いていた時に翻訳の仕事をされていたと思うんですけど、翻訳から通訳へフォーカスした理由、通訳をやりたいと思った理由はなんですか?」

Hiroyasu Hatano「最後のサラリーマン生活がジャパニーズアカウントというかジャパンデスクだったので、営業の仕事もあるわけですよね。自分自身の営業の経験とかクレーム処理の経験とかを通訳で活かせることができるんですよ。AさんとBさんが揉めた時に、私は弁護士ではないですけども、こういう風に言ったらどうでしょうか?というアドバイスはできるので、役に立ってるし、役に立てようと思って通訳しながら翻訳と考えていたんですよね。」

Maxie「ドイツ語を話せない日本人はどういう所で通訳が必要だと感じますか?例えば、ドイツの病院でお医者さんと話す時や子供をドイツの学校に通わせる為に先生と話す時とか‧‧‧」

Hiroyasu Hatano「一番必要なのはお医者さんじゃないですかね。学校っていうのはミュンヘン、ドゥッセルドルフ‧フランクフルトの日本人学校にお子さんを入れるのでね。言葉の問題はほとんどないと思うんですよ。現地の学校に入れるっていうのは、親がドイツ語を話せないのに現地校に入れる親はほとんどいないので‧‧‧ただストックホルムとか地域的に日本人学校が成り立たないところだと需要があるかもしれないですね。」

Maxie「個人が困って通訳をお願いするのはお医者さんが多い?」

Hiroyasu Hatano「お医者さんが多いと思いますね。」

Maxie「日本人が弁護士関係の他に通訳をお願いするのはどういう分野がありますか?」

Hiroyasu Hatano「分野的には自動車ですね。やっぱりドイツは自動車が強いから。あとは、機械‧金属やプラスチックの加工とかが多いですよね。」

Maxie「ドイツでどうやって自分で通訳の仕事を見つけているんですか?」

Hiroyasu Hatano「私は日本の商工会議所のページに無料で通訳者として登録できるページあるので、それに登録するのと、あとは、ドイツ語‧日本語を扱っている通訳翻訳エージェントに登録しています。」

Maxie「通訳のエージェントは何社ぐらい登録されているんですか?」

Hiroyasu Hatano「登録数でいうと10社は超えてると思うんですよね。その中でしょっちゅう動いているのは半分ぐらい。」

Maxie「そういう会社にアプローチするオススメの方法はありますか?自己紹介の文章を送るとか、お世話になった通訳の紹介。日本の場合だと紹介の紹介が多いんですよね。ドイツ語関係の通訳の仕事が回るのは‧‧‧。どうしても自分から通訳者です!実績あります!って履歴書を送ったとしても、探されている時が少ない。」

Hiroyasu Hatano「おっしゃる通りで、紹介が強いですよね。だから同業者同士でつながりを持つことがすごく大事だなと思います。」



日独通訳の仕事のやりがい

Maxie「ドイツ語を勉強している人で気になるのは仕事のやりがいだと思うんですけど、やりがいは何ですか?」

Hiroyasu Hatano「私が若い人と違って、もう50過ぎたおじさんだからだと思うんですけど、人にできないこと、もちろん通訳者もいっぱいいるから同業者であり、不評という見方もできるんだけど、その分野とか強みってその人にしかないものって絶対あるから、作っていかないといけないので・・・そうすると自分だけしか出来ないこと自己満足なんでしょうけど、それを持つこと。自分しかできませんよとアピールすることで自分の生存競争に打ち勝つ。会社員だとリストラになるんですけど、そういう心配がないような要素。そういうところがやりがいじゃないかなと思うんですよね。」

Maxie「男性の方でドイツのサッカーが好きでサッカーチームの通訳をしたいとTwitterでよく見かけるんですけど、プロのスポーツの通訳の仕事もあったりしますか?」

Hiroyasu Hatano「私は、結果的には受けられなかった。例えば、ドイツのバレーボールチームが日本に来る時のワールドカップかなんかの通訳。あとは私は受けたんですけど、結局インタビュー断られたのが2011年になでしこジャパンがドイツで金メダル取った時のアディダスの通訳を頼まれていたんですよ。結局なでしこチームが疲れているから日本のメディア以外受けないということで通訳がキャンセルになったんですけど・・・。ワールドカップのバレーボールチームの通訳をするのは何度かあって1番最初に来た話は若かった時で、学生の時だったのかな?阪大の体育の先生からその話が来ました。その時、都合が合わなくて受けれなかったんですけど、まるまるの日程だったので。何日間だけだったら受けれたんですけど。その後のはドイツのバレーボール協会に繋がりのあるぐらいバレーボールをある程度熱心にやってた人で自分自身もバレーボール選手としてレベルが高かった人から来たことはあります。なでしこジャパンの通訳は普通のエージェントです。普通の通翻エージェントです。」

Maxie「ホームページで仕事が来ることありますか?」

Hiroyasu Hatano「私のホームページはリンクトインしか作っていないので、リンクトインでは翻訳は結構来るんですが、通訳はあんまり来ないですね。以前クッシング(経歴を書くようなドイツのSNS)で一時期依頼はしょっちゅう来ましたけど、日にちが合わなくてお断りしていたのかな。ものすごくショートノーティスで来たので。」

Maxie「今、日本に外国人が少ないので、通訳自体の仕事が少ないんですけど、コロナになってからデジタルの仕事zoomとかSkypeとかオンラインの仕事はコロナになって変わりはありましたか?」

Hiroyasu Hatano「以前よりはzoomとかマイクロソフトのチームズを使って通訳は比率的にはコロナ前に比べて増えたようには思いますけど、ドイツ語日本語に関してはまだかなりコンサルタント。これは日本側がコンサバティブなんだと思います。ただ、10月に経営監査がある会社がありまして、現地にはコロナ関係なく来ませんという方針なのかな?経営監査で経営部門と経理の部門とオペレーションの部門の3日に分けてチームズで通訳しました。経営のところは自分達が英語で勝手にやりとりして、質問事項のすごく突っ込んだところをドイツ語で時間かけてやりました。そこは逐次でした。経理部門のやつは私は同時でやれって言われればできた内容だったけど、日本側の経理がそんなに詳しくないので書き取るスピードがないので、逐次でやってくれと言われてやって、オペレーションのやつは全部同時でやりました。」

Maxie「何十年もドイツ語を勉強している中で初心者・中級者・上級者が悩んでいる、自信がない時期がどうしてもあると思うんですけど、悩んでいる時どうやって乗り越えましたか?」

Hiroyasu Hatano「初級者がぶつかるのは何だろ?」

Maxie「初級者からよく聞くのはドイツのder die das。」

Hiroyasu Hatano「der die dasは名詞と一緒に覚えないと駄目なんですよ。格変化に関しては、私が納得したのは日本語にも「て・に・を・は」があるでしょ。だからドイツ語にも「て・に・を・は」があると思ってやればいいかな。」


汚いドイツ語が分からない

Maxie「上級者が困って乗り越えたのはありますか?」

Hiroyasu Hatano「日本でドイツ語を勉強すると、私もゲーテ・インスティトゥートの大阪で上級クラスに行っていたんですよ。そうすると日本で勉強すると綺麗なドイツ語しか分からなくなるわけ。日本でいうNHKの日本語ね。私がドイツに来た時に自分がそういうドイツ語しか分からない、喋れない、理解はされるんだけど、言い方が悪いんだけど、汚いドイツ語が分からない。そこが上級者の壁だと思いますね。ドイツに留学に来ている人なんかは中級ぐらいから汚い言い方はよくないんだけど、綺麗ではないドイツ語も一緒に覚えていくから自然に身に付きますよね。そういう壁はないかもしれないですね。」

Maxie「ケネディとはスクリプトして話すことが多いので、授業で習うドイツ語と地域の方言というんじゃないけど、スピードとかはスクリプトされていない動画から勉強することを最近授業でしています。だからどうしても初級者だったらスクリプト化されている綺麗なドイツ語の聞き取りの勉強しか使ってないんですけど、中上級者になってくると、そうじゃなくて、みんなが話しているドイツ語が綺麗にスクリプト化されている状態じゃないから。普通のスピードで話す。あとは内容的に上級者になってくると日常会話がほとんど理解できるようになってくると次でみんなどんなことで悩んでくるんですか?」

Hiroyasu Hatano「私は大阪大学専門で出てるから文章が長いのは苦にならなかったんだけど、逆にドイツ語学科を出てない人、ドイツにそんなに留学していない人だと文章・長文が分からなくなる。そういう人が多いんじゃないかなと思うんですよね。」

Maxie「今、授業で宿題を直したりするんですけど、上級者の方がいて授業中に彼が2000~5000文字ドイツ語で書ける人だから1時間なくなっちゃう。上級者は書きたければ書くしかないと思っていて、それを私はひたすら直すしかないと思っています。初・中級者だと丁寧に違う理由を解説できるけど、ある程度になってくるとなんで、どこが違うかではなくて量にしています。」

Hiroyasu Hatano「直し方は当然違うでしょうね。」

Maxie「ドイツ語の通訳になりたいと悩んでいる人に応援のメッセージをお願いします。」

Hiroyasu Hatano「王道はないし、楽しようがない。楽な時は段階、段階でありますけど、それは自分が楽をしたくて楽ができる期間ではなくて、勝手に楽になる期間だから、積み重ねていくしかないんだけども、できるだけドイツ語を日本語の辞書で引いても最終的には意味がないので・・・。基本の単語を覚えるのはそれでいいんだけど、ニュアンスとかはドイツ語の辞書はドイツ語で引かないと意味がないので。初級には無理ですけど、中級からね。段々と引かないと意味がないので、そういうものを使って身に着けていかないといらない壁にぶち当たるし、なんでこれとこれは辞書で載っている日本語が同じ意味なのに、こういう使い分けがあるの?とかっていうのはどの言語もそうなので、そこを自分なりの方法で見つけていってください。もちろん壁にぶつかったときはMaxieさんや先生に相談したらいいと思いますよ。」

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