ドイツ語資格試験【ドイツ国内で使える資格 総まとめ】

ドイツ語の資格取得を目指している人向けに、資格の種類、資格レベルの違いについて、紹介していきます。

日本だと独検がありますが、今回はドイツ国内で使える資格を紹介します。

ドイツ国内の資格はヨーロッパの中でレベルが下記のように分かれています。

ドイツ語資格試験【ドイツ国内で使える資格 総まとめ】

今回はドイツ語の資格取得を目指している人向けに、資格の種類、資格レベルの違いについて、紹介していきます。


日本だと独検がありますが、今回はドイツ国内で使える資格を紹介します。

ドイツ国内の資格はヨーロッパの中でレベルが下記のように分かれています。


▽A1:初級 ドイツ語資格試験のレベル

簡単なドイツ語の文法が理解できるレベルで、基本のドイツ語の単語もわかります。

また、自分の周りの説明をすることもできます。挨拶や自己紹介など、その他、簡易的な書類にドイツ語で書くこともできます。

ゆっくりなドイツ語で基本的なことについて話したり、具体的な欲求を満足させるための、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しは理解し、用いることができます。

自分や他人を紹介することができ、住んでいるところや、誰と知り合いであるか、持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、答えたりが可能です。

もし、相手がゆっくり、はっきりと話してもらえるのであれば、簡単なやり取りをすることができますよ。


▽A2:基本級 ドイツ語資格試験のレベル

仕事、家族、欲しいものについて話すことができます。

電車や道の案内などもできるようになります。短い文章になりますが、ドイツ語で書くこともできます。他にも電車の案内など聞き取ることもできるようになります。

ごく基本的な個人情報や家族情報、買い物、地元の地理、仕事など、直接的関係がある領域に関しては、文やよく使われる表現が理解でき、簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄について、単純で直接的な情報交換に応じることが可能です。


▽B1:準中級 ドイツ語資格試験のレベル

ドイツのメディアと関わることができ、ラジオやテレビで言っていることのテーマを理解できるようになります。

また、ドイツ人のポッドキャスト(インターネット上で定期的に配信されている音声コンテンツ)も聞き取れるようになります。

条件としては、ゆっくりクリアなドイツ語であれば、大事な部分が聞き取れます。

書き言葉も話し言葉も少し複雑に説明できるようになります。

仕事、学校、娯楽などの身近な話題について筋の通った簡単な文章を作ることができ、標準的な話し方であれば、主要な点を理解でき、たいていの事態に対処することが可能です。


▽B2:中級 ドイツ語資格試験のレベル

よくできている基本です。さらにドイツ語の理解ができるようになります。ネイティブの人の早口なドイツ語が聞き取れ、ドイツのことわざもある程度聞き取れます。

さらに複雑なドイツ語が理解できるようになります。

文法、表現、単語の語彙力がかなりあるので、自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容をを理解できます。

ネイティブとはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるくらい流暢かつ自然であり、幅広い話題について、明確で詳細な文章を作ることが可能です。


▽C1:上級 ドイツ語資格試験のレベル

ドイツ人の発言になれます。イントネーションが外国人か母国かの区別ができなくなる程のレベルです。さらに複雑な内容のドイツ語を聞くことも話すこともできるようになります。複雑な会話に参加でき、メディアも問題なく聞くことができます。

また、いろいろな種類の高度な内容のかなり長い文章を理解して、含意を把握できたり、言葉を探しているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現が可能です。

社会生活を営むため、また学問上や職業上の目的で、言葉を柔軟かつ効果的に用いたり、複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の詳細な文章を作ることができます。


▽C2:マスター ドイツ語資格試験のレベル

C2に合格するとドイツ人になれるようなレベルです。さらに複雑なドイツ語を理解することができ、ドイツ人のいろんな表現やイントネーションを聞いて理解することができます。聞いたり読んだりした、ほぼ全てのものを容易に理解できるようになります。

いろいろな話し言葉や書き言葉から得た情報をまとめ、根拠も論点も一貫した方法で再構築や自然に、流暢かつ正確に自己表現が可能です。


以上、レベルについて紹介しましたが、次ではどんな試験があるのかご紹介します。



ドイツ国内で使えるドイツ語資格試験


▽Goethe Institut 

日本にもゲーテの学校があるので、日本からも受験ができます。もちろんドイツでもゲーテの学校があります。

ゲーテではA1~C2までレベル分けされているので、自分のレベルに合わせて試験を受けることができます。

ゲーテの授業内容についてですが、ドイツの大学授業について行けるようなレベルを目指して授業を進めます。

試験の内容は老若男女幅広く、特に上級レベルのC1、C2は大人向けです。学生はドイツの大学受験に役立ちます。また、ドイツに住みたい人が受験します。ビザを取るためにもゲーテの試験が認められているので、ドイツで働きたい!住みたい!人がビザ申請の為にドイツ語能力のゲーテの資格を持つと便利です。

また、ドイツの会社で働きたい人も資格を取得すると会社からお金が貰えるシステムがあるので、ドイツの会社で働いている人にとっても、ゲーテの資格は便利です。

C2の条件は16歳以上ではないといけません。なお、大学の研究したい人向けの試験になります。



日本の受験地は東京または大阪と大都市に限られています。

実施回数は会場やレベルによって違い、大阪よりも東京の方が多く、レベルがA1に近いほど実施回数も多くなります。



この試験は、話す・聞く・書く・読むの4技能です。

このあたりが、国際的に通用するという点や留学したい人に向いています。



レベルはA1・A2・B1・B2・C1・C2とありますが、全てのレベルでこの4技能が計られます。



独検が準1級からしかスピーキング試験がないのに対し、A1でもしっかり自己紹介をしたり、短い会話を行うことが求められます。

ゲーテ試験の特徴は、ずばり国際的に通用するということです!

例えばドイツの大学に入学する際の語学証明書として使うことができたり、Goethe Institut 自体がドイツ人でも知っている人も多い有名な機関です。

ドイツ語圏でも通用する資格証明が必要な人におすすめです。



さらにGoethe-Test PROがあり、こちらはドイツで就職したい人向けの資格になります。ドイツの会社に仕事で役に立つかを証明する資格になります。





▽Goethe-Test PRO Pflege

ドイツで看護師の仕事をしたい人向けの資格で、試験のレベルはB2になります。

ドイツで看護職や健康職に就きたい人はB2レベルまで目指して下さい。







▽TestDaF

主な目的はドイツの大学で勉強したい人向けの資格です。試験の内容はB2~C1の中級者向けのレベルです。この資格は有効期限がありません。ゲーテより受験料は安かったかと思いますので、興味ある方はホームページをご覧下さい。ドイツの大学で勉強したい人はこの資格がお勧めです。

ドイツ語学習者以外には知名度が低いですが、語学力証明のためにドイツ語圏でも多くの人が受験しています。

受験日は全世界共通で年6回設定されており、日本でも回数は少ないですが受けることができます。

試験内容はゲーテと同じく話す・聞く・書く・読むの4科目で構成されています。

Test DaFは、熟練したドイツ語レベルの検定試験です。

A1やB2などといったレベルではなく、この試験はB2からC1レベルをカバーしています。




ドイツの高等教育機関のほぼ全ての学科や課程への入学に必要な語学力の証明になるため、ドイツの大学に正規入学したい人におすすめです(もちろんDaFではなく他の資格試験のC1でも大丈夫なことがほとんどです)。




ただし、音楽大学など専門大学の場合はDaFレベル(B2-C1)ではなくA2やB1など、各大学によって語学基準が違うので、必ず1度自分の志願校について確認しましょう!









▽Telc

こちらもゲーテより授業料が安いです。内容は日常会話が多く、ドイツの大学で勉強したい人もこちらを受験することができます。ドイツにおいてはゲーテ試験の次に有名です。

ゲーテ試験はゲーテインスティチュートがある都市でしか受けられないのに対して、ドイツ語圏に住んでいれば近くで受験できるという利便性がtelcのメリットだと言えます。

試験内容は同じく話す・聞く・書く・読むの4科目で構成されています。





大学の為の専門の資格もあります。





ドイツの国籍が欲しい人にとってはA2~B1またはB1の資格を取得するとドイツの国籍を手に入れる時に便利です。





こちらも看護師になりたい人向けの資格があります。

先程紹介した資格よりも安いです。看護師専門の単語が出てくる試験です。

ドイツの病院で働きたいお医者さん向けの資格もあります。医療に関する試験です。

お仕事でドイツ語を使いたい人はTelcという資格は安くて便利でお勧めですよ。仕事には使えるし、たくさんあるドイツの州にもこの資格は認められているので、ビザや在留資格等の手続きの為にも、この資格はお勧めです。

このテストはドイツだけではなく、オーストリアとも連携しているので、オーストリアでも資格として認められているところがあります。











▽DTZ

ドイツに住んでいる移民向けの試験になります。国がやっている授業内容は住むこと、観光、友達、買い物、子供の教育などが入っています。このテストは移民の為に作られた資格の為、受験料は安いです。













▽DSH

DSH(Deutsche Sprachprüfung für den Hochschulzugang)と呼ばれる試験で、日本語に訳すと「大学入学のためのドイツ語試験」という意味になります。DSHは民間の会社や団体ではなく、ドイツの各大学が独自に実施しているものです。

DSHはもっぱらドイツの大学において実施され、日本を含む外国から受験することはできません。







各大学、冬学期(10月~)と夏学期(4月~)の直前にそれぞれ1回ずつ実施することが一般的です(年2回)。

試験の内容は、各大学が独自に問題を作成しているため大学により様々ですが、共通しているのは「ドイツ語で大学の講義を理解し、課題をこなすことができるか」という視点に立って問題が作られているという点です。







試験の形式は、話す・聞く・書く・読むの4技能を試すものが一般的です。







また試験の成績はA1~C2によるものではなく、低い方から順に DSH-1, DSH-2, DSH-3 という3段階によって評価され、基本的にはDSH-2以上の成績があれば、ドイツの大学へ正規入学するのに十分な語学力(C1程度)として認められます。







医学部など一部の課程ではDSH-3を必須としています。

名前の通り「大学入学のためのドイツ語試験」であるため、ドイツの大学への正規入学を考えている人におすすめです。

すでに志望大学が決まっている場合は、その大学で実施されるDSHに合格することが、最も近道であると言えます。

ただし、ある大学で受験したDSHの成績が、他大学に出願する際にも同様に認められるかは大学によって対応が異なるので、注意して下さい。

また、あくまでも大学進学希望者を対象とした試験であるため、Goethe Zertifikatのような一般の語学試験の代替と考えることは、あまり望ましくありません。







A1~C2に準じた語学力証明を必要としている人は、別の試験を受験しましょう。

ドイツの大学で勉強した外国人向けの試験になります。試験のレベルはA2またはB1に合格すると大学前の大学に入学する為に準備する学校に入ることができます。大学に入りたいけど、別の資格が必要ですが、大学に入る前の準備学校にはこの資格を持つと入ることができるので、便利です。B2~C1に合格すると、ドイツの大学に入学することができます。















ドイツ国内で使える資格 総まとめ

▽Goethe Institut

対象:若い人から大人まで

レベル:A1~C2

ビザの取得に役に立ちます。

また、飲食店や子供関係の仕事におすすめです。

上級レベルは大学研究職に就きたい人向けになります。








▽Goethe-Test PRO

対象:仕事している方や経営される方向け

レベル:A1~C2








▽Goethe-Test PRO Pflege

対象:看護師になりたい人向け

レベル:B2








▽TestDaF

対象:大学、大学院、研究職向け

レベル:B2~C1








▽Telc

対象:学生や社会人、医療関係に就きたい方やドイツの国籍が欲しい方向け

レベル:A1~C1

授業料が安い試験です。

いろんな種類(医者や看護師など、細かい)の試験があります。








▽TestDaF

対象:移民向け

レベル:A2~B1








▽DSD

大学レベルのドイツ語能力です。

試験レベルが2種類あります。

DSD1:A2~B1レベル

DSD2:B1~C1レベル















私のオススメのドイツ語資格試験選び方

  1. 受験料

  2. 受験がいつ、どこであるのか(HPで確認しましょう!)


便利だからゲーテの方がいいと思っても受験料が高かったり、受験しようと思ってたら、受験場所が遠かったりするので、まずは調べてから申し込みをしましょう!




ドイツ語資格試験合格率を上げる方法

試験内容を理解する必要があります。

  1. 試験内容を確認(試験が何分あるのか等)

  2. 計画的に勉強(毎日〇時間勉強する!など)

  3. ドイツ語の先生に依頼して一緒に勉強する(会話の試験がある場合)

  4. 模擬試験を受ける

5年分の模擬試験を受けて、すべて合格することができたら、試験に合格できると思います。

模擬試験の結果で自分の苦手分野が見えてきます。聞き取りが苦手とわかったら、聞き取りの勉強をもっとしよう!となりますよ。

また、時間を図ることができるので、模擬試験を受けましょう!















それぞれの生活にあった資格があるので、しっかりと準備して試験に臨みましょう!

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ドイツ語で「どういたしまして」はなんて言う??

ドイツ語の「どういたしまして」の表現について紹介いたします。ドイツ語でDanke/ダンケ「ありがとう」と言われたら、なんて言えば良いでしょうか。「どういたしまして」という言葉は日本語では一つの表現しかありませんが、ドイツ語では人やシチュエーションなどによって言葉を使い分けています。

友人知人や両親などの親族に対しては「カジュアルな言い方」を、年上の方や初対面の方では「丁寧な言い方」をします。

「どういたしまして」の「カジュアルな言い方」と「丁寧な言い方」そして他にも「気にしなくても良いよ!という言い方」「勿論だよ!という言い方」など様々なシーンや用途で使う「どういたしまして」を紹介します!

ドイツ語の日常会話でよく使うフレーズ紹介!~ドイツ語で「ありがとう」「どういたしまして」なんていう?様々なシチュエーションで使える表現を紹介します。


今回はドイツ語の日常会話でよく使われるフレーズをご紹介いたします。今回のテーマは感謝の挨拶である、「ありがとう」と、言われた時の返答の「どういたしまして」です。色々な場面や状況によって幾つかの表現があるので、ぜひ使い分けができるようにしましょう。


ドイツ語で「ありがとう」と話しかけてくれたら、都度、しっかり「どういたしまして」応答したいですよね?しっかりマスターして、現地で「ありがとう」と「どういたしまして」を使えるようになって豊かなコミュニケーションができるとドイツ旅行やドイツでの滞在がより充実したものになることでしょう!!


●ドイツ語で「ありがとう」はなんて言う??


まずは、感謝の気持ちを表す「ありがとう」の表現を紹介します。


■ドイツ語の「ありがとう」場面によっていくつかのパターンがあります。深い感謝を伝える場合や、相手に合わせて表現など。ここでは代表的な表現をご紹介します。


 「ありがとう」の表現は感謝の度合いによって1→5に連れて深くなっていきます。

 以下が「ありがとう」の表現の代表的な5つです。


1:Danke

2:Danke schön!

3:Vielen Dank. / Vielen lieben Dank. / Herzlichen Dank.

4:Ich wäre sehr dankbar, wenn…

5:Ich danke… / Ich bedanke mich bei…


上から下へ、感謝の程度が高くなっていきます↓


1:Danke


意味:「ありがとう」

気軽でカジュアルな表現です。


【訳】:ありがとう

【場面】:友人や家族、親戚など、親しい人との日常会話でよく使用されます。

「ありがとう」の定番の表現! 

例 食事などに誘われたときに…
Danke für die Einladung!
(招待してくれてありがとう!)


2:Danke schön!

意味:「ありがとう」

感謝を伝えたい時、いつでもどこでも一番頻繁に使われます。

【訳】ありがとうございます

【使用されるシチュエーション】Dankeより丁寧にお礼を言いたいとき

 

Danke schön. はよく知られたドイツ語の「ありがとう」の表現なので、すでにご存知の方も多いことでしょう。「ありがとうございます」と丁寧に言いたいときは、一般的にこの表現を使います。

 


A:Entschuldigung. Wo ist das Rathaus?
(すみません。市役所はどこですか?)


B:Da drüben.
(あそこですよ。)

A:Danke schön!
(ありがとうございます!)


3:Vielen Dank. / Vielen lieben Dank. / Herzlichen Dank.

【訳】本当にありがとうございます

【シチュエーション】感謝の気持ちをより強く込めたいとき特別な行事(誕生日など)があったとき、特別何かしてもらったときなどに使われます。

 

表現として、左から右に、感謝の度合いが上がっていきます。(Vielen herzlichen Dank. と言うこともできます。)

 

「本当にありがとうございます」の意味で、日常的によく使われるのが Vielen Dank. の表現です。

それ以外の表現は、より心がこもった印象になります。日常的によく耳にするというよりも、誕生日や結婚式をお祝いしてくれた方に送る、感謝の気持ちを伝えるメッセージカードなどで見かけることが多い表現です。


4:Ich wäre sehr dankbar, wenn…


【訳】~してくれたら有り難いのですが・・・!

【シチュエーション】頼みづらいことを頼むとき

「あなたに」と入れて、 Ich wäre Ihnen sehr dankbar. でもOKです。 

例 Ich wäre Ihnen sehr dankbar, wenn Sie mir umgehend antworten könnten.
(すぐにお返事をいただけると、大変有り難いのですが…)


5:Ich danke… / Ich bedanke mich bei…


【訳】~さんに深く感謝の意を述べます

【シチュエーション】メールや手紙など書き言葉で表現で使われるフレーズです。少し硬い表現です。

下の2つの例文のように同じ内容でも、danken と bedanken では後に続く言葉が異なるため、注意が必要です。

 

danken :3格(人)が続くので、「あなた(Sie)」であれば、 Ich danke Ihnen. となります。
例 Ich danke Ihnen für Ihre Hilfe.
(お力添えいただき感謝いたします。)

bedanken :前置詞 bei +3格(人)が続くので、「あなた(Sie)」であれば、 Ich bedanke mich bei Ihnen. となります。
例 Ich bedanke mich bei Ihnen für Ihre Hilfe.
(お力添えいただき感謝いたします。)

また、 Ich bedanke mich im Voraus. などの表現も使われます。
メール本文の最後に書く、 Danke im Voraus. (先行して感謝します=よろしくお願いします)という表現があるのですが、そのより丁寧な形となります。

同じ感謝の気持ちを表すにも感謝の度合いや丁寧さ、場面によって様々表現があります。いろんなパターンの「ありがとう」の表現を覚えて、様々なシチュエーションで使い分けれれるように表現のレパートリーをぜ増やしましょう!


●ドイツ語で「どういたしまして」はなんて言う??


続いては、ドイツ語の「どういたしまして」の表現について紹介いたします。ドイツ語でDanke/ダンケ「ありがとう」と言われたら、なんて言えば良いでしょうか。「どういたしまして」という言葉は日本語では一つの表現しかありませんが、ドイツ語では人やシチュエーションなどによって言葉を使い分けています。

友人知人や両親などの親族に対しては「カジュアルな言い方」を、年上の方や初対面の方では「丁寧な言い方」をします。

「どういたしまして」の「カジュアルな言い方」と「丁寧な言い方」そして他にも「気にしなくても良いよ!という言い方」「勿論だよ!という言い方」など様々なシーンや用途で使う「どういたしまして」を紹介します!


1:Bitte

Danke「ありがとう」と言われたら返す一番簡単な言葉です。「Danke/ダンケ」「Bitte/ビッテ」とのやり取りは友人・知人、両親・親戚など面識があり仲の良い人同士でよく使用されます。

仮につい初対面の方に使ってしまっても、マナーとして相手に不快な印象を持たれることはありません。

しかし、そっけなく少し冷たい印象になってしまうので、なるべく笑顔で話す様に心がけましょう。「ありがとう」のフレーズもセットで覚えておきましょう。ドイツ語の日常会話でよく使う表現の一つです



2:Gerne

「Gerne」は「喜んで」という意味を表します。より具体的に訳すと「自分から進んで、喜んでしたことですから、感謝・礼には及びませんよ。」という表現にになります。「礼には及びません=どういたしまして」というニュアンスとなります。

3:Dafür nicht!

「全然いいよ!」という意味です。ドイツ語圏のなかでも北部(ハンブルクやベルリンなど)でよく使われます。その他の地域ではあまり使わない表現ですし、該当の地域でも目上の人・年上の人に使うと失礼にあたるので、使う際、注意しましょう。


4:Bitte schön

続いて年上の方や初対面の方での丁寧言い方を紹介します。これから紹介する4と5のように、初対面の方とお客様とで多少、言い方が変わる場合があります。



教科書で一番初めに習う基本的な単語です。

どの教科書にも必ず掲載されていますが、この言葉を使う頻度は少ないです。


主にホテルやレストラン、デパートなどで店員さんに「ありがとう」といった時にBitte schönと返されます。

海外で働く場合、アルバイトやインターンシップ先ではよく使う表現になりますので、ぜひ覚えましょう。ちなみにドイツでは日本で言う「お客様は神様」の精神は全く、ありません。お金を払って何かしてもらった時も必ずお礼を言いましょう。こういった文化の違いもしっかり抑えておくことが重要です。



5:Bitte sehr!

面識があり、ある程度仲の良い方には「Bitte sehr!」と返します。初対面の人とのやりとりで、最初は何かお礼を言われたらBitte schönと返すことが多いですが、段々会う機会が増えてくると、ドイツでは比較的早くBitte sehrという様になる人が多いです。


6:Gern geschehen

「Gerne」の丁寧な言い方です。

意味としては「感謝するに及びません。私が喜んで自ら行っただけの事です。」となります。日常的にあまり使いません。



時に相手が申し訳なさや謝罪を込めて「ありがとう」という場面があります。

その時にどう返したらよいのか、以下、紹介します。


7:Kein Problem

Keinは「~無い」という否定を示します。Problemは英語と全く同じ綴りをしている様に「問題」という意味があります。つまり、「問題ない」という意味になります。(ノープロブレム!と同じニュアンスですね。)使う場面としては、誰かの失敗をカバーした時や、申し訳なさそうにされた時に使います。


8:Nichts zu danken

NichtはKeinと同じく「~無い」という否定を示します。「danke」が「ありがとう」という意味を持ちます。したがって、「ありがとうと言われる程でもないよ」という意味になります。誰かが探していた落とし物を偶然にも見つけた時や、相手の分からない所を軽く教えた時に言ったりします。

 

「感謝しなくていいよ!当然の事だからね!」とちょっと得意げに言いたい時はなんて言えばば良いでしょうか。

2つ紹介しますが、1つは発音できるとかっこいいのでぜひ挑戦してみてください。

9:Natürlich!

「もちろんだよ!」「当然さ!」という意味です。少し、得意げに言いたい時などに使います。子どもが両親や先生などに感謝された時にも使います。通常では宿題・課題などをちゃんと、取り組んだかをし聞かれた時や、テスト勉強はしっかりやって、万全かどうかを尋ねられた時にNatürlich !と自信満々に答えます。


10:selbstverständlich!


「当然さ!」という意味を持ちますが、単語として長く、発音も難しいです。

しかし、ドイツ語でスムーズの言えたらかっこよいのでぜひ覚えてみましょう。普段は長いのであまり、使われませんが、ビジネスシーンで使う場合があリマス。その際には、単語だけでは使用せずに、「Das ist doch selbstverständlich/ダス イストドッホ ゼルプストフェアシュテンドリッヒ」と言い、「当然の事をしたまでです」と言う、表現になります。

 


一回限りではなく、気軽に頼んでね?と伝えたい時、なんて言えば良いでしょうか。「いつでも頼ってよ!」と言いたい時のフレーズも紹介します。


11:Jederzeit wieder!

「wieder」は再び、「Jederzeit」はいつでもという意味を持ち、「またいつでもするからね!」と使います。



「どういたしまして」にも様々な所で使い分けがあります。

「こんなに全部覚えられない」となった方は、まずカジュアルな表現から覚えてみましょう。知ることや発音するのも楽しいですが、ぜひ気軽な気持ちで一つ一つの単語を調べて貰えたらと思います。



◆会話力を高めるには実際使うことが肝心!

今回はドイツ語の「ありがとう」「どういたしまして」の表現と、合わせて使える基本的な日常会話のフレーズを紹介しました。どの表現も日常会話で頻繁に使う表現です。ぜひ、覚えてドンドン使ってみましょう。


言語の習得の一番のポイントは、『必要に迫られること』です。


現地の人との様々な会話、活きた言語に触れる機会を増やすことが語学力アップの近道。そういった点で海外留学というのは語学習得の大きな近道と言えます。(現地での生活は、現地の言葉を使う必要に迫られる機会だらけ。)


■まずは、英語→次の言語へのチャレンジとしてドイツ語

小学生から大学生まで長い時間英語を学んできたので、ある程度、読み書きはできる方は多いと思います。であれば、積極的に英語を使う『必要に迫られる機会』の頻度を上げ流ことができれば、英語の上達は可能です。


現在はさまざまなオンラインサービスも多く存在します。相手に伝えたいことを必死に捻り出して、発音が下手くそでも、文法が間違っていても伝わる経験を多くすることが重要です。画面越しに、時にはジェスチャーも交えて必死に伝える。オンラインでいろんな国の人と繋がれるようになったので、発音が悪くてもちゃんと伝わります。


まずは英語を使えるように頑張る。


次に第二外国語へのチャレンジ。おすすめはドイツ語・・。


英語とドイツ語を混在でもいいので、必死に伝える。コロナ禍で留学にいけない現在、逆にオンラインサービスが身近な存在になったので、世界各国の人達と話せる機会は増えています。留学になかなか行けない昨今ですが、語学力をアップする選択肢は以前より豊富になってきます。


思い立ったら、オンライン留学。英語をはじめ、いろんな言語にチャレンジしてキャリアアップに繋げたいものです。



●日常会話でよく使うフレーズをマスターして、ドイツで実際使ってみよう!

今回はドイツ語表現の感謝の挨拶である、「ありがとう」と、言われた時の返答の「どういたしまして」について紹介してきました。「ありがとう」も「どういたしまして」も色々な場面や状況によって幾つかの表現があることがお分かりいただいたことでしょう。代表的なフレーズを覚えて、ぜひ使い分けができるようにしてください。


ドイツ語で「ありがとう」と話しかけてくれたら、都度、しっかり「どういたしまして」応答できるようしっかりマスターして、現地でしっかり日常会話で使えるようになってくださいね。

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ドイツ語で動物園の名前を覚えよう!

Der Hund 犬

Die Katze 猫

Der Löwe ライオン

Der Bär クマ

Der Affe サル

Das Schaf 羊

Das Pferd 馬

Die Kuh 牛

Der Elefant ゾウ

Der Wolf オオカミ

Die Ente アヒル

Der Tiger トラ

Das Schwein 豚

Das Reh 鹿

Der Esel ロバ

Die Giraffe キリン

Die Henne めんどり

Der Pinguin ペンギン

Das Eichhörnchen リス

Der Vogel 鳥

Der Gepard チーター

Das Känguru カンガルー

Die Ziege ヤギ

Das Zebra シマウマ

Der Fuchs 狐

Der Koala コアラ

Die Maus ねずみ

Das Nashorn サイ

Der Eisbär アイスベア

Der Frosch カエル

Der Gorilla ゴリラ

Die Gans ガチョウ

Der Hahn おんどり

Das Kamel キャメル

Der Papagei オウム

Das Nilpferd カバ

Der Leopard ヒョウ

Die Eule フクロウ

Der Schimpanse チンパンジー

Der Alligator アリゲーター

Der Bison バイソン

Das Erdmännchen ミーアキャット

Der Panda パンダ

Die Hyäne ハイエナ

Der Orang-Utan オランウータン

Das Lama ラマ

Die Schlange ヘビ

Der Hamster ハムスター

Der Bieber ビーバー

ドイツ語で動物園の名前を覚えよう!

今回は動物をご紹介します!



Der Hund 犬

Die Katze 猫

Der Löwe ライオン

Der Bär クマ

Der Affe サル

Das Schaf 羊

Das Pferd 馬

Die Kuh 牛

Der Elefant ゾウ

Der Wolf オオカミ

Die Ente アヒル

Der Tiger トラ

Das Schwein 豚

Das Reh 鹿

Der Esel ロバ

Die Giraffe キリン

Die Henne めんどり

Der Pinguin ペンギン

Das Eichhörnchen リス

Der Vogel 鳥

Der Gepard チーター

Das Känguru カンガルー

Die Ziege ヤギ

Das Zebra シマウマ

Der Fuchs 狐

Der Koala コアラ

Die Maus ねずみ

Das Nashorn サイ

Der Eisbär アイスベア

Der Frosch カエル

Der Gorilla ゴリラ

Die Gans ガチョウ

Der Hahn おんどり

Das Kamel キャメル

Der Papagei オウム

Das Nilpferd カバ

Der Leopard ヒョウ

Die Eule フクロウ

Der Schimpanse チンパンジー

Der Alligator アリゲーター

Der Bison バイソン

Das Erdmännchen ミーアキャット

Der Panda パンダ

Die Hyäne ハイエナ

Der Orang-Utan オランウータン

Das Lama ラマ

Die Schlange ヘビ

Der Hamster ハムスター

Der Bieber ビーバー

Die Robbe シール

Das Faultier ナマケモノ

Der Igel ハリネズミ

Der Pavian ヒヒ

Der Strauß ダチョウ

Der Puma プーマ

Der Delfin イルカ

Die Gazelle ガゼル

Der Moschusoche ジャコウウシ

Der Truthahn 七面鳥

Der rote Panda レッサーパンダ

Der Jaguar ジャガー

Das Huhn ニワトリ

Der Schwan 白鳥

Der Kolibri ハチドリ

Der Grizzlybär ハイイログマ

Die Taube 鳩

Der Afrikanische Büffel アフリカンバッファロー

Das Krokodil クロコダイル

Der Schneeleopard ユキヒョウ

Der Elch ムース

Der Tukan オオハシ

Der Lemur キツネザル

Das Kaninchen バニー

Das Stinktier スカンク

Die Schildkröte カメ

Der Otter カワウソ

Die Ratte ネズミ

Der Waschbär アライグマ

Der Adler ワシ

Der Ameisenbär アリクイ

Der Tapir バク

Das Alpaka アルパカ

Der Hai サメ

Das Gürteltier アルマジロ

Die Krabbe カニ

Der Kanarienvogel カナリア

Das Meerschweinchen モルモット

Das Seepferdchen タツノオトシゴ

Der Weißkopfseeadler 白頭ワシ

Der Seestern ヒトデ

Das Rentier トナカイ

Das Backenhörchen シマリス

Das Wiesel イタチ

Der Oktopus タコ

Der Luchs オオヤマネコ

Die Meeresschildkröte ウミガメ

Das Walross セイウチ

Das Perlhuhn モルモット

Der Bonobo ボノボ

Die Ameise アリ

Der Falke ホーク

Der Schmetterling 蝶

Der Flamingo フラミンゴ

Die Biene 蜂

Das Frettchen フェレット

Die Krähe カラス

Der Leguan イグアナ

Die Fliege はえ

Der Fisch 魚

Die Raupe キャタピラー

Der Mensch 人間

Der Grashüpfer バッタ

Der Habicht 鷹

Der Kojote コヨーテ

Das Insekt 昆虫

Der Killerwal クジラ

Der Seelöwe アシカ

Die Eidechse トカゲ

Das Okapi オカピ

Die Qualle クラゲ

Die Möwe カモメ

Das Chamäleon カメレオン

Der Storch コウノトリ

Die Spinne くも

Der Geier ハゲタカ

Der Specht キツツキ

Der Ochse オックス

Die Schnecke かたつむり

Die Fledermaus バット

Die Hummel バンブルビー

Die Biberratte コイプ

Die Grille クリケット

Der Schafbock ラム

Die Zikade 蝉

Der Schakal ジャッカル

Der Hummer ロブスター

Der Tausendfüßler ムカデ

Der Gibbon テナガザル

Der Reiher サギ

Der Brüllaffe ホエザル

Die Hornisse スズメバチ

Der Eisvogel カワセミ

Der Kakadu オウム

Der Marienkäfer てんとう虫

Der Pelikan ペリカン

Die Wachtel ウズラ

Der Goldfisch 金魚

Der Skorpion サソリ

Der Spatz スズメ



ドイツ語でオス、メスの呼び名

上記はオス、メスの区別なく、集合体の呼び名になりますが、次は別の呼び名をご紹介します。

主に家畜の場合、オスかメスかで呼び名が区別されています。犬や猫などを家で飼っている場合は、「雄猫」などと特に区別せず Ich halte einen Hund .(犬を一匹飼っている)という言い方になります。また、去勢された(kastriert)家畜は呼び名が変わります。

牛 Rind

雄牛 r/Stier

牝牛 e/Kuh

去勢牛 r/Ochse

仔牛 s/Kalb




馬 Pferd

牡馬 r/Hengst

牝馬 e/Stute

去勢馬 r/Wallach

仔馬 s/Fohlen




ブタ Schwein

雄ブタ r/Eber

雌ブタ e/Sau

子豚 s/Ferkel




ニワトリ Huhn

雄鶏 r/Hahn

雌鶏 e/Henne

ひよこ s/Küken




ヒツジ Schaf

雄羊 r/Widder

雌ヒツジ e/Zibbe Zibbeにはウサギのメスを指したりもする

子羊 s/Lamm   pl/Lämmer

去勢羊 r/Hammel




犬  Hund

雄犬 r/Rüde

雌犬 e/Hündin

子犬 r/Welpe




猫  Katze

雄猫 r/Kater

雌猫 e/Katze

子猫 s/Kätzchen

ドイツ語でオス、メスの呼び名【例文】

einen Hund halten (犬を飼っている・犬を飼う)

Einen Hund ausbilden (犬をしつける)

Hunde züchten (犬をブリーディングする・養育する)

einen Fuchs zähmen (キツネを手なずける・飼いならす)

eine Katze streicheln (猫を撫でる)

einen Hund füttern (犬にご飯をあげる)

ein Pferd reiten (馬に乗る)

ein Lamm schlachten (仔ヒツジを屠畜する)

ein Reh jagen (シカを狩る)

動物が登場する慣用句

先程も紹介しましたが、猫はドイツ語で「Katze」(カッツェ)と言い、メス猫という意味です。オス猫は「Kater」(カーター)ですが、ドイツ人は日常生活の会話で性別の関係なく、「Katze」を使っています。その一部を紹介します。

▽Naschkatze(ナッシュカッツェ)

【単語】

Nasch(動詞: naschen):甘いつまみ食いをする

Katze:猫

直訳:甘いつまみ食いをする猫

意訳:お菓子や甘いものが大好きな人、よく間食する人

ドイツ人は甘いものが好きな人、そして食事の間、よくおつまみを食べる人を「Naschkatze」と呼びます。この表現がどのように発展してきたかというと、はっきり分りませんが、有力な説が二つあります。一つ目はドイツでは猫はクリームが大好きだと思われていることです。二つ目はつまみ食いをする人と同じように、猫は一日に何回も、少しの量の餌を食べる習性があるからです。

どんな説であっても、食事後、自分の手を満足そうになめる猫はかわいいイメージですね。

▽einen Kater haben

まず、この会話を読んでみてください。

A: 昨日、パーティでたくさん飲んだ。

B: 今日はオス猫飼ってる?

A: 飼ってるよ~

B: 大変ね。

日本人には意味が通じないと思いますが、ドイツ人には問題なく通じます。

【単語】

einen:(ドイツ語で名詞につける「不定冠詞」という文法、英語のa/anに似ている)

Kater:オス猫

Haben:持つ、(ペットを~)飼う

直訳:オス猫を飼っている

意訳:二日酔い

ドイツ人はお酒を飲みすぎて、二日酔いになってしまったことを「オス猫を飼っている」と呼びます。そのおもしろい表現の背景は「Katarrh」(カタル)という古い医学用語からきています。カタルは流行性感冒(インフルエンザ)という激しい風邪の意味ですが、今ではこの言葉はもう使われていません。しかし、Katarrhの発音はドイツ語のオス猫「Kater」の発音に似ているので、ドイツ人は数百年前に、頭痛、吐き気、発汗などの症状でカタルの風邪に似ている二日酔いを、冗談として「(オス猫)Kater」と呼び始めました。「Katarrh」はもう使われていませんが、二日酔いの人は相変わらず「Ich habe einen Kater」(私は猫を飼っています)と言います。

▽Muskelkater

ドイツ人は日本語で「筋肉痛」と呼ばれる痛みを「Muskelkater」(ムスケルカーター)と呼びます。Muskelkaterの構造を見てみましょう!

【単語】

Muskel:筋肉

Kater:オス猫

直訳:筋肉のオス猫

意訳:筋肉痛

体が痛くて、筋肉が動きにくい…。筋肉痛はまるで、病気のようです。その感覚を同じように体が痛くなるカタルの症状に例えて、冗談として、筋肉痛の事を「カタル」の間違えた発音を使い、Muskelkaterと呼び始めたと考えられています。

▽Die Katze im Sack kaufen

【単語】

Die:ドイツ語で女性名詞につける「定冠詞(ていかんし)」という文法

Katze:猫

Im:中(に)

Sack:袋

Kaufen:買う

直訳:袋の中に入った猫を買う

意訳:よく確認せずに買う・よく確認せずに約束する・無理にリスクを冒す

この「袋の中に入った猫を買う」というおもしろいドイツ語の表現の背景は

猫が袋や小箱など狭いところが好きな特性から発展してきた!?と思われがちですが、実は、違います。「袋の中に入った猫を買う」はドイツ人が市場で生きている動物を買っていた時代の表現です。商人は子豚やうさぎなどの動物を売るとき、その動物を中身が見えない麻袋に入れて、客に渡しました。しかし、客に対して、高価な動物ではなく、単なる猫を麻袋に入れて渡す詐欺を働く商人がいました。そのため、客は麻袋をもらった後、もう一度中身を確認しないと、本当に「袋の中に入った猫」を買ってしまうことになりました。今ではもう、ドイツ人は市場で動物を買いませんが、「die Katze im Sack kaufen」の表現は今でもこの意味で使われています。

「よく確認せずに買う」・「よく確認せずに約束する」または「無理にリスクを冒す」

▽um etwas herumgehen wie die Katze um den heißen Brei

直訳:熱い粥の周りを猫のようにうろうろする

意訳:はっきりと言わないこと、奥歯に物が挟まったような言い方をすること

▽müde sein wie ein Hund/hundemüde sein

意訳:ものすごく疲れていること(スラング)

▽wie Hund und Katze

意訳:犬猿の仲(スラング)

▽Du bist ein Mäuschen!:

意訳:私の子ねずみちゃん!

主に年配者から親しい間柄の子どもや若者に対して使います。目に入れても痛くないくらい可愛い!という感じです。両親が自分の子供に使うこともあります(Na, du Maus?といった感じで)

▽blöde Kuh

意訳:この野郎!

直訳はバカな牛。喧嘩した相手に直接言うよりも、悪態をつく時に使うことの方が多いかもしれません。それほどひどい言葉ではありませんが(あの古狸!とかそれくらいのレベル)、使い方には注意が必要です。

▽Schwein haben!

意訳:ラッキー(スラング)

Schwein gehabt!という形で使うことがほとんど。中世の頃の習わしで、競争の最下位の人に豚が与えられたことから、何もしていないのに何かをもらうこと、転じて運がいいことを指すようになったそうです。

▽sich wie ein Elefant im Porzellanladen benehmen

直訳:陶磁器ショップに入った象のようにふるまう

意訳:失礼もしくは不適切なふるまいをする、粗相がある

▽aus einer Mücke einen Elefanten machen

意訳:針小棒大、大げさに言う・捉える


ドイツ語で動物の鳴き声

面白いオノマトペをご紹介します!日本語と比較してみると、似ているものや全然違うものがあり、とても面白いですよ。

▽犬:wau wau,wuff wuff / ワウワウ,ワゥッフワゥッフ

日本語の「わんわん」と似ているので、これは一番わかりやすいと思います。ドイツ語の場合、小さい犬は「wau wau(ワウワウ)」で、大きい犬は「wuff wuff(ワゥッフワゥッフ)」と表現します。

▽猫:miau miau / ミァウ ミァウ

ドイツ語で猫の鳴き声は「miau miau(ミァウ ミァウ)」と、これも日本語の「にゃー」と似ていますよね。発音は異なりますが、「miau」と聞いたら猫のことを言っているなとわかると思うので、猫はドイツでも日本でもあまり変わらないですよね!

▽猿:uh uh / ウー ウー

猿の鳴き声は日本語だと「ウッキッキー」などと表現しますが、ドイツ語で猿の鳴き今回は「uh uh (ウーウー)」と表記しましたが、人によってはもしかしたら違う表現で言う人もいるかもしれません。 ドイツ語をはじめ、ヨーロッパの言語は日本語に比べて擬声語、つまりオノマトペがかなり少ないです。

なので、猿の鳴き声のように擬声語を使って表現されていないもたくさんあります。

▽牛:muh muh / ムー ムー

「muh muh(ムームー)」という鳴き声は、日本語での「モーモー」と似ていますよね。ドイツ語には「muhen(ムーエン)」という「モーと鳴く」という動詞があります。

ドイツ語で動物の鳴き声を表す場合、動詞ありきなのです。その動物の鳴き声の動詞があれば、大抵の場合は「muh muh」のように鳴き声を表す擬声語があります。

▽豚:oink oink,quiek quiek / オインク オインク,クィーク クィーク

豚は「oink oink(オインクオインク)」あるいは「quiek quiek(クィーククィーク)」と表現されます。日本語の「ブーブー」とは全然違いますよね!


ちなみに「grunzen(グルンツェン)」で「ブーブーと鳴く」という動詞があります。ブーブーと鳴くという動詞はあるものの、擬声語で鳴き声を表す場合は「oink oink」か「quiek quiek」なので少しややこしいですよね。

▽ひつじ:mäh mäh / メー メー

「mäh mäh(メーメー)」は、日本語と一緒でひつじの鳴き声を表しています。またヤギも同じ鳴き声です。「mäh mäh」と鳴く動物はヤギと羊ですが、この鳴き声はドイツ人からすると、何か文句を言っているように感じて聞こえます。


ちなみにmähと鳴くことをドイツ語の動詞で「meckern(メッケルン)」と言います。

▽ヤギ:mäh mäh / メー メー

先程紹介したようにドイツ語でヤギの鳴き声は、ひつじと同じで「mäh mäh(メーメー)」です。

▽馬:hühühühü / ヒュヒュヒュヒュー

ドイツ語で馬は「hühühühü(ヒュヒュヒュヒュー)」と表現します。日本語の「ヒヒーン」と少し似てるかもしれませんね。

▽象:töröö töröö / テレー テレー

象は「töröö töröö(テレーテレー)」と表現されます。日本語の「パオーン」とは全く違うので、面白いですよね!

▽虎:aah aah / アー アー

ドイツ語で虎の鳴き声は特に決まった擬声語は表現されることもあまりない動物ですが、強いて表現するのであれば「aah aah (アーアー)」となります。

▽ライオン:uah uah / ウァー ウァー

ライオンも特に決まった表現はありません。「uah uah(ウァーウァー)」が一番使われている傾向があります。

▽ネズミ:piep piep / ピープ ピープ

日本語だと「チュウチュウ」と表現されますが、ドイツ語だと「piep piep(ピープピープ)」と全く違う表現になります。

▽カラス:krah krah / クラー クラー

ドイツ語でカラスの鳴き声は「krah krah(クラークラー)」です。ドイツ語でカラスが鳴くという動詞は「krächzen(クレッヒツェン)」 で、そこから「krah krah」と表現されています。日本語の「カーカー」と何となく似ていますよね。

▽フクロウ:u-uuuuh,huh-huhuhu-huuuh / ウ ウー,フー フフフ フー

フクロウの鳴き声もまた、ドイツ語の擬声語では表せません。強いて表現するのであれば「u-uuuuh,huh-huhuhu-huuuh(ウウー,フーフフフフー)」と表現されることがありますが特に決まっていません

それに比べて日本語の「ホーホー」はわかりやすいですよね。

▽蜂:summ summ / スム スム

ハチは「summ summ(スムスム)」と表現されます。これは、蜂がブンブンするという動詞「summen」に対応しておりそこから由来しています。日本語だと「ブンブン」なので少し違いますが、わかりやすい発音ですよね。

▽カエル:quak quak / クアーク クアーク

カエルは「quak quak(クアーククアーク)」と表現します。日本語だと「ケロケロ/ゲロゲロ」や「クアックアッ」と表現しますよね。そう考えると、日本語の「クァックァッ」に近い表現ですね。

ちなみにカエルが鳴くことを意味する動詞は「quaken(クアーケン)」で、そこから「quak quak」と言うようになったと理解することができます。

▽ハト:ruckediguu / ルッケディグー

ハトの鳴き声は「ruckediguu(ルッケディグー)」です。日本語であれば「ポッポー」と簡単なのに、「ruckediguu」はすごく発音しづらいですよね。

▽ひよこ:piep piep / ピープ ピープ

ひよこは、ネズミと同じ鳴き声「piep piep(ピープピープ)」で表現されます。ひよこは日本語の場合は、「ピヨピヨ」となるのでネズミよりかは日本語に似ていますよね。

▽ニワトリ:kikeriki / キカリキー

日本語の「コケコッコー」とは全く違うので、なぜそう聞こえるのかびっくりしますよね。

ちなみに「krähen(クレーエン)」という動詞は「コケコッコーと鳴く」という意味の動詞です。ドイツ語は動詞と鳴き声を両方一気に覚えると、覚えやすいかもしれません。


▽アヒル:quack quack / クワッククワック

ドイツ語でアヒルの鳴き声は「quack quack(クワッククワック)」です。日本語の場合は「クァックァッ」と表現するので、とても似ていますよね!

なお、ドイツ語のカエルの鳴き声「quak quak(クアーククアーク)」ととても似ているので注意してくださいね。ちなみにアヒルの鳴き声は、ガチョウも同じ「quack quack」の鳴き声で表現されます。

以上、今回は動物の名前や鳴き声、ことわざを紹介しましたが、面白いものばかりだったと思います。ぜひ覚えて、使ってみて下さい!

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ドイツ語生徒からの声【ドイツ語で動物園】 東京上野動物園

こんにちは!マキシーです。

今日はイベントの生徒さんの感想を紹介します。

イベントはどうでしたか。



今日はありがとうございました 楽しい時間はあっという間でしたね

まだ寒暖の差がある季節が続きます

お身体ご自愛ください

Ich werde dich wiedersehen

またお会いしましょう



ドイツ語で新しく覚えた単語はなんですか。

der Flamingo フラミンゴ

das Erdmännchen ミーアキャット

der Nacktmull ハダカデバネズミ

der Schuhschnabel ハシビロコウ

die Maus ネズミ

der Eisbär 白熊

das Rebhuhn 鴨橋

das Schnabeltier ヤマウスラ

これからやってほしいドイツ語のセミナー・イベントはなんですか。

ぜひ、神戸の近くにイベントをやってほしいです!!!!!

マキシー

雨の中、わざわざ来てくれて嬉しかったです。

ゴリラの手と、人間の手のサイズを比べるのは面白かったです。

白熊はすごく近くから見えたので、少し怖かったです。




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【ドイツ人ネイティブ先生】ドイツ語で時間の詳しいルール⏰ ドイツ語の数

今回はドイツ語で時間の言い方を勉強していきたいと思います。

時間の言い方はいろいろあります。日常会話の時間は12時間制となっています。例えば、友達との待ち合わせで朝の7時なのか、夜の7時なのかを確認しながら、約束をします。19時に会おう!とは言いません。

 

まず大事 必要なこと下記になります。

Nach~ (~の後に)

Vor~ (~の前に)

Viertel (15分(4分の1))

Halb (30分(半分))

ネイティブのドイツ人にとっても難しく、理解が大変ですが、大事なことなので是非覚えましょう!

今回はドイツ語で時間の言い方を勉強していきたいと思います。

時間の言い方はいろいろあります。

ネイティブのドイツ人にとっても難しく、理解が大変ですが、大事なことなので是非覚えましょう!

 

ドイツ語で12時間制(話し言葉)

まず、日常会話の時間は12時間制となっています。例えば、友達との待ち合わせで朝の7時なのか、夜の7時なのかを確認しながら、約束をします。19時に会おう!とは言いません。

 

まず大事 必要なこと下記になります。

Nach~ (~の後に)

Vor~ (~の前に)

Viertel (15分(4分の1))

Halb (30分(半分))

 

大体、きりの良い時間に待ち合わせをすると思いますが、日本人だと○時もしくは○時半集合が大半かと思います。

一方、ドイツは15分刻みに待ち合わせをすることが多いです。(○:00、○:15、○:30、○:45)

ここが日本人とドイツ人の感覚の違いがありますね。

ちなみに仲良のいい友達との待ち合わせだと、バスが7:02に来る場合、7:01にバス停集合!となります。

友達だと中途半端な時間帯に待ち合わせをする場合もありますが、仕事関連だと15分刻みが多いです。

 

ドイツには半分という考え方がありまして、○:30だと1時間の半分ですよね。ドイツ語だと次のような複雑な言い方をします。

5:30 → halbn sechs(6時まであと30分)

7:30 → halb acht(8時まであと30分)

10:30 → halb elf(11時まであと30分)

 

この言い方はネイティブでも間違えます。

聞いている方が間違えやすいので、メールやチャット等で再確認をすることをお勧めします。

ネイティブが間違えやすいので、日本人も間違えやすいと思いますよ。

 

 

▼Nach~ (~の後に)

7:05 fünf nach sieben (7時の5分後)

2:15 viertel nach zwei(2時の15分後)

1:03 drei nach eins (1時の3分後)

13:10 zehn nach eins (1時の10分後)

13:15 Viertel nach eins (1時の15分後)

13:20 zwanzig nach eins (1時の20分後)

 

 

▼vor~ (~の前に) 20分から29分の言い方

20分から29分の言い方は「前」の感覚でvor ~(~の前に)を使います。

順番に気を付けて使いましょう!

例えば・・・

13:20  zehn vor halb zwei (1時半の10分前)

13:25 fünf vor halb zwei (1時半の5分前)

 

 

この言い方はドイツ人でも難しいので時計通りの言い方をする人もいます。

親や祖父母等の世代はこの難しい言い方をする人もいるので、必ず文字にして再確認することをお勧めします。

 

 

▼nach 〜 (〜の後に)  31分~40分の言い方

31分~40分の言い方はnach 〜 (〜の後に) を使います。

30分になってから何分経ったかの表現になります。

7:35 fünf nach halb acht (7時半の5分後)

13:35 fünf nach halb zwei (1時半の5分後)

13:40 zehn nach halb zwei (1時半の10分後)

 

 

▼vor 〜 (〜の前に)  40分〜59分までの言い方

40分〜59分までの言い方はvor 〜 (〜の前に) を使います。

5:50 zehn vor sechs (6時の10分前)

13:40 zwanzig vor zwei (2時の20分前)

13:45 Viertel vor zwei (2時の15分前)

13:50 zehn vor zwei (2時の10分前)

13:55 fünf vor zwei (2時の5分前)

 

 

▼ドイツ語で〜時すぎ、〜時前の言い方

日本語と同じように、「〜時すぎ」、「〜時前」という表現もあります。

ドイツ語では、日常会話 (12時間制の言い方) では、1分や3分など、1〜4分の細かい数字は言わないことが多く、そのような場合は「〜時すぎ」「〜時前」 のような表現をします。

 

kurz (少しの間)

kurz nach (少し過ぎている)

kurz vor (少し前) = gleich

gleich (まもなく) = kurz vor

 

13:01〜13:04

kurz nach eins (1時すぎ)

13:26〜13:29

 kurz vor halb zwei (1時半前)

gleich halb zwei (まもなく1時半)

13:31〜13:34

kurz nach halb zwei (1時半すぎ)

13:56〜13:59

kurz vor zwei (2時前)

gleich zwei (まもなく2時)

 

 

▼東・南ドイツ・オーストリアの時間に関する言い方

東ドイツ・南ドイツの一部・オーストリアでは、15分・45分を違う言い方をします。

 

「次の時間に向かって何分進んだか」という考え方をします。

実際の時間より先の時間を言わないといけないので、気をつけてください。

【東ドイツの場合】

13:45 drei Viertel zwei (2時に向かって15分×3 進んだ)

地方によって言い方が違います。

 

 

▼ドイツ語で午前・午後

6:00 〜 10:00   morgens/ früh(朝に)

10:00 〜 12:00 vormittags(午前に)

12:00 〜 14:00 mittags(お昼・午後に)

14:00 〜 18:00 nachmittags(午後・夕方に)

18:00 〜 22:00 abends(夜に)

22:00 〜 6:00   nachts(夜遅くに)

24:00 (0:00)     Mitternacht / mitternachts (深夜0時に)

 

例文

Der Zug faehrt um halb sieben von hier ab.

(その列車は「7時の半分」(=6時30分)にここを出発する。)

 

Das Konzert beginnt um fuenf vor halb zehn.

(そのコンサートは「10時の半分の5分前」(=9時25分)に始まる。)

※halb:2分の1

 

Das Konzert beginnt um Viertel vor sechs.

(そのコンサートは「6時の15分前」(=5時45分)に始まる。)

※Viertel:4分の1

 

 

24時間制(書き言葉)

12時間の時間制にした方が正しいので、メールでのやり取りは24時間制になります。

今まで紹介した言い方は話し言葉でしたが、これから紹介する24時間制の表現は書き言葉です。

ちなみに、私は正式な24時間制の言い方は話し言葉でも使っています。5分前や15分前等は混乱するからです。

一方、親や祖父母世代は12時間制の言い方をするので、どちらも覚える必要があります。

また、ゲーテ(Goethe)のA1の試験で必ず出るので、このポイントは絶対に覚えた方がいいです!!!

 

24時間制の言い方は簡単ですよ♪

 

時間 + Uhr + 分 の順に数字を読むだけです!

 

8:15 acht Uhr fünfzehn

12:30 zwölf Uhr dreißig

17:50 siebzehn Uhr fünfzig

19:12 neunzehn Uhr zwölf

20:15 zwanzig Uhr fünfzehn

23:30 reiundzwanzig Uhr dreißig

 

▼ドイツ語で00分の時

9:00 neun Uhr

13:00 dreizehn Uhr

20:00 zwanzig Uhr

 

ドイツ語で「〜時ちょうど」と言う時は、genau, punkt, exakt を使います。

Es ist genau 8 Uhr.

Es ist punkt 8 Uhr.

Es ist exakt 8 Uhr.

 

 

24時間制(digitale Uhr)/12時間制(normale Uhr)

16:00(16.00 Uhr):vierzehn Uhr/vier (Uhr)

16:05(16.05 Uhr):vierzehn Uhr fuenf/fuenf nach vier

16:15(16.15 Uhr):vierzehn Uhr fuenfundfuenfzehn/(ein) Viertel nach vier

16:25(16.25 Uhr):vierzehn Uhr fuenfundzwanzig/fuenf vor halb vier

16:30(16.30 Uhr):vierzehn Uhr dreissig/halb fuenf

16:35(16.35 Uhr):vierzehn Uhr fuenfunddreissig/fuenf nach halb fuenf

16:45(16.45 Uhr):vierzehn Uhr fuenfundvierzig/(ein) Viertel vor fuenf

16:50(16.50 Uhr):vierzehn Uhr fuenfzig/zehn vor fuenf

17:00(17.00 Uhr):fuenfzehn Uhr/fuenf (Uhr)

 

 

書き方

時刻の書き方は、ほぼ日本と同じで、基本的にはコロンで区切るだけです。

なお、正式な書き方は、その後にUhrを付けます。

 

13:50

13:50 Uhr

 

24時時間制では、Uhr(時)を付けても、付けなくても大丈夫です。

一方、12時間制はUhr(時)を付けない方が自然です。

 

 

聞き方

時間の聞き方は2つの言い方があります。

 

Wie spät ist es? / Wie viel Uhr ist es?(何時ですか?)

 

Wie spät ist es? の方がよく使われるので、こちらをまず覚えましょう!

 

答える時は、

Es ist 〜.

と答えます。英語の It is 〜.と同じ意味になります。

 

なお、spät = 遅い という意味で、直訳すると「どのくらい遅いですか?」という意味ですが、「何時ですか?」という意味になります。

 

別れ際に言う、Bis später!(また後で)も、この spät が使われていますよ。

 

Wie viel Uhr ist es? は、少し堅い言い方になります。

日常会話ではあまり使わないので、聞いたときに分かるようにだけしておきましょう💡

 

Wie spät ist es?(何時ですか?)

Wie viel Uhr ist es? (何時ですか?)

 

12時間制:Es ist zwölf.(12:00です。)

24時間制:Es ist zwölf Uhr.(12:00です。)

 

12時間制:Es ist zwei nach halb sechs.(5:32です。)

24時間制:Es ist fünf Uhr zweiunddreißig. (5:32です。)

 

12時間制:Es ist Viertel vor fünf.(4:45です。)

24時間制:Es ist vier Uhr fünfundvierzig. (4:45です。)

 

 

▼ドイツ語で「〜時から〜時まで」と言う時の前置詞

von 〜(〜時から)

bis 〜(〜時まで)

von 〜 bis 〜(〜時から〜時まで)

 

Ich arbeite am Montag von 9 bis 17 Uhr.

Von 9 bis 17 Uhr arbeite ich am Montag.

(私は月曜日に9時から17時まで働きます。)

 

ドイツのお店の営業時間は本当に短いので、かならず確認するようにしてください。

ちなみに、ドイツでは店の営業が可能な時間は法律で制限されています。20時以降と日曜日・祝日は営業が禁止となっています。ガソリンスタンド・駅ビルにある店等、一部の例外はありますが、スーパーやデパートは基本的に閉まっているので、気を付けましょう!

 

 

▼ドイツ語で「だいたい」の時間の聞き方

おおよその時間を聞く時は、ungefähr をつけます。

 

Wie viel Uhr ungefähr ist es?(だいたい何時ですか?)

Wann ungefähr kommst du am Bahnhof an?(だいたい いつ頃に駅に着くの?)

※聞く時は gegen ではないので気をつけましょう!

 

「おおよその時刻」を表すには前置詞gegenを使います。

Er kommt gegen 9Uhr. (彼は9時頃に来ます)

 

以上のように、前置詞 gegenや「およそ」という意味の副詞 ungefährを用いると「○時頃」というおおよその時間を表すことができます。

 

gegen 5/ungefähr 5= 5時頃

*この場合はUhrはつけません。

 

質問文:ungefähr

答える時:gegen

 

【例文】

Wann ungefähr kommst du?(だいたい何時頃に来る?)

Ich komme gegen 8./Ich komme ungefähr 8.(8時ぐらいに行くよ!)

※gegenは質問する際には使いませんが、ungefährは質問・受け答えどちらでも使えます。

 

 

他にも「だいたい(おおよそ)」の時間の伝え方があります。

Kurz(頃)

Gleich(もうすぐ)

 

【例文】

Kurz vor zwei(2時ちょっと前)→「1:58」に使います。

Gleich zwei(もうすぐ2時)→「1:58」に使います。

Kurz nach zwei(2時ちょっと後)→「2:02」に使います。

 

 

ドイツ語で時間に関する単語

Stunde 時間(単位)

Minute 分

Sekunde 秒

Uhrzeigersinn 時計回り

Uhrzeiger 時計の針

Stundenzeiger 時針

Minutenzeiger 分針

Zeiger 針

Zifferblatt das 文字盤

 

 

ドイツ語で時間に関する表現

時間に関する表現をいくつかご紹介します。

 

Wann stehen Sie jeden Morgen auf?(毎日何時に起きますか?)

Ich stehe morgens um halb sieben auf.(朝6時半に起きます。)

 

Morgen Nachmittag gegen zwei?(明日の午後2時頃にする?)

Lass uns am Mittag um Viertel vor eins treffen!(お昼の1時に会おうよ。)

 

Wir redeten bis um vier.(私たちは4時まで話をした。)

 

Bis wie viel Uhr muss ich mich anmelden?

(何時までにチェックインする必要がありますか? (ホテルで))

 

Ab wie viel Uhr beginnt die Sitzung?(会議は何時からですか?)

Ab halb drei nachmittags beginnt die Sitzung.(午後2時半から会議です。)

 

Er wartete eine dreiviertel Stunde auf seinen Freund.(彼は友人を45分待ちました。)

 

Es ist kein Problem. Ich bin rechtzeitig.(大丈夫です。間に合います。)

 

Von wann bis wann sind die Arbeitszeiten?(勤務時間は何時から何時までですか?)

Wir arbeiten von morgens neun Uhr bis nachmittags um fünf.

(朝9時から午後5時までです。)

 

Wann gehen Sie abends schlafen?(夜は何時頃に寝ますか?)

Normalerweise schlafe ich gegen zwölf Uhr.(普段は12時頃に寝ます。)

 

Samstags sind die Geschäfte von 9 Uhr bis 15 Uhr öffnen.

(そのお店は土曜日は午前9時から午後3時まで営業しています。)

 

Ich erledigte die Arbeit in einer Stunde.(私はその仕事を1時間で片付けました。)

 

Ich fliege heute Nachmittag mit der Maschine um zwei Uhr.

(午後2時の便で行きます。)

 

Hast du Zeit, mit mir ins Kino zu gehen?(映画に行く時間ありますか?)

 

Die Sendung wird jeden Sonntag um 20 Uhr ausgestrahlt.

(その番組は毎週日曜日の8時から放送されます。)

 

Ich glaube, das Baseballspiel hat schon angefangen. – Oh! Ich habe total die Zeit vergessen.

(野球の試合がもう始まっていると思う。- あ! 時間をすっかり忘れてた。)

 

Wann treffen wir uns am Samstag?(土曜日は何時に会いますか?)

Welche Uhrzeit passt zu dir?(何時だと都合がいい?)

Um 10:30 Uhr wäre es für mich am besten.(10時30分が一番ちょうどいいね。)

 

 

前置詞まとめ

▼um 「いつ (時間)」

umは正確な時間を示す時に使用します。

 

【例文】

Ich bin heute um 8 Uhr zur Arbeit gekommen.(今日は8時に出社したよ。)

Wann treffen wir uns morgen?(明日は何時に会う?)

Um 13 Uhr 15.(午後1時15分だね。)

 

 

▼gegen「いつごろ」

gegenは「~時頃」といったおおよその時間を指して使われます。

 

【例文】

Gegen 18 Uhr treffen wir uns hier!(午後6時くらいに集まろう!)

Ich hole euch gegen sechs Uhr mit dem Auto ab.(六時頃車で迎えにいきます。)

Wir waren nicht vor 4 Uhr früh zu Hause.(朝の4時頃まで盛り上がりました。)

Er wird gegen vier Uhr hier sein.(彼は4時頃には戻ると思います。)

 

 

▼innerhalb 「~の時間内に」

innerhalbは「~の中に」という意味の前置詞です。

時間を指す単語とともに使えば「~の時間内に」といった意味となります。

 

【例文】

Bitte kommen Sie innerhalb der Öffnungszeiten.(営業時間内に来て下さい。)

Ich werde Sie in zwei Stunden anrufen und Ihnen den genauen Übergabeort nennen.

(2時間以内に電話をします。)

Wir müssen bei null anfangen, und es sind keine 24 Stunden mehr.

(24時間以内に 仕上げなきゃなければいけません。)

 

 

▼außerhalb 「~の時間外に」

außerhalbはinnerhalbとは対象的に「~の外に」という意味の前置詞です。

時間を指す単語とともに使えば「~の時間外に」といった意味となります。

 

【例文】

Was führt Sie außerhalb Ihrer Dienstzeit her?(勤務時間外に何故ここにいるのですuberか?)

Verlegen Sie die Kundengewinnung ggf. auf Termine außerhalb der Geschäftszeiten(必要に応じて、業務時間外に電話をします。)

Für die meisten Standorte ist es möglich, einen Mietwagen außerhalb der Öffnungszeiten zu reservieren.

(ほとんどの場所でレンタカーを営業時間外に利用することは可能です。)

 

 

▼über 「~にかけて」

überは未来の期間を予定の期間や日時を指して使われます。

 

【例文】

Wir fahren über das Wochenende in die Berge.

(私たちは週末にかけて山に行ってきます。)

 

 

▼für 「~の間」

fürは予定の期間や日時を指して使われます。

 

【例文】

Wie lange bleiben Sie in Berlin?(どのくらいの間ベルリンにいますか?)

Ich bleibe nur für zwei Tage.(たった2日間です。)

 

 

▼in + 〜時間「〜(時間)後に」

Wann beginnt der Kurs?(何時に授業始まる?)

Der Kurs beginnt in 20 Minuten.(20分後に始まるよ。)

 

【例文】

In einer Stunde komme ich wieder.(1時間後にまた来ます。)

Versuche es in 24 Stunden noch einmal.(24時間後にもう一度お試しください。)

 

 

いかがでしたでしょうか。

ドイツ語での時間の言い方は複雑なので、難しいかと思います。

必ず、再確認して、待ち合わせ等に送れないように気を付けましょう!

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ドイツ語で眠い🥱💤 初心者向けに覚えた方がいいフレーズと単語 A1

仕事や勉強で疲れた時、または早起きした時、寝不足の時…「我慢出来ないほど眠い!」そんな時ありますよね?

今回は「眠い」というテーマで、ドイツ語の単語やフレーズをご紹介します。

実はドイツ語には様々な眠さのことわざや表現方法があります!

また「疲れ」についても解説しますよ!

発音の仕方はこの記事の動画を参考にしてみて下さい!動画の私と一緒に発音してみましょう!

■まずはドイツ語で「寝不足」を伝えるフレーズから!

眠さにも色々ありますが、まずは寝不足を伝えるフレーズについて触れていきましょう。

「Ich habe nicht genug geschlafen.」

(私はあんまり寝ていません。)

寝不足をシンプルに伝えるフレーズです。

"geschlafen(寝た)"が"nicht genug(足りていない)"と否定される為、上記の意味になります!

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■まずはドイツ語で「寝不足」を伝えるフレーズから!

眠さにも色々ありますが、まずは寝不足を伝えるフレーズについて触れていきましょう。

「Ich habe nicht genug geschlafen.」

(私はあんまり寝ていません。)

寝不足をシンプルに伝えるフレーズです。

"geschlafen(寝た)"が"nicht genug(足りていない)"と否定される為、上記の意味になります!



■次はドイツ語で「眠さ」を伝えるフレーズ!

「Ich bin ein bisschen schläfrig.」

(少し眠いです。)

これはシンプルに眠さを伝えるフレーズになります。

"schläfrig"は"眠い"という意味です。

意味が少し違うパターンとして"dösig(居眠り)"という単語があります。

これを使った例文は以下になります。

「Ich bin ein bisschen dösig.」

(私は少し寝ぼけています。)

寝起きで頭がボーっとしている時に使えますよ!




■「疲れ」からくる眠さのフレーズは現代人には必須!ドイツ語を覚えてみよう

仕事、勉強、掃除や洗濯…やる事がいっぱいあり過ぎて日々疲れていませんか?

そういう時はこのフレーズを使ってみましょう!

「Ich bin total übermüdet.」

(私は完全に疲れ果てています。)

これは"あまりよく眠れていない"という意味もあります。

"übermüdet"は"疲れた"という意味の単語で、上記の例文の様に使用します。

また「私は眠いので、自分の時間でゆっくりとしたいです。」という時はこのフレーズを使ってみましょう。

「Ich bin ein bisschen müde und brauche meine Ruhe.」

(私は少し疲れているので、休息が必要です。)

疲れ切ってしまった時、リフレッシュする為の自分の時間は必要不可欠ですよね!

■ドイツ語で動物を使った特殊な「眠い」に関する表現方法を紹介!

日本語でも、動物を使ったことわざがありますよね?

実はドイツ語にも同じように、動物を使った単語や、フレーズがあります!

例えば…

"hundemüde"

(犬のように眠い)

これを使用した例文はこういうものがあります。

「Ich bin hundemüde.」

(私はとても眠いです。)

"hundemüde(犬の様に眠い)"はどういう表現からくる言葉かというと、"Hunde(犬)"は基本的に家の中で良く寝ているという印象がドイツでは強い為、眠さを強調する言葉になります。

つまり、"Hunde(犬)"を"müde(疲れた、眠い)"と合わせる事により、とても眠いという意味になるんですね!

また、他にドイツには豚に縁のある文化が多数あるように、"saumüde(豚の様に眠い)"という単語もあります。

これも上記の"hundemüde"と同じく、"Sau(豚)"を"müde(疲れた、眠い)"と合わせる事により、とても眠いという意味になります。

これを使用した例文はこういうものがあります。

「Ich bin saumüde.」

(私はとても眠いです。)

ポイント💡

「Ich bin hundemüde.」よりも「Ich bin saumüde.」の方が強い意味合いで使われます!

覚えておきましょう!






■ドイツ語で「死ぬ程疲れてるよ!」『眠すぎて私はもうダメ!もう無理!』!ジョークを交えた表現!

繁忙期終わった後やスポーツの猛練習が終わった後に「死ぬ程疲れてるよ!」というワードを言っていたり、友達が言ってるのを聞いたりした事はありませんか?

これ、ドイツ語にもあるんです。

「Ich bin todesmüde.」

(私は死に掛けているように眠いです。)

まさに!という意味ですよね。

または、『眠すぎて私はもうダメ!もう無理!』と言う場合はこちら。

「Ich bin ganz geschafft.」

(私はもうおしまいだ。)

『限界まで動いてもう体が言う事聞かないよ…』と言う場合はこちら。

「Ich bin ganz kaputt.」

(私は壊れた。)

こういう比喩を交えた言い回しが使える様になると、一つ上のランクの会話が出来るようになって面白いですよ!

ジョークを交えた表現をしたい時だったり、限界近くまで疲れて眠い事、疲れている事を相手に伝える場合に使用してみましょう!







■様々なシチュエーションの「疲れた」ドイツ語フレーズ集!

「Ich bin ganz schlapp.」

(私は体力的にぐったりしています。)

"schlapp"は"ぐったりとした"という意味の単語なので、疲れているというニュアンスで使用する事が出来ます。

「Ich bin ganz erschöpft.」

(私はとても体力的に疲れています。)

"erschöpft"は"疲れ果てた"という意味の単語です。

上記の"total übermüdet"とほぼ同じ意味合いです。

「Ich bin fix und fertig.」

(私は疲れ果ててクタクタです。)

実は"fix und fertig."は特殊な言い回しで、いくつかの意味があります。

「すっかり完成している」「準備万端整っている」「疲れ果ててクタクタ」と色んな意味がありますが、会話の流れで意味が変わるので、少し難しい使い方になります。

これが使えたら上級者ですね!

「Ich bin total ausgepowert.」

(私は完全に疲れ果てています。)

これはジムに行ったりして全てを出し切った時などに使います!







■ドイツ語のmüdeについて

"müde"は「疲れて眠い」と「疲れた」と「飽きた」の大まかに分けて三つの意味を持ち合わせています。

つまり"何かに対して眠い"というのは、"何かに対して疲れた"、"何かに対して飽きた"、という意味になります。

少しネガティブな意味の言葉なので、誤解されずに「疲れた」と言いたい時の表現は、上記の「疲れた」フレーズ集を参考にしてみて下さい!













今回は以上となります!

寝不足を伝えるフレーズや、身体が疲れている時、動物を使った表現や、ジョークを使った軽快な言い回しのフレーズ等を紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?

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今日も最後まで授業を聞いてくれてありがとうございました!

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